スパゲッティな日々

いわゆる「マカロニウエスタン」に翻弄される日々のことである。

続・オーウェルロックの血戦

2007年02月23日 | Weblog
精魂使い果たした「マカロニ大会」から、もうすでに数日たつのだ…早いなあ。

マカトラ新譜などの荷物に混じって、ブラジルから郵便が届いた。
出てきたのは、1枚のDVDRディスクだった。

先日、ブラジルの友人から、ポルトガル語で「荷物送った、きっと喜ぶと思う」という
短いメールをもらっていたところだ。
何を送ってくれたのかは教えてくれなかったので、見当がつかず楽しみにしていたのだ。

さっそく再生してみたら、ブラジルで放映されたとおぼしき「オーウェルロックの血戦」だ。
フルスクリーンで、画質もよくない。



も、もしや?!と思ってエンディングを再生してみると…

うわあ!!!やったああああっ~!!!

探し求めていた歌が浪々と流れているではないか!
セリフがかぶるものの、2分半にわたって、間違いなくラオールの声が堂々と収録されている。

初めてイギリスのビデオを見た時、歌の存在を確信しながらも、なかなか巡り合うことが
できなかった、ボクにとってはまさに幻のマカロニアン・ソングだった。

いつか、アメリカの掲示板にこのことを投稿したのを、ブラジルの友人が読んでくれていて、
TV録画を探して送ってくれたのだ。

何が嬉しいって、こんな嬉しいことはそうあるものではない。
地球の裏側で、ボクの願いを聞いてさりげなく応えてくれた友人に感謝状を送りたい。

です。

きっと、CDリリースされると思う。きっとされる。
ボンヤリしていた歌声が、ここまではっきり聞こえるようになったのだから。

夢はきっと現実になると確信した今日この頃。

マカロニ大会を終えて…

2007年02月19日 | Weblog
もう、すっかりフヌケてしまった…

水木しげるの表現を借りると「フハッ」って感じかな。

なんか海外からDVDやらDVDRやら届いているのだが、一応開封してボンヤリ眺めているような状況。

今回のマカロニ大会の「情無用のビンゴ」コーナーは、またまたビリだった。
ビリは3回目だ。
もう、各々景品を手にしたガンマンたちが談笑してるのに、まだ延々とリンチ状態。

そうそう、マカロニ大会の「情無用のビンゴ」では、あるルールがある。
「リーチ」になったら、「リンチ」と叫ばなくてはいけない。
「ビンゴ」になったら、「ジャンゴ」と叫ばなければいけないのだ。
いくら、「ビンゴ!!!」って叫んでも取りあってもらえない。

で、もうすっかりお開きムードになって、ようやくボクが「ジャンゴ」。
いただいた景品が上の「Arriva Sabata」のイタリア版フォトブスタだった。
ホントは「つむじ風のキッド」の日本版ポスター(新品同様!)を狙ってたんだけど。
でも、いいんだ。
ピーター・ローレンスとステファン、それに毛の生えたファヤルドの3人が揃ってるポスターも
とってもレアなんだから…ホントはこれが欲しかったんだし。

さ、いつまでもフヌケておれないから、がんばって生気を取り戻そうっと。


I Figli di Zanna Bianca

2007年02月09日 | Weblog
一応ウエスタンとされる「白い牙」シリーズの一編だと思っていたが、最近、全くの現代ドラマ
だということを知った。
ウエスタンではないと聞かされてはいたが、少なくとも雪深い山中を舞台にしたアクション映画
だと思っていた。

日本で発売されたチプリアーニのオムニバスCDに、この曲が収録されているが、とても
雄大で、静かに盛り上がる曲調がとても気に入っている。

クレジットタイトルは、想像していた雪原を駆ける犬ぞりの風景ではなかった。
「動物奇想天外」みたいな微笑ましい犬の親子の姿なのだ。
あまりにずっこけたのでまだタイトルバックしか見ていない...


