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スパゲッティな日々

いわゆる「マカロニウエスタン」に翻弄される日々のことである。

マカロニ・ロケ地探訪の旅 ローマ編 第一日目

2019年12月21日 | Weblog
男らしくローマ観光なんぞ目もくれず、ひたすら郊外のロケ地をうろついていた旅から帰ってすでに一か月半を過ぎてしまいました。

写真などは手軽なFacebookに投稿したりはしておりましたが、なかなか腰を落ち着けてブログに記す時間がとれないでおりました。

少しづつ旅の様子を書き記していこうかと思います。

まず第一日目に訪れたのは、ローマから南に車で1時間半ほどの場所に位置するアンツイオの海岸にある「トル・カルダーラ」という

自然保護区です。

ローマの南東に位置する火山のためにこのトル・カルダーラでは硫黄ガスが噴出していて独特の地形を形成しています。

あのジャンゴが雨の中、棺桶を引きずって現れた荒野です。

マリアが縛られて鞭打ちされていた丘、ジャンゴが用心鉄を歯で食いちぎり奇跡の6発を撃ち込んだ墓場でもあります。

トル・カルダーラは自然保護区であり、厳重に保護されていて勝手に内部に立ち入ることができないようになっています。

概観は海岸側から確かめることにしました。



その時に撮ったものがトップに掲げた写真です。

カメラを回すと、そこには広大なティレニア海が広がっています。




正面の入り口から「荒野」に向かいますが、なかなか目的地にたどり着けません。



何度も何度も、あのジャンゴが棺桶を引きずっていた「荒野」に辿り着く道をさがしたのですが、とうとう見つけることが出来ませんでした。

何度も訪れたことのある老人に尋ねたら、もう何年も前からその区域は立ち入り禁止になっているそうです。

硫黄ガスの噴出が激しくなってしまったのかも知れません。

あたりは硫黄の臭いが充満しています。

ジャンゴは、硫黄の臭いを嗅ぎながら棺桶を引きずっていたことが分かっただけでも十分でした。





展望の利く場所から、ようやくマリアが鞭打ちにあっていた丘を展望することが出来ました。

木々が生い茂り、底なし沼は緑で覆いつくされていました。









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