スパゲッティな日々

いわゆる「マカロニウエスタン」に翻弄される日々のことである。

「遺恨10年二代目ジェームス」TV

2010年09月27日 | Weblog
なんと日本的なタイトルでしょう。
高校1年の冬、12月16日に見たことになっていますが、もうすっかり忘れてしまいました。

他に、「決闘1対7」「奴らは俺が殺る」というタイトルでTVで放映されていると思います。

ほんと、当時のTV放映マカロニの主演に、ロバート・ハンダーが多かったように思いますが、
ジェンマと並ぶ超有名なマカロニ俳優なんだと思い込んでいました。



昨年、スペインでロケーションを確定しました。



ラバニーノのスコアですが、聞けば納得していただけると思いますが、「荒野の渡り者」といっしょです(笑)。

二代目ジェームス メインタイトル



「Sapevano solo uccidere」

2010年09月24日 | Weblog
「真昼の一匹狼」「ゴーストタウン番外地」のアメリゴ・アントン監督の作品ですが、ラヴァニーノの
音楽がとても気に入っています。
犬の散歩なんかに出かけた時、ふとこのメロディを口笛で吹いてしまうんです。
ラヴァニーノの音楽って、どこか哀愁と感傷の味がたっぷりですよね。

今日、ふと、この作品のメインタイトルのことを思い出しました。
短いものですが、なかなか味のある印象的な小品だと思うのです。

あまりなじみのないタイトルかも知れませんが、フランスで発売されたラヴァニーノの作品集に収録
されていた作品です。

例によってアニメ調なのですが、どこかアメリカンなイラストです。
あか抜けしていないところが好感持てますよね。

メインタイトル(wmvファイル 5M)

これは、ぜひCD化して欲しい作品のひとつです。

マカロニ大会のこと

2010年09月19日 | Weblog
いつもぎりぎりになってのお知らせで大変恐縮です。

大会の開催を今年の11月をめどに、会場と話を進めてきたのですが、諸事情で年内の開催が
不可能になってしまいました。

楽しみにしておられたファンの皆様には、大変申し訳なく思っています。
もっと早くお知らせすべきだったのですが、これまた諸事情ありまして…本当にごめんなさい。

ともあれ、年が明けたら早々に開催できるよう会場との話し合いを進めている状況です。
映写と無理難題なパーティで2部屋を使うため、なかなか予約がとれない状況にあるのです。
加えて、会場のホテルのスタッフに「マカロニ大会」なるものを知る人がいなくなってしまい、
融通が利かなくなってしまったということもあります。

いずれにしても、開催日が決定しましたら出来る限り早くお知らせいたしますので、どうか皆様の
ご理解をいただけますよう、重ねてよろしくお願いいたします。

以上、業務連絡でした。


さて、先だってイギリスでリリースされた「The man called noon」のDVD。
これは本当に嬉しいリリースでした。
だいたいのストーリーは把握しているのですが、細かいことがよく分かりません。
あまりに綺麗な画質で感激したので、より物語を詳しく知りたいと思い、ルイス・ラムールの原作を
読むことにしました。

当然、映画と原作とでは、若干の違いはあるとは思いますが、原作を読めばなんとかなるかと…

ただ、英語なので斜め読みは出来ず、簡単な英語とは言うものの、ちょっと読んでみたら知らない
単語が出てきて、もうつまづいてます(笑)。

けど、拙い英語力で読んでみると、映画は原作にかなり忠実に作られているように思います。

さ、いつ読み終えることが出来るかな?

「Adios Hombre aka 7 pistols for a massacre」

2010年09月15日 | Weblog
フランチェスコ・デ・マージの主題歌が魅力的な1968年制作のマカロニウエスタンのDVDがフランス
で発売になったのでさっそく購入しました。



この作品は、なぜか色々な言語のビデオなどを持っています。
最初に買ったのがドイツ版ビデオ、その次に英語版ビデオ、その後スペイン版ビデオを買い、
その後は、ドイツ版DVDを、そしてスペインTV放映版を最後に友人から送ってもらいました。

内容はともかく、主題歌が好きなので、いい画質で見たいだけだったのです。



今回のフランス版は、画質もいいし色合いもなかなかマカロニ色をうまく表現できていて満足でした。
特に、初めて見る別タイトルの「7 pistole per un massacro」のクレジットに感激してしまいました。
さらに、初めて見るエンド・クレジット!
そして、イタリア語音声の収録!
意味は分からなくても、やっぱりマカロニウエスタンはイタリア語に限ります。



ただとっても残念だったのは、80分収録(PAL)だったことです。

ドイツ版も確か短かったと思いますが、英語版は88分(NTSC)、スペイン版は85分(PAL)あります。
どのシーンがないのかは、またヒマができたら検証してみようかと思いますが、ちょっと見てみた
ラストの決闘のくだりで、結構重要なミッシング・シーンが見つかりました。

