スパゲッティな日々

いわゆる「マカロニウエスタン」に翻弄される日々のことである。

「ガンクレージー」「必殺のプロガンマン」CD 聴いています!

2012年09月25日 | Weblog
ともに1966年製マカロニウエスタンのサントラです。
古さを全く感じさせない音にあらためて驚きます。

「必殺のプロガンマン」

まず、1曲目に耳を疑いました。
CDの裏を見て、「あ、ニエヴェス・ナヴァロのあの酒場の歌が最初に入ってるんだ…」とばかり思っていました。
しかし、流れてきたのは、れっきとした主題歌バージョンの歌ではないですか!
酒場の歌とは歌詞も違うし、もちろん演奏もメインタイトルと同じです。
こんなんあるんですね。
もうびっくりです。
全体に曲数は少なめではありますが、満足のアルバムです。
あ、酒場の歌は収録されてませんでしたね。
主題歌バージョンがあるので、そんなん収録されてなくてもいいです。



「ガンクレージー」

これがチプリアーニの映画音楽デビュー作品とは…堂々とした音作りにただただ驚きます。
ボーナストラックのフィルムバージョンの12曲の素晴らしいこと!!
これぞサントラ!!たまりません。
特に「Shake」とタイトルされた軽快なリズムの4曲は、ぜひCDで聞きたかった曲です。
重いテーマの映画に、軽快ながらも流れるような美しい音を随所に散りばめる感覚は、天才的だと思います。
あらためて映画を見てみたくなりました。

去年の「アルメリア・ウエスタン・フェスティバル」で、エウジニオ・マルティン監督にお会いしました。
私:「ガンクレージー大好きです!」
監督:「ありがとう」
スペイン語ができないので、その後の会話が続かない…という情けない思い出があります。
とっても穏やかな印象のエウジニオ・マルティン監督です。




「アルメリア・ウエスタン・フェスティバル 2012」

2012年09月16日 | Weblog
当初9月11日からのフェスティバルの予定だったのですが、突然の一ヶ月の延期がアナウンスされたのが約1ヶ月前。
結局、10月の11日からの開催となりました。

ちょうど忙しくてチケットの予約がなかなか出来ないでいたので、逆に私には好都合でした。
昨年は、仕事の関係で最終日まで出席することが出来ずに、涙をのんで帰路についたのですが、今年は余裕で楽しんで
これそうです。

昨年、自転車での旅程に泣きましたが、一年経つとすっかり辛かったことも忘れてしまっており、季節的にも若干楽なことも
あって、また自転車で行くことにしました。

でも、シュラフもテントも自転車も大幅な軽量化をしました。
筋肉はもう鍛えないことにしたので、(と言うか鍛えると壊れる)装備の軽量化で負担を減らすのです。

今年は、ガタ岬をぐるっと自転車で回る予定です。
マカロニ砂漠の撮影で使われたガタ岬の砂丘跡付近で野宿を敢行します。

今までどこを探しても見つからなかった「西部の無頼人」のロケ地をGoogleEarthで見つけたので、その確認をしてきます。
カナリア諸島のロケーション・ハンターの友人とも、初めて会うことになっています。
いっしょに、いくつかのロケ地を巡る予定です。
それから、ドイツのユーリッヒ・ブルックナー氏とも久しぶりに再会です。
去年、会った友人たちとの再会もとっても楽しみです。

それだけでもコーフンしてしまうのですが、今年のゲスト・スターにはもっとエキサイトしてしまいました。

なんと、テレンス・ヒルとバド・スペンサー、それに我らがフランコ・ネロです!!
当初、ホンマかいな??と思ったのですが、特にネロ氏に限ってはご本人からのアナウンスがあったので間違いないでしょう。

タベルナス砂漠に向かう延々と続く坂道をこぐペダルにも力が入るというものです。

あとは、当日に向けて体調管理をしていくのみです。

追記;フランコ・ネロ氏には、丁重なメールをお送りしていたのですが、先ほどフランコ・ネロご本人からメールの返事を
いただきました。
「アルメリアで会いましょう!」
もう、泣きそう…


THE WEST イタリアのコンピ盤

2012年09月07日 | Weblog
本家イタリアで発売されたサントラのみのCAMレーベルのオムニバスLPです。

これは、イタリアの「ボンジョバンニ」だったか、マイアミの「A.J.ラッツキー」のオークションだったか
忘れましたが、32~3年くらい前に1万円くらい出資したように覚えています。

最初は、とあるCAMレーベルのLPの中袋に印刷されていたカタログ風の画像の中に、このLPのジャケット写真を発見。
こんなLPがあったのか!!とコーフンしてしまいました。
小さな画像だったので、ルーペを使って収録タイトルを割り出しました。
なんとなく「Dio non paga il Sabato」(ゴーストタウン番外地)の読み取りができたことを覚えています。
(後年、Arizonaさんが同じことをしてたことを知って、ほんとうにびっくり。みんな一緒だね)

そして、オークションで入札。
でも、ネット・オークションではないので、郵便によるすっごくチンタラしたオークションで、結果は2~3ヶ月
してから分かるようなかんじだったかな?

「二匹の流れ星」「ジャンゴの息子」など、それまでサントラでは聴いたことなかった曲は、ほんとうに嬉しかったです。

マカロニには、まだまだ聴いていないサントラ盤がたくさんあるんだ、それに見ていない作品が山のようにあるんだ、
ということを思い知ったのもこの頃でした。


 「これぞマカロニ・ウェスターン」 single record 33r.p.m -1967

2012年09月02日 | Weblog
この人工着色の素晴らしさ!
チクロ世代による砂糖よりミリキ的な味付けがたまりません。

1967年に、すでにこんなシングル盤が3枚も出ていたとは!
私は10歳…そろそろ銀玉テッポウを卒業して、友達のお兄さんが持ってたモデルガンに憧れ始めた頃でした。

しかし、この「セブンシーズ・レコード」のロゴと「サウンドトラック盤」というマーク…いつ見てもドキッとします。
中古レコード屋で見つけようものなら、心臓止まりそうなくらい。




我が家にもありました…「ヤンキー」のカバー演奏

2012年09月01日 | Weblog
マカロニのシングル盤を整理していたら、先だってArizonaさんが話題にしていたソノシートが出てきました。

「あ、これ…友達にもらったヤツだ…これに入ってたのか…」
歳とると、何がなんだか分からなくなってます…



ということで、さっそく聴いてみましたが、なかなかオリジナルに忠実な演奏でした。
これも、「スクリーン・アカデミー・オーケストラ」の演奏。



我らが「ネモチューさん」のガンの解説ページもあります。



写真や解説は、どれも似たりよったりですね。





ソノシートから録音して、mp3にしてアップしようと思ったのですが、音響機器からPCへの配線に不具合があるようです。

近々に修正します。