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スパゲッティな日々

いわゆる「マカロニウエスタン」に翻弄される日々のことである。

ダン・ヴァン・フッセン氏~予習ですよ

2016年09月20日 | Weblog
日本ではあまり知られていない俳優ですが、ダン・ヴァン・フッセン氏は70歳を過ぎた御歳ながら、とても精力的にご活躍です。

今も、スペインのアルメリアで、映画の仕事でご滞在だそうで、当然ながらフェスティバルにも出かけていかれるそうです。

とっても庶民的で、気さくな方ですよ。

初めてお会いしたのが、12年前のアルメリアでした。

アメリカの掲示板で知り合った仲間で、一度会おうじゃないかという話があり、出かけて行った先でお会いすることが出来たのです。

5年前に、アルメリアで開催されたフェスティバルで久々にお会いすることができ、今なおウエスタン映画に出演されていることを知りました。

マカロニウエスタンでは、後期の1968年から1969年あたりの作品からの出演だったと思います。















一番のお気に入りは、大好きなピーター・マーテルとアルド・サンブレルとのショットです。




タベルナス周辺の荒野

2016年09月19日 | Weblog
8日、ミニ・ハリウッド近くの数々のマカロニ・ロケ地を堪能したら、タベルナスの会場付近の散策をしようと思います。

もちろん、このあたりもロケ地の宝庫です。

フォート・ブラボーの会場から徒歩で約30分ほどのところにあるValle de Buhoと呼ばれている地域まで足をのばしたいと思います。

午後7時からは、テレンス・ヒル氏のトークショーがありますから、それまでに会場に戻って酒場の前でたむろしてお出迎えしましょう。

こちらもHPを参照して予習しておいて下さいね。

タベルナス周辺の荒野





兄弟、荒野を徘徊しないかい

2016年09月18日 | Weblog
ふざけたタイトルですみません。

準備しながら飲んでいたら酔っ払っちまいました。

さて、順序が前後してしまいましたが、3日目、テレンス・ヒルが会場に現れる8日は、会場近くの荒野を徘徊することになります。

タイトルの画像は、ミニ・ハリウッドの会場の近く、誰も気がつかないような廃屋が、重要なロケ地でした。



ここは、ミニ・ハリウッド見学の際に訪れる方が都合がいいかも知れません。

その、重要なロケ地から数百メートル行ったところが、マカロニ・ロケ地のさらなる宝庫となります。



このブログに説明付きの画像をあらたに紹介していくのは、けっこう大変なので、以下の拙HPのリンクを参照して下さい。

そして、必ず予習しておいて下さいね。

ラス・サリニージャス

ランブラ・カウティヴォ

ランブラ・インダレシオ

バルシカス・デ・アルファーロ

ランブラ・ヴィシアナ






グアディクス

2016年09月18日 | Weblog
今、気がついたのですが、ラ・カラオラ駅舎とグアディクス訪問は4日目の10月9日でしたね。

3日目のタベルナス周辺の荒野探索の日と順序が逆になってしまいました。

ま、大目にみてやってくださいまし。

さて、ラ・カラオラ駅舎周辺で散々楽しんだ後は、近隣の割と大きめの町「グアディクス」に移動してランチを済ませましょう。

その後は、町の高台に移動して徒歩でロケーション・ハンティングです。



「さすらいのガンマン」のクライマックスのロケ地ですよ。