姑息な手段で、エドワルド・ファヤルドを倒したヒルですが、ファニングでとどめの数発ぶち込むシーンが
ありません。
フィルムが切れちゃったのかなあ…とっても残念です。



ともあれ、オープニングとエンディングで歌うジュリア・ルビーニ(リンゴーキッド)の美しさに
メロメロでございます。





デ・マージ作品集に、絶対に収録してくださいよ~






「Blood River」完全版CD

2010年09月13日 | Weblog
1974年制作のマカロニウエスタン「Blood River」のサントラCDがリリースされることになったのは、
モリタロウさんからのニュースで知りましたが、今日Intermezzoからあらためてニュースが届きました。

ピエロ・ウミリアーニ作曲によるもので、オリジナルLPは1979年にリリースされました。

当時、イタリアの「ボンジョヴァンニ」に発注し、長い間待って、ようやく届いたレコードに針を下ろた時
のことを昨日のことのように覚えています。

聞こえてきた女声ボーカルに、脳天を突き破られたかと思うくらいの境地でした。(かなりオーバー)

BLOOD RIVER

Blue is the night
in the hills all around.
Seem to be still,
not a sign, not a sound.

Yet you can feel
like a ring in the air,
something is waitin'
to happen out there.

Nightmares hide dreams,
someone is dyin'.

Somewhere my dream is coming true.
Somewhere I hear someone's cryin'.
Listen and you will hear it too.

歌っているが誰なのかがよく分からないのですが、今回のCDのライナーにも名前が見当たらないようです。

ところで、とっても気になるのは、その主題歌「Blood River」の収録時間です。
オリジナルLPでは、3分半くらいの長さですが、CDの冒頭のトラックは4分以上あります。
もしかして、別のテイクか、まさかのイタリア語バージョン? なんて夢も膨らみます。

この作品の劇伴は、1965年制作のマカロニウエスタン「Tierra de Fuego」(Jessy does not forgive...
He kills!」のメインタイトルなどに使われており、かつ、それらが「Blood River」には流れないことから、
私の中では謎のアルバムとなっています。

CDが届いたら、じっくりと検証してみたいと思っています。
とっても楽しみです。



サントラ・リリース続々

2010年09月08日 | Weblog
GDMからついに珠玉のアルバムがリリースされることになりました。

特に、「リンゴーキッド」は長年ファンの間で、今か今かと待ち望まれていた作品です。
イタリア語、英語の両タイトルソングを含む21曲の収録です。
残念ながら共演のヴァレリア・ファブリッツイの歌はないようです。

GDM4135
1. JOHNNY ORO (seq. 1 – titoli italian vocal) 2:19
2. JOHNNY ORO (seq. 2) 2:53
3. JOHNNY ORO (seq. 3) 2:21
4. JOHNNY ORO (seq. 4) 2:19
5. JOHNNY ORO (seq. 5) 1:09
6. JOHNNY ORO (seq. 6) 2:09
7. JOHNNY ORO (seq. 7) 2:11
8. JOHNNY ORO (seq. 8) 4:24
9. JOHNNY ORO (seq. 9) 4:13
10. JOHNNY ORO (seq. 10 - titoli instr.) 2:24
11. JOHNNY ORO (seq. 11) 2:02
12. JOHNNY ORO (seq. 12) 1:16
13. JOHNNY ORO (seq. 13) 1:24
14. JOHNNY ORO (seq. 14) 3:53
15. JOHNNY ORO (seq. 15) 2:13
16. JOHNNY ORO (seq. 16) 1:11
17. JOHNNY ORO (seq. 17) 2:41
18. JOHNNY ORO (seq. 18) 2:29
19. JOHNNY ORO (seq. 19) 1:13
20. JOHNNY ORO (seq. 20 – titoli english vocal) 2:24
bonus track
21. JOHNNY ORO (seq.21- titoli Karaoke) 2:24

「さすらいの一匹狼」も、首を長くして待っていた作品です。
なんと全35曲の収録です。
たまりませんね~

GDM4137
STEREO MIXES
1. THE YANKEE FELLOW 2:08
2. TITOLI 2:15
3. IL CARICO D’ARGENTO 1:07
4. LANKY FELLOW, IL BOUNTY KILLER 1:52
5. TRASPORTO BLINDATO 1:08
6. LA SFIDA 1:51
7. L’ORGOGLIO DI LANKY 1:54
8. OMAHA 1:07
9. ADDIO LANKY FELLOW 1:09
10. LA SFIDA (# 2) 0:46
11. TRASPORTO BLINDATO (# 2) 0:45
12. THE YANKEE FELLOW (# 2 –Alt.take) 2:10

