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(元)旦那の病気(双極性Ⅱ型障害)について

ご注意!

当ブログをお読み頂きありがとうございます。 このブログは(元)旦那の病気(双極性障害)を中心に 家族の日常を記載しております。 ただし、ブログ主である私の“毒”も多分に含まれ 心の病気の方などに不愉快な記載がある場合もあります。 どうか、充分ご注意いただけますようお願い致します。

保留

2014年09月10日 | 日記
電話するなと言われて、半日電話をかけてくるのを我慢した
彼は、私から電話を掛けたことで、許されたと思ったのか
再度、どうでもいいことで家電にかけてきた。

もう、実母もあきれ返り、電話が鳴ってもでることもなく
さっさと私が取っていた。

昨晩言い出した東京行は義両親の「援助なし宣言」で
一晩で水の泡と化していた。

あとは取りあえず、相手が来るっていうので、一度きちんと謝るべき
ということは進言した。

土下座でもすれば~って。

ただし、刺されたりしないでよ(警察事はごめん)って。

あと、身銭切って向こうがくるなら、せめて交通費くらい払えば
と言うと、義両親が出してくれるってことになったらしい。

最初私に、貸してくれる?っていうので、断固拒否しておいた。

本来なら、交通費だけじゃなく、慰謝料なり迷惑料を払うべきだ
とも思うが、それを私の財布から払ういわれはないだろう。

彼が持っているわけがないので、いつもの通り借りるという名目で
義両親負担だ。

ほんと、情けない。


結果、会うことで、また付き合いが復活するのであれば、それはそれ。

ただし、きちんとけじめがつけられないのであれば、私たちの
住む家には帰ってこなくてよしとした。

きちんと別れるのは当たり前で、尚且つ、私たちの家に帰ってくる
覚悟があれば、もどってよしとした。

私たちの家に帰ってくる覚悟とは、もう二度と同じ過ちを起こさないこと。

私たちの信用をマイナスからでも取り戻せるよう日々努力精進すること。

それを全うする覚悟があればということとした。

何より、彼に家に戻りたいっていう決意があればと。


苦渋の選択である。

本当に、苦く、本当に、苦しい選択である。


でも、彼をまともにするためには、まず仕事をして稼ぐってことが
何よりも重要だと思ったから。

仕事もせずに、家で腐っていたからこそ、ネットに虚像を作り上げ
挙句、その虚像に踊らされるようにいけないことを繰り返したって
側面もあるんだと思ったから。

もちろん、彼の精神的な弱さもあるし、ある意味病気のせいでもあるのだ
ろうし。

それでも、彼の仕事をするための努力は認めてあげたいって思ったから。

もし、一定期間仕事をしてみて、もうちょっとまともになってからでも
結論を出すのはいいのかもしれない…って思ったから。

このタイミングで仕事に行けるようになったっていうのは、何かの啓示
だと思うことにした。

ある意味、本当に最後のチャンスだと思った。


家に戻るのは、相手の人ときちんとけじめをつけた以降とし、1週間ほど
実家暮らしとなった。

この間で、彼の決意を確かめたかったし、娘にも彼のいない生活を感じて
欲しかった。

この騒動のあらましをきっと娘は知っている。

歳のわりに、ドラマばっかり見ている分その辺の察しがいい。

そもそも、親ばかではあるが、聡い子なのだ。

この間、彼がいないことでさみしいとか不安とか感じてくれていたら
ここ最近の彼への拒否反応が多少収まるかも…とか。

この10年父親らしいこともほとんどせず、私の苦労を一番間近で見ていた
娘は、反抗期時期と重なり、私も引くくらい彼に当たっていた。

それが、また私の口調とそっくりで…彼を一層追い込んでいた。

最初の日だけ、娘は寝るときに彼のいつも寝ているあたりをじっと見ていた。

口には出さなかったけど、きっとその時だけ彼の不在を感じていたんだろう。

だって、日頃からその時にしか目にしないことが多かったから。

あとは、二人でご飯を食べ、テレビを見て、寝て、夏休みの宿題をして。

正直なんらいつもと変わりのない生活だった。

娘が、ハグを要求する回数だけはいつもよりも多かった気がするが…。