日本は春夏秋冬、四季折々に自然の風物、行事が24の気と72もの候という区分にいろどられ、飽きるということがない。芒種とは麦や稲など穂のでる植物の種をまく頃という意味合い。麦の刈り取りが終わり、田んぼに水が張られ育てた苗を田植えする時節。時は芒種の末候、「梅子黄なり」と称して梅の実が熟して色づき落ち始める頃というわけ。
(雲と宝満山と水田)
時節のキーワードは暦の入梅、旬の魚介はすずき、旬の果物は梅、旬の草花はすいかずら、旬の行事は6月第三日曜日「父の日」である。アメリカワシントン州で男手ひとつで育てられた女性が父への感謝をと提唱したのが始まりらしい。
妻も私も誕生月は5月、だからバースデイと母の日、父の日は合体、プレゼントは1回に集約。軽キャンに積んでいたブラウンのシェイバーが先般使おうとした時、ひげにひっかかった。見てみると刃が一部欠けていた。もう10年くらいになる代物。替え刃があるらしいが結構値が張る。基本機能だけなら新品がかえる。そんな話をもらしていたら嫁いだ娘からブラウンシェイバーが贈られてきた。風呂でも使えるようだ。「ありがとう、サンキュウベリーマッチ!」早速、ラインで返信。
ちょっとした手土産もふくめて贈り物というのは実にうれしいものである。
息子からは図書券を贈ってくれた。内田康夫旅情ミステリーは図書館のお世話になっているが、佐伯泰英の「空也十番勝負青春篇」など新刊文庫本などは図書館に蔵書されていない。聞くところによると出版業界から文庫本は図書館におかないでほしいとの陳情があったとか?!まあ出版業界も若者の本離れなど、業界環境も大変なようですがね・・・・