ところで、最近、これに代わるというか、別の「白い牙」ものみたいな作品を見ることができた。
音楽はチプリアーニで、タイトルは「The cry of the wolf」。
やはり、ジャック・ロンドン原作の映画化のようだ。
IMDb



音楽は、「Nevada」からの流用が多いが、オリジナルだと思われる曲がエンドクレジット
に堂々と流れている。

時間ができたら、本編をゆっくり検証してみたいと思っている。

マカロニ・オフ会 in アメリカ

2007年02月08日 | Weblog
アリゾナに住む友人から、マカロニ・オフ会の誘いが来た。
なんでも来たる3月に、アリゾナのオールド・ツーソンでアメリカのメンバーを中心に
開催されるらしい。

みんな、本物の愛銃を持って来るんだろうなあ...

久しぶりのアメリカなので、行きたいのはやまやま。
でも、ボクはしばらく家を空けることができない状況だ。

「実は、ニコレッタ・マキャベリ女史にも声をかけたよ。
彼女は、『アリゾナは大好きなところ。大学の授業があるけど、なんとか
都合をつけてみる』と言ってた」
だって。

ホ、ホントかよ?!...

何があっても、もう行くしかない!と言いたいところだが、実際無理なんだって...
こんなチャンスまたとないけど、物理的にどうしようもないのだ。

そんなこんなの悔しい思いをどこにぶつけようか...




荒野の10万ドル

2007年02月06日 | Weblog
マカロニ大会の準備もしなくてはいけないが、確定申告の書類も整えないといけない。
仕事もやたら忙しい今日この頃。
そんな時に来なくてもいいのに、スペインの友人から「荒野の10万ドル」のTV放映版が届いた。

どんな状況だろうと、見ないワケにはいかないのが人情だ。

メインタイトルの途中で一度録画解除のボタンを押してしまったようで、そのあたりのアバウトな
録画の仕方がスペインらしいと言えばスペインらしい。
もう、スペイン式録画には慣れた。

でも、なんだか気になるので、アメリカのビデオから音楽を録音して、イタリア語のタイトル
を挿入したりして、なんとかごまかした。
でも、音楽の速度が違って、調節しきれず、ちょっと違和感。
まあ、いいか。

ワイドスクリーンなので、ロケ地の画像はばっちりだ。
リンゴーがボビー・ソロの歌をバックに現れるシーンの小さな酒場が、去年偶然撮影した
場所の中に見つかって大喜び。




こうなると、仕事なんかやってる場合じゃないが、実際はそんなこと言ってる場合じゃない
ので、さあ明日もマカロニのことは忘れて仕事に精を出そう...

アリゾナとサルタナがやって来た...もうおしまいだ

2007年02月01日 | Weblog
やってくれました。
スペインのSAIMELレーベル。

「サルタナ」は一度通して聞き、今日は「アリゾナ」を繰り返して聞いている。
これは楽しいアルバムだ。

♪I guess I got again my gun
♪I guess I got a shoot someone...

違うかな?

その昔、雨傘番組で放映されたときに録音した古いカセットテープがあるのだが、そこに
録音されている音楽を何度も何度も繰り返し聞いていた日々を思い出す。
その慣れ親しんだカセットテープの音楽が、今日、いい音質でCDから流れてくるのを
ちょっと一呼吸入れて冷静に聞き、客観的にそんな自分を眺めてみると、本当に夢のような
時代が訪れたのだとしみじみ思う。

先回収録されなかった「彼の名は精霊」と「カラスがお前の墓を掘る」からのトラックが
また泣かせるのだ。

「カラス」はメインタイトルの別テイク。
微妙な演奏違いが嬉しい。こういうのがツボにはまるんだな。

さ、明日はサルタナの日。

追記
と、「サルタナ」を聞くまえに、ほんとうに別テイクなのか波形データで丹念にチェック。
「カラス」は若干の音質の違いはあるが、同一。
「精霊」は全く同じ。

これ読んで、期待した方すみませ~ん。