連休前に発売されたこのDVD,やっとゆっくりと見ることができた。
もちろん、新たに追加された日本語吹き替えバージョンで。
この映画を初めて見たのは、高校3年生の時だった。
隣だったか、前だったかの机の女の子に、「今日の夜やる映画見なあかんよ」と言ったら、
ちゃんと見てくれたらしく、次の日、彼女は「見たよ。なんかヘンな雰囲気の映画だったけど、
主人公の男の人がカッコよかったね~」と言ったので、妙に嬉しくなってしまったのを覚えている。
その頃から、ことあるごとにハチマキをするようになったし、素肌の上にベストを着るかっこよさ
も覚えた。(自己満足の世界)
その後、何度もこの映画を見る機会があったが、ロケに使われた町が「荒野の用心棒」の町
と同じだということが分かったのはずいぶん後のことだ。
このオープンセットは、70年代初頭に撤去されてしまっていて、現在では何も残っていない。
ただ、ポツンと馬の水飲み場だけが健在で、西部劇を知らぬ者が見ても、さっぱり分からぬ
遺物だと思う。
さて、このシリーズ、今後が楽しみ。
二階堂先生の勢い衰えぬ解説は、まさにマカロニ魂そのものだ!