
「いとしのニーナ」に引き続き、こちら。「いとしのニーナ」と同じ作者さんの本で、隣に置かれてあった故読んでみる事に。内容としては、W不倫のお話しになっているのだけれど、それぞれの妻と夫も含め、人間の本心が垣間見え、家庭を築いて行くと言う事は、全て駆け引きで成り立っているのだと、私的にはそう感じたのだった。詳細はこちらにて。お互い家庭はありつつも、お互いの真の相手(妻や夫)ではなく、違う人に安らぎを求めてしまっている。割り切った付き合いなのだと頭では理解をしていながらも、実際は全く割り切る事など出来ず。割り切った付き合いなのだと理解をした上で、お互いがお互いを求める気持ちが同等なのであれば、不安になったり苛立ちを感じたりする事などせずに居られるのかもしれないけれど、実質、お互いが同等の気持ちである事など有り得るのだろうか。私にはそうは思えない。きっと、どちらかの気持ちの方が多いし、少ないからである。何か、色々と考えてしまったり。