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僕の感性

詩、映画、古書、薀蓄などを感性の赴くまま紹介します。

卒業

2016-03-27 12:50:51 | 感動
山大医学部を25日卒業されたTさんのご両親が、卒業の報告がてら
うちに立ち寄ってくださいました

当方のアパートには一年間しかお住まいにならなかったのに
よくぞ忘れずいてくださいました。
感謝感激、雨霰でございます。

山形に来るたびに山形の地酒に嵌り、現在ではだいぶ山形のお酒通になられたご様子。

良い思い出をたくさんお伺いして、こちらもとても喜ばしかったです。

これからもお子さんと、差しつ差されつの日々を楽しんでくださいませ。

ナニコレ珍百景 奇跡の合格エピソード

2015-04-09 16:19:14 | 感動
 昨日、ナニコレ珍百景で感動するドラマを見た。

 2010年1月16日、パイロットを夢見て石川県の「日本航空高等学校」を受験する川越市の川口瑠美子さんとお母さんは、新幹線・夜行列車・バスを乗り継いで試験1時間前には到着する予定で移動していた。

 しかし午前0時に新潟県長岡市に着いたところで大雪の影響で電車が運休してしまい、予定通りに試験会場まで辿り着くことが難しくなっていた。

タクシーもつかまえられなかった2人は高速道路でヒッチハイクをすることにする。

なんとか直江津駅まで移動した2人は神戸まで行くトラックの運転手さんにお願いし、金沢まで送ってもらえることになった。

 けれど、猛吹雪の影響もあり時間はギリギリに差し迫る。そこで運転手さんは、配送先に4時間遅れると連絡をしてまで輪島市の試験会場まで送ると申し出てくれたのだ。

 運転手さんのご厚意のおかげで、試験開始時間ギリギリ10分前に到着することができた。

 その日の試験で出された課題は「私が感動したこと」というタイトルで作文を書くというタイムリーなもの。
瑠美子さんは試験会場にたどり着くまでのエピソードを書いて見事合格したのだった。

 しかし、運転手さんはヨコヤマとだけ告げて会場を後にしてしまう。

だが、学校の職員の方が運輸会社の名前とトラックのナンバープレートから見つけ出して連絡をしたところ、瑠美子さんが合格したと聞いて喜んでくれたそうだ。

 連絡先も告げずに立ち去る運転手の奥ゆかしさ・・・そこに日本人すべてが根底に持っている美徳を垣間見た気がする。

美しきもの

2013-07-05 13:51:53 | 感動
東京の友人よりスイーツセットを頂きました。

陳建太郎氏のマンゴープリンと落合務氏のティラミスと舘野雄二氏のクリームきんとんです。





とってもスイーツでした! ご馳走様です。


お義兄さんより大粒のサクランボが届きました。とっても甘いです! ありがとうございます。




Aさんからは鉢植えのウチョウ蘭を頂きました。
いつも飾らせていただいています。ありがとうございます。



復活

2013-04-03 22:42:23 | 感動

やっと仕事の忙しさが緩和されてきた。

他の人に気を使い神経をすり減らし、何でも屋のように泥まみれで働く。

ともすれば忙殺されて狂おしい、狂おしい、のた打ち回る狂おしさよ。

あれやこれやと悩ましさの多重奏で生きる屍になる寸前。

けれど、ふと思い出し庭のフキノトウを20個ばかり摘んだ。
天麩羅で食べたらそのほろ苦さに、体を風が吹き抜けた。

もう大丈夫!

いずれまた

感性の躍る日も近かろう。

2012-12-04 16:57:52 | 感動
今日の15時22分頃、眼前に鮮やかな虹がかかった。


朧げに副虹も見えた。


以前も書いた気がするが、という文字はなぜ虫偏なのだろうか。

昔の中国では、虹は龍や蛇の仲間と考えていたためである。

普段、湖や沼の底でじっと息を潜め、時が来れば雷雲を伴って空に昇るといわれていた。

「ドラゴンボール」や「ドラゴンクエスト」を観ていれば、いつも存在する動物ではないことがわかる。
またかならずしも龍や虹の現象が吉兆だとは限らない。
古くは禍が起こる予兆とも言われた。

