スパゲッティな日々

いわゆる「マカロニウエスタン」に翻弄される日々のことである。

All'ultimo sangue - 地獄の幌馬車(TV)

2007年05月04日 | Weblog
ニコ・フィデンコ第3弾。

いやいや、これはなんと36曲の収録だ。
これでもか、これでもか!という勢いでChalecoのテーマが、アレンジを変えて登場する。

映画そのものは、「さすらいの一匹狼」と「情無用のコルト」から拝借したフィルムを
ところどころに挿入した、全く興ざめの作品なのに、どうしてこんなにたくさんのトラック
があるんだろう?と不思議に思う。



メインタイトルの映像は、「さすらいの一匹狼」のメインタイトルと全く同じ。



も少しなんとかならなかったかなあ…

ということで、この作品があるのも、このニコ・フィデンコの音楽のおかげだ。

コミカルで、軽快なトラックから、スケール感やスピード感を感じさせるアレンジのトラック
まで、バラエティに富んだ音作りを楽しむことができる。

いずれにせよ、制作から40年も経った今日、こんなアルバムが発売されるのは奇跡に近い。
ジャケットのデザインなども、文句なしに素晴らしい。
決して安い買い物とは思わないが、価値ある出費だと思う。

今後の珍品リリースを影ながら応援しています!