THE FILM SCORE (mono)
13. TITOLI (# 2) 2:17
14. PER IL GUSTO DI UCCIDERE 1:26
15. PER IL GUSTO DI UCCIDERE (#2) 1:30
16. IL CARICO D’ARGENTO (# 2) 1:06
17. PER IL GUSTO DI UCCIDERE (#3) 1:57
18. PER IL GUSTO DI UCCIDERE (#4) 1:32
19. LANKY FELLOW, IL BOUNTY KILLER (# 2) 1:53
20. OMAHA (# 2) 1:06
21. L’ORGOGLIO DI LANKY (# 2) 1:53
22. TRASPORTO BLINDATO (#2) 1:07
23. PER IL GUSTO DI UCCIDERE (#5) 1:37
24. PER IL GUSTO DI UCCIDERE (#6) 1:41
25. PER IL GUSTO DI UCCIDERE (#7) 1:18
26. OMAHA (#3) 1:28
27. PER IL GUSTO DI UCCIDERE (#8) 2:08
28. PER IL GUSTO DI UCCIDERE (#9) 2:03
29. LA SFIDA (# 3) 1:46
30. PER IL GUSTO DI UCCIDERE (#10) 1:57
31. PER IL GUSTO DI UCCIDERE (#11) 3:05
32. PER IL GUSTO DI UCCIDERE (#12) 1:53
33. PER IL GUSTO DI UCCIDERE (#13) 1:57
34. PER IL GUSTO DI UCCIDERE (#14) 1:07
35. THE YANKEE FELLOW (# 3) 2:09


「プロヴィデンツァ2」は15曲の収録で、13曲が初モノとなりますね。

GDM4136
1. CI RISIAMO, VERO PROVVIDENZA? (Seq.1 – titoli) 2:36
2. CI RISIAMO, VERO PROVVIDENZA? (Seq.2) 3:46
3. BOCCA A BOCCA 2:21
4. CI RISIAMO, VERO PROVVIDENZA? (Seq.3) 2:12
5. CI RISIAMO, VERO PROVVIDENZA? (Seq.4) 1:46
6. CI RISIAMO, VERO PROVVIDENZA? (Seq.5) 2:41
7. CI RISIAMO, VERO PROVVIDENZA? (Seq.6) 2:39
8. BOCCA A BOCCA (Seq.2) 2:32
9. CI RISIAMO, VERO PROVVIDENZA? (Seq.7) 2:05
10. CI RISIAMO, VERO PROVVIDENZA? (Seq.8) 3:06
11. CI RISIAMO, VERO PROVVIDENZA? (Seq.9) 2:14
12. BOCCA A BOCCA (Seq.3) 2:12
13. CI RISIAMO, VERO PROVVIDENZA? (Seq.10) 2:04
14. CI RISIAMO, VERO PROVVIDENZA? (Seq.11) 5:20
15. CI RISIAMO, VERO PROVVIDENZA? (Seq.12- titoli ripresa) 2:36

アレッサンドローニの「クレイジー・バンチ」は、確かどこかに1曲収録されていたと思いますが、
ライブラリー・アルバムだったでしょうか?忘れました。
映画の内容は、私は苦手な分野ではありますが、音楽はとても好きです。

さっそく例によってイタリアの「BEAT RECORD」に予約しました。
「クレイジー・バンチ」は9月30日発売なので、まだしばらくは「おあずけ状態」であります。

「The men from Shiloh」1970 米TV

2010年09月06日 | Weblog
1970年にモリコーネが作曲したアメリカ製TV西部劇のタイトルです。

かつてのTVウェスタン「ヴァージニアン」の焼き直しですが、なんと1970年のリメーク版の
メインテーマをモリコーネが作曲しました。

かつて1分ほどのメインタイトルがアメリカTVメインタイトル集のCDに収録されて、ご存知の
ファンも多いかと思います。

Youtubeで検索すると、1分足らずではありますがスピーディな展開のメインタイトルを見ることができます。

昨年、このメインタイトルの2分30秒ほどのバージョンがダウンロード版として発売されました。
mp3やituneで入手可能です。
(音質はあまり満足できませんが…)

ただ、とても気になることがあります。

アレンジと演奏は「Chuck Cirino」とありますが、彼の作品を何作か聞いたことから判断するに、
この2分30秒の演奏、指揮は間違いなくモリコーネではないかと…

メインのコーラスはジャンナ・スパニューロではないかと思いますし、バンジョー、フィードル
などの音も間違いなくモリコーネの音だと思うのです。
(違うかな?)

元気のいい音をここに紹介したいところですが、やはり問題がありますのでとりあえずは、
ituneで150円で購入できます。