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(元)旦那の病気(双極性Ⅱ型障害)について

ご注意!

当ブログをお読み頂きありがとうございます。 このブログは(元)旦那の病気(双極性障害)を中心に 家族の日常を記載しております。 ただし、ブログ主である私の“毒”も多分に含まれ 心の病気の方などに不愉快な記載がある場合もあります。 どうか、充分ご注意いただけますようお願い致します。

未練

2014年09月08日 | 日記
すいません、長々と回想録が続いています。

書きながら、1つ1つ整理している感じです。

で、結局どうなったん?さっさっと書けや!
て思っていらっしゃる方もいるやもしれませんが…
すいません、もうちょい続きます。



お盆休み、彼の実家で、彼と義両親と義兄一家と
2日を過ごし、自分の実家に移動した。

実はこの休み前、人の世話ばっかりやいていて、自分の
携帯を持ってくるのを忘れた。

娘には、「宿題ちゃんと持ってて~。」とか

彼には、「薬忘れないで~。」とか。

今考えれば、きっとそう言いながらもどっか壊れていたんだろう
と思う。

この休みまでは…って思いながらの毎日だったから。

車で30分以上走ったときに、気が付いたのだが高速に入ったことも
あり、

「まっ、携帯なくても生きていけるわ~。」

と諦めてしまった。

彼なら、絶対戻ってたと思うけど。

でも、実家に戻るころには携帯のない生活に慣れてしまってて。

会社からかかることはそうそうないし、電話をくれる娘や彼とも
ほとんど一緒だったし、自分の友達とも約束なんかできてないし。

だた、実家に戻ってから、彼からの電話を受けないで済むのは
ちょっといいかも…なんて思いながら、実家への道中考えていた。

が、そんなん思いっきり甘かった。

実家に着くと、いきなり実家の家電に彼から電話が入っていた。

これは今日2本目だと実母に言われた。

家に着いて、早々になんだよ…と思いながら、電話を代わる。

「もしもし、どうした~?」

と、なるたけ鷹揚に聞こえるように話し出す。

「ちゃんと着いたかなって思って。」とか、どうでもいい感じの話。

そのあと、あ~だこ~だ話して、ちゃっちゃと電話を切った。

なんか、歯切れ悪かったかも…って切ったとに思ったような気も。

なぜなら、そのすぐ後にまた電話があって、今度は

「向こうから電話がきた。」って言い出した。

向こうとは、彼が身分を偽り、長く付き合いを重ねて、それが
もとで口論になり、自殺未遂をしたうえに、つきあいを止めたといいつつ
復活させ、先日とうとう私と直接対決した人のことを言う。

確かに、電話を切るときに、また話したいといわれたが、彼がLINEを
消してしまい、連絡さえ取れないのだといわれていた。

もちろん、何度か直接会っている人のくせにLINEしか知らないってのは
おかしいって思っていたけれど。

向こうから直接電話が来ると思わなかった。

しかも、

「今さら、何なん?」と聞くと

「会いたいから、こっちに来るって言ってる。」って。

「はっ~ぁ?」だった。


独身だって偽っていた彼。

自分の病気をいいように利用し、それでも心配かけていた彼。

私が直接話した後、携帯の不具合を理由にたぶん本当に自分から
一度も謝罪していない彼。


そんな、彼に会いたいからってもう一回こっちに来る???

しかも、交通費使ってだよ!

しかも、泊まりにくるって言ってるって!


その人は彼が無職なことを知っているので、会うときは
わざわざ新幹線代自分で払ってやってきてたらしい。

もちろん、あっちこっち観光させてあげるだけの余裕も
ないし、食事だってファミレスどまりらしい。

そんな男にどんだけ未練?

私が、「家族がこの先どうなるかはわかりませんが」とか
言っちゃったから?

騙されてたんだよ、わかってる?


もう、すべてが私の理解を超えていた。


「何しにくるの?」と一応聞くと

「俺に、会いたいって…。」としゃ~しゃ~と話す彼。


で、しょうね…それはわかっていますよと。

やり直したいとかそういうことなんですかと。

聞いていて、気が遠くなりそうだった。

もうね、怖いよ。

怖い。

ネットで、あれこれ言い合って、精神疾患の病気持ちで無職の男に
しかも嘘までつかれてて、自分だって子供いるのに、それでもそれでも
身銭切ってまで、会いたいってか。


「で、それを相談しているあんたは私にどうして欲しいってか?」

と彼に聞いてみた。

「うん…、どうしよう。」だって。

「会わないって言えばいいじゃん。」

「そう言ったけど、どうしても来るって言うから。」

「来ても、会わなければいいじゃん。」

「う~ん、そうなんだろうけど…もう約束したちゃったし。」

「約束したなら、それ以上どうしてみようもないよね…。」


ほんと、何度も思うけど、こいつはバカだ…って。


「その人と、また付き合いたいってことなん?」と聞くと

「ううん、それはない。」って。


「じゃ、なんで会うの?」って言うと黙る。


たぶん、この辺で、ブチ切れて電話を切ったような気がする。

気がするってのはあんまり覚えていないのだ。

こっちの考えがまとまる前に、またすぐ彼から電話が来て
あ~だこ~だ話して、切って、また来ての繰り返しで。

いい加減、実母も心配し始めるし、娘は私がたびたびいなくなるので
不機嫌だし。

とうとう、夕飯にビールを飲んで、酔いが回ってきたころに来た
電話にブチ切れだ。

「勝手にしれさ!

 その人と継続したいなら、こっちを切ればいいでしょう。

 こっちと継続したいなら、今度こそきれいさっぱり切れてこい。

 それがはっきりするまで、家に帰ってこなくていい。

 この休みが終わっても、迎えになんて行かない。

 自分一人で帰ってこい!

 それから、こっちもゆっくり考えたいから、もう電話しないで!」


もう…10年だよ。

10年、頑張ってこの仕打ちだよ。

貧乏も我慢した。

病気もよくなるようにっていっぱい努力した。

薬だって、睡眠だって、食事だって、よくなる
ように頑張った。

育児も家事も全部一人でやった。

仕事だって、たいして稼げもしないけど働いた。

そうやって、そうやってやっと守ってきた家族の形が
こんなに無残に打ち壊されるのかって…。

酔いも手伝って、ひとりっきりなのをいいことに
久しぶりにしみじみと泣いた。