僕の感性

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ナニコレ珍百景 奇跡の合格エピソード

2015-04-09 16:19:14 | 感動
 昨日、ナニコレ珍百景で感動するドラマを見た。

 2010年1月16日、パイロットを夢見て石川県の「日本航空高等学校」を受験する川越市の川口瑠美子さんとお母さんは、新幹線・夜行列車・バスを乗り継いで試験1時間前には到着する予定で移動していた。

 しかし午前0時に新潟県長岡市に着いたところで大雪の影響で電車が運休してしまい、予定通りに試験会場まで辿り着くことが難しくなっていた。

タクシーもつかまえられなかった2人は高速道路でヒッチハイクをすることにする。

なんとか直江津駅まで移動した2人は神戸まで行くトラックの運転手さんにお願いし、金沢まで送ってもらえることになった。

 けれど、猛吹雪の影響もあり時間はギリギリに差し迫る。そこで運転手さんは、配送先に4時間遅れると連絡をしてまで輪島市の試験会場まで送ると申し出てくれたのだ。

 運転手さんのご厚意のおかげで、試験開始時間ギリギリ10分前に到着することができた。

 その日の試験で出された課題は「私が感動したこと」というタイトルで作文を書くというタイムリーなもの。
瑠美子さんは試験会場にたどり着くまでのエピソードを書いて見事合格したのだった。

 しかし、運転手さんはヨコヤマとだけ告げて会場を後にしてしまう。

だが、学校の職員の方が運輸会社の名前とトラックのナンバープレートから見つけ出して連絡をしたところ、瑠美子さんが合格したと聞いて喜んでくれたそうだ。

 連絡先も告げずに立ち去る運転手の奥ゆかしさ・・・そこに日本人すべてが根底に持っている美徳を垣間見た気がする。

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