僕の感性

詩、映画、古書、薀蓄などを感性の赴くまま紹介します。

ハーバード大学のゲーツ教授の実験

2009-09-10 23:28:57 | Weblog
ひとりの患者にゴム管をくわえてもらいます。ゴム管は冷やしてあるので、呼吸の中のガス体は液体となります。
その液体は、ゴム管に直結している薬液の中に流れ込むように仕組んであります。
患者の心が静かで気を持ちのよいときには、薬液には何の変化も起こりません。
ところが、患者が急に怒り出したとき、薬液の中に褐色の沈殿物が出来ました。この褐色物の澱(おり)をとってネズミに注射したところ、ネズミが狂ったように暴れだしやがて死んだそうです。

また愛するわが子が亡くなって、とても悲しんでいる母親にもゴム管をくわえてもらったところ、薬液に灰色の沈殿物が出来たそうです。

ゲーツ教授は実験の結果、次の結論を発表しました。
「怒り」「悲しみ」「不安」「恐怖」「心配」「憎悪」「うらみ」などの精神状態のとき、人体にはある物質が発生する。その物質にはかなり強力な毒性がある、という結論です。
人間は、毒蛇と違って、毒をためる場所を持っていません。自分で出した毒は、自分の体内を回るよりしょうがないのです。ですから、毒をつくってはならないのです。その毒が身体中に回って病気を作り出すからです。

わが道を進む

2009-09-10 22:59:12 | Weblog
友達が、有名なA大学に行くというので、何となく真似して同じ大学に入る。
親が有名で安定した会社に行けと言うので、その気になり入るように努力する。
でも歳をとってから周りに誰もいないことに気がつく。生きることに疲れた自分は何をしたらいいかもわからない。
生きることに疲れたときに初めて気がつくのではないだろうか。
有名で偏差値の高い大学を卒業したことで得意になっていたり、安定した大企業に入れたと安心していた自分はいったい何だったのだろうと。
「自分はよい大学、大企業に入ったのにどうして苦労しなければならないのですか?」という質問の答えは、「自分はこの道に進もう。将来この仕事をしよう!」
という考えを怠ってきたからだといえる。
他人や両親に認めてもらいたいということばかりに気を取られて生きてきたからである。
人がいきいきと輝いて生きていくためには、何をしたいのか目的をしっかり持つ。そしてその目的が本当に自分の好きなことであるならば死ぬまできらきらときめきと輝きに包まれた道が開かれる事だろう。

アキアカネ

2009-09-10 00:15:38 | Weblog
高校のときひとり物思いにふけり、桑畑の斜面に寝転がり広々とした空に対峙していたものです。どこまでも青い空は何も語ってはくれなかったけれど、群って飛翔するアキアカネたちをプレゼントしてくれました。



アキアカネの赤い色は気温と関係があり、体温調節昆虫と呼ばれます。通常アキアカネのメスはオスに比べて赤色が淡いですが、寒冷地ではメスの赤い比率が高くなります。

アキアカネの特徴の一つとして止まり方が他のトンボが翅を水平のまま、若しくは垂直に閉じるの対して、アキアカネは翅を体の下に徐々に下げて休むことが挙げられます。

ショウジョウトンボは「アキアカネ」がトンボ科 アカネ属に対して、トンボ科、ショウジョウトンボ属になります。止まるときも翅が水平のままになります。
時期も春から夏にかけて姿を現します。

ミヤマアカネは翅の部分に茶色の模様があるので見分けやすいでしょう。


「 ♪夕焼け小焼けの 赤とんぼ・・・」と小さい頃歌った光景が浮かび、懐かしい気持ちになって故郷がすごく恋しくなったりします