グアディクスの町は、洞窟住居で有名な町で、高台に移動すると、日本では考えられないような家屋に遭遇します。

小道を歩いていると、いつの間にか家の屋根部分にいたりします。



煙突みたいに地面からニョキニョキ生えているのは、各家の通気孔であり、煙突でもあります。

詳しくは、HPを参照して下さい。

Navajo graveyard

ナヴァホ・ランドを堪能したら、「夕陽のギャングたち」の「メサ・ヴェルデ」の町の様子を見に行きましょう。

町の道路は狭いので、2kmほど歩くことになると思います。





これらのシーンですね。

ちなみに、フアン一行が列車で「メサ・ヴェルデ」に到着した際のシーンは、アルメリアの我々のホテルのすぐ近くの旧アルメリア駅舎で撮影されています。




マカロニ鉄道 ~ ラ・カラオラ駅舎周辺

2016年09月17日 | Weblog
3日目は、アルメリアから100kmほど離れたラ・カラオラという駅舎を訪れます。

高速道路を走って1時間ほどでしょうか。

以前は、なにも無い、だだっ広い荒野の中にぽつんと立つ駅舎だったのですが、現在は風車やソーラーパネルが立ち並ぶ荒野と変貌してしまいました。

上の画像は、「ウエスタン」から。

ジルがスウィート・ウォーターに向かうところですね。



このあたりの詳細はHPにまとめましたので、そちらを参考にして予習をしておいて下さいね。

HPラ・カラオラ

AWFF プログラム発表 

2016年09月17日 | Weblog
アルメリア・ウエスタン映画祭のプログラムが発表になりました。

AWFF_program

7日の午後6時からフェルナンド・サンチョ親分の息子さんのトークショー!

8日の午後7時半からテレンス・ヒルのトークショー!

少し早めに行って待ち構えていてお出迎えしないといけませんね。

ちなみに、町の中央にある酒場が会場となります。

「怒りの用心棒」を見て予習をしていたのですが、酒場での暗闇の決闘シーンのシーンを見て驚きました。

当時のままのカウンターや棚を使っているんです。




服装など、装備について

2016年09月15日 | Weblog
本日、同行する同志から持ち物などの問い合わせがありました。

皆さん、初めてのアルメリア旅行となりますので、分からないことも多いと思います。

少し服装などの注意点などお知らせいたします。

アルメリア地方は、10月と言えどもかなり暑いです。

猛暑と言われた、日本のこの夏と同じくらいは暑いと思いますが、地中海沿いとは言え、湿度があまりなく乾燥した快適な暑さだと思います。

汗をかいても、すぐ蒸発してしまうのでベタベタした感じはなく、不衛生でも気にならない私は、3日くらいは同じTシャツを着ています。

(要人と会う際は新しいTシャツに着替えて臨みますよ。)



写真では、私はTシャツですが、長袖ジャケットに首にショールさえ巻いておられ方々もおられます。

日中は半袖のTシャツで全く問題ないですが、紫外線が気になる方は長袖のシャツにしたほうが賢明かも知れません。

朝と夜は少し肌寒い風が吹くこともありますが、キャンプの私でもさほど寒いと感じたことはありません。

心地いい風かな?

足元は、できればトレッキング・シューズをご用意下さい。

足首まであるタイプをお勧めしますが、ロー・タイプでも問題ありません。

厚手の靴下をご用意くださいね。かなり歩くことになりますので。(靴ずれのための絆創膏なども)

