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(元)旦那の病気(双極性Ⅱ型障害)について

ご注意!

当ブログをお読み頂きありがとうございます。 このブログは(元)旦那の病気(双極性障害)を中心に 家族の日常を記載しております。 ただし、ブログ主である私の“毒”も多分に含まれ 心の病気の方などに不愉快な記載がある場合もあります。 どうか、充分ご注意いただけますようお願い致します。

霹靂

2014年09月17日 | 日記
前の日に、私がブチ切れた。

手も上げたけど、完全に追い詰めるほど攻め立てた。

今までの不満・不平が一気に爆発した。


一晩開けて、朝方彼が私を呼んだ。


「もう無理だから、離婚しよう。」だって。


へっ?って。

それって、私のセリフじゃなくて、君のセリフなの?って。


青天の霹靂ってこういうこと言う?


よくよく聞くと、

「前回の自殺未遂の後くらいから、もうやり直しはできない

 って思っていた。

 いつも○○(私)や△△(娘)に怒られて、ビクビクしてた。

 すげぇ、気使ってて、それでも居場所なくて。

 昨日すごく怒られて、こんな生活もう嫌だって思って。」

だそうだ。


どう?この言い分。

どう?どう?


私、思わず

「ふざけんなっ!」って言っちゃった。


でしょ?

ふざけんなじゃない?


怒られてっても、あんたが悪いことするからでしょ。

誰も気を遣えなんて言って何のに、使ってるんでしょ。

居場所がないのだって、長く一緒にいなかったのはあんたでしょ。

怒られてって、稼ぎもないのに、借金して怒られるのが当たり前でしょ。

どう?

私、間違ってないよね?


でも、一応娘の前で怒ったことと、叩いたことは謝った。

それについては、アルコールも入っていたのは言い訳にならないが
事が事だったこと、よそのお姉さんたちに人をDV呼ばわりしてたこと
などが原因だと説明した。

すると、

「あんなに叩かれたのは、初めてだ…。」とぐすぐすしそう。

子供のころに、悪さしても叩かれたことさえないからあんたは
そんな甘ちゃんなんだよ…ってどっかで思った。

まぁ、でもなんとなく彼の言い分もわかるところがあった。

彼は甘やかされて、且つ自分で自由に育ってきた。

人に強制されたり、束縛されるのが嫌いなタイプだ。

だのに、ここ数年薬、睡眠、アルコール、食事などをがっちり
私に管理されている。

まぁ、アルコールは隠れて飲んでいることもあるし、食事だって
無理やり食わせているわけではないけれど。

薬は毎食後、飲んだか確認するし、頓服も飲む量をある程度
制限しているし、睡眠に関しては、特にここ最近夜更かしは
厳禁にしている。

どれもこれも、彼の病気に直結することだから。

彼の病気の安定なしに、我が家の安定がないから。

それが、だんだんと煩わしくなってきていたんだろう。

また、ちょっとうがった見方をすれば、捨てられる前に
捨てたいのかも…って。

私は事があるたびに、今度したら面倒見ないから!って
脅しをかけていた。

脅しっていうか、もうこれを最後にするんだよ!的な意味合い
だったんだけど、言われるほうには次はないってプレッシャーが
あったよう。

もちろん、最後にでければ問題ないのだが、それを最後にできる
っていう自信がないんだろう。

自分でも、またしでかすんじゃないかっていう不安。

そうしたら、もう捨てられるじゃないかっていう不安。

その不安をかき消すために、自分から捨ててしまおうって。


でもまぁ、ものすごい脱力感ですよ。

私がさじを投げる前に、愛想つかされたってことでしょ。

10年、頑張ってきた結果がこれかって…。

ちょっと、よくなってやっとちょびっと稼げるようになったかと
思ったら、借金してきて、あげく家に1銭も入れないで離婚かよって。

どうしたら、そこまで自分勝手に生きれるんだって。

後ろ足で砂かけるような、そんな終焉ありえないだろって。


って、この日から、彼の軽躁期間が始まったんだと思う。