普通虹は村雨や驟雨のあと現れることが多いが、今日の虹は「狐の嫁入り」と共に不意に現れた。
明瞭なニジが雄でと表現し、副虹は雌でと書く。

あまりにも美しい虹だったので、少しは幸せの恩恵に与れそうな気がする。

小学生5人の見事な連携

2011-03-07 17:26:00 | 感動
 山形県河北町の西里小3年、庄司ひよりさん(9)と黒田美穂さん(9)は2月16日、学校からの帰り道に、ふと足を止めた。聞いたことがない、くぐもった声がする。
 「誰か、助けてけろ!」。声が聞こえる辺りに雪の塊があり、人の太ももだけがちらりと見えた。「男の人だ」。手で雪を掘って助けたかったが、冷たくて、硬かった。
 すぐ後ろを、同級生の後藤健人君(9)が歩いていた。つい最近、近所の人が雪かきで具合が悪くなったのを知っていた健人君。「また雪の事故だ」と、ピンと来た。近くに住むおじいちゃんを呼びに走った。
 5年生の皆川安里紗さん(11)と庄司七海さん(11)も異変に気付き、とっさに近くにあったスコップをつかんだ。
 生き埋めになった男性の話し声がだんだん小さくなった。「早く助けないと」。みんな、心臓が高鳴り、どきどきした。駆け付けた健人君のおじいちゃんと一緒に、夢中で雪を掘った。
 小学生5人の見事な連携プレーで、町内の農業後藤正義さん(60)は助かった。左脚にけがをして入院したが、命に別条はなかった。
 事故の後、後藤さんの奥さんが学校に来て感謝の気持ちを伝え、伝言を残した。「子どもたちにいつでも遊びに来るように言ってくださいね」。後藤さんが退院したら、会いに行こうと誓った5人に、もう一つ、ご褒美が待っていた。
 1週間後の23日、全校児童の前で、寒河江署の芳賀豊松署長から感謝状を手渡された。立派な額入り。「重いなあ」と美緒さんが言うと、先生が声を掛けた。
 「人の命を助けたんだから、重いのは当たり前だよ」(河北新報 関川洋平)

無縁社会

2011-02-12 22:42:27 | 感動
NHKのテレビで無縁社会について論議しています。

約30年後に単身世帯が33%を超える見通しです。

まず雇用の安定は必要不可欠で、何らかの理由で離職した場合 社会のセイフティネットが大事になってきます。

また自己有用性を感じるために、進んでボランティア活動に参加し、あるいは様々なサークルに所属する積極性が必要だと思います。
私の場合、恥ずかしい日常の一部をブログで発表することで、わずかばかりの賛同を得られれば満足なのです。

ただ社会への関わりは多少の煩わしさや精神的苦痛を避けて通れません。

いい人を演じることはないのですが、人がニッコリしてくれると そこはかとなくうれしくなります。
親、近所、世間体、結婚、見栄などいろんな柵(しがらみ)のなかで我慢しているとしたら、結婚なんてしなくてもいいじゃないですか!

友人 仲間を大切にして 時には酒を酌み交わして 憂さ晴らししましょうね。

キムタクご飯

2011-02-10 21:33:35 | 感動
秘密のケンミンSHOWを見ています。

長野県塩尻市の小中学生の給食には「キムタクご飯」なるメニューが存在するそうです。

作り方はフライパンにサラダ油をしいて豚肉を炒めます。次にキムチを加え更に炒めます。
最後にちょっと甘めのツボ漬け沢庵をいれて混ぜます。
ゴマ油をかけて白いご飯と丁寧に撹拌して完成です。辛さと甘さのハーモニーが絶妙みたいですね~

渡辺徹君は小さい茶碗に入っている様子が まるで宝石箱みたいだーと感激していました。

美味しそうなので 今度家内に作って貰うかな。

山田洋次監督

2011-02-01 22:49:55 | 感動


『男はつらいよ』シリーズの監督で有名な山田洋次は幼少期を満州で過ごした。コーリャン畑の広がる山も川もない平坦な風景がそこにはあった。
だから彼は「日本」を胸の内で想像するしかなかった。
落語や日本映画、絵本に見る故郷、親戚が語る「内地」の風景。
「遠くの方に山があって、田んぼが広がっていて…」と思い描く。

渥美清という役者と二人三脚で郷愁とか憧れに似た気持ちを呼び起こされる風景と人間を描き始めたのである。
進歩や発展と無関係の車寅次郎が日本の故郷を旅をして そこに心地よい郷愁を覚えた日本人は多いと思う。
寅さんは人と競争しないし始めからその気がないと山田監督は言う。
ただ見物しながらみんなを頑張れと応援している。

ほかの二枚目に好きな人を盗られても 決して相手を怨んだりせず 明日の風に身を任せるのだ。

山田監督は大学時代に両親の離婚を経験している。
母親が出て行ったので 大学の休みに家に帰っても寂しかったそうである。
「帰ってきた!帰ってきた!なにが食べたい?」
そんな会話がある故郷に今だに憧れているそうだ。

最後に彼は言う。
「映画を作る、文学や芸術を作るという仕事は、みんなを応援する仕事なんだろう、と。この住みにくい世の中には嫌なことがいっぱいあるけれど、新たな希望はそう簡単には現れない。そんなときふと映画を見に行くんだ。そして笑い、励まされる。僕の映画もこの世界の隅っこで、そんな役割を担っているんじゃないかと思っているんだ」


(参照 週刊現代)