日よけの帽子は必携です。

麦藁帽子でも、テンガロンハットでも、野球帽でも構いませんが、無帽は無謀なことになります。

気になる現金ですが、平均して一日5000円くらいで計算しておいて下さい。

スペインは割りと物価は高く、ランチは1200円くらいから1500円はみておかないといけません。

夜、飲みに行くとなると…

ちなみに、私は10日間くらいのスペイン旅ですと、700ユーロくらいの現金を3箇所に分けて持っていきます。

いつ脅されて、奪われてもいい財布には100ユーロくらいを入れておきます。

でも、マドリッド以外ではそんな危ないところには行きませんよ。アルメリアはとってものんびりしていて平和なところです。

何かご質問があれば、コメントでどうぞ。




オープンセットを巡る ~ ウエスタン・レオーネ、砦

2016年09月15日 | Weblog
よく考えたら、私が出かけるまでに10ほどを残すのみとなりました。

「スピード感」を持って予習用記事を進めて行きたいと思います。

フェスティバルのメイン会場である「テキサス・ハリウッド」に行く前に立ち寄るオープンセットのことを忘れていました。

レオーネが「ウエスタン」のために作ったマクベインのお屋敷を中心としたエリアです。

ちょっと入場料が高い(20ユーロくらいだったかな?)ので、どうでもいいような気もしますが、大作が撮影された場所でもありますので、

今回はじっくりと見学させていただきましょう。

この写真は撮りましょうね。



誰が「ハーモニカの男」を演じるか…です。笑

これは、イギリスの友人が1980年に撮影した「ウエスタン・レオーネ」の風景です。

今もこんなにいい雰囲気だといいですけどね。



ほとんど参考にはならないと思いますが、HPもご参考に。→ こちら


さて、その「ウエスタン・レオーネ」の少し奥にあるのが、「砦」のオープンセットです。

こちらは、大規模なセットであるが故に、崩壊による危険度が高く、おそらく立ち入り禁止ではないかと思います。

1999年に訪れた際も、実は立ち入り禁止でした。

今でも残っているなら、いろいろと撮影したいですね。



こちらもHPをご参考ください。→こちら

実は、もうひとつかつて小さなオープンセットがありましたが、現在は崩壊が進んでしまって、なにも残っていない状態です。

「ウエスタン・レオーネ」すぐ近くで歩いていける距離にあるのですが。

こんな場所です。HPをご参考下さい。→ こちら

オープンセットを巡る ~ テキサス・ハリウッド(フォート・ブラボー)

2016年09月14日 | Weblog
カルロ・シーミの「テキサス・ハリウッド」からタベルナスに向かって5分ほど車で走ると、荒野の中に見えてくるのが「テキサス・ハリウッド」(フォート・ブラボー)です。

2011年の第一回から「アルメリア・ウエスタン映画祭」は、ずっとこの「フォート・ブラボー」で開催されてきました。

このオープンセットはいつ作られたのかは、よく分かりませんが、「新・夕陽のガンマン」で町の正面にある酒場が登場していたので、おそらく「ミニ・ハリウッド」建立の

すぐ後に作られたのではないかと思います。



「新・夕陽のガンマン」



このセットはとても多くのマカロニウエスタンの町として使われていますが、丁寧に描写された作品のひとつがトニー・アンソニーの「盲目ガンマン」のオープニングです。





「ミニ・ハリウッド」のような極彩色に塗り替えられたりしていないので、当時の雰囲気がたっぷりと楽しめます。

広い敷地の中には、アメリカ西部の町の隣にメキシコの町並みも作られています。



これは、2011年のフェスティバルの際の酒場の前でのスナップ写真ですが、中央にいるサングラスの男性は、かのファビオ・テスティです。



「もしかして初めてお会いするんじゃない?」などと言いながら握手をかわしていたのは、ファビオ・テスティと、昨年亡くなったニコレッタ・マキャベリ嬢です。



この酒場の中がフェスティバルのイベントの主な会場となります。





左端の踊り子さんはとっても可愛かったです。
右端の私↓は、この娘の写真を撮ろうと必死です。(笑



余談ですが、ずいぶん前になりますがベッカムのペプシコーラのCMがありましたが、この酒場と酒場の前の広場でロケされていました。

流れる音楽も「シャイアンのテーマ」みたいで面白いです。



動画はこちら

このキャプチャーシーン、最初に挙げた「盲目ガンマン」の写真と同じです。








オープンセットを巡る ~ ミニ・ハリウッド

2016年09月14日 | Weblog
2日目は、タベルナス周辺に作られたオープンセットのハシゴとなります。

最初に紹介するのは、「夕陽のガンマン」のためにカルロ・シーミがデザイン設計した「ミニ・ハリウッド」です。

「夕陽のガンマン」で描かれている「エル・パソ」の町は、すべてここで撮影されていますので、必ず予習しておいて下さい。

当然ながら、「続・夕陽のガンマン」でも撮影に使われています。

以下のキャプチャー画像をご覧になれば、どのシーンなのかお分かりになると思いますが、こちらも必ず予習しておいて下さい。












個人的には、この比較写真を撮りたいなと思っています。



他にもたくさんのマカロニウエスタンで使われていますが、メジャーなものとして「さすらいの一匹狼」があります。



「必殺の用心棒」「さすらいのガンマン」「豹/ジャガー」にも、このオープンセットは登場しますので、予習しておいて下さい。

1996年、1999年の2回しか、このオープンセットには入場していないので、本当に拙い作りで恐縮ですが、HPも

ご参照ください。

ミニ・ハリウッド

タベルナス近辺のオープンセットの位置関係の衛星写真です。