チーママの庭とウサギたち

チーちゃんのママことチーママです。植物とウサギと戯れ、マイペースでハンドメイドをしています。

結果は・・・経過観察(--)

2013-03-02 22:02:20 | うさぎの病気と健康
8:30に家を出て、9:20には着いていました。
やっぱり車だと、楽チン♪♪
合間待ちとしては一番だったでしょうが、定時予約の合間待ちですので、1時間半ほども待ったでしょうか。

この1週間の様子をお話して、嗜好が変わった話と、例の透明分泌液が気になるというと・・・
3日前はガスモチン、おとといと昨日はプリンペランミックス+ガスモチンを、夜1回与えてみた。
結果、昨日帰宅した時はお尻の汚れもなかった。
と言う報告をしました。

「にこごりみたいなものでしょう?」

「以前のポリープみたいなのが出来ているのじゃないかと・・・」

「分泌液は杯みたいな形の組織から出るのですが、それは大腸にあるんです。
 直腸にはないので、その心配はありません。
 腸炎を起こしているのだと思いますが、それが(不調の)原因ではなく、あくまでも二次的なものだと思うのですね」


つまり、おなかの調子が悪いから不調なのではなく、不調の大元の原因はどこか他にあって、その影響で腸炎を起こしているとお考えのようです。

「(この間歯の調整をしたので) 時間がたって、緩んでいる歯が見つかることがあるんです。」

と、歯をよくよく見てくださり

「問題ありません」

横から奥も見てくださり

「潰瘍(口内炎)も出来ていませんね」

そうすると噛みあわせじゃない。

「首 曲がってませんか?」

最近ずっと先生が気にしておられる。
そのたび首と体の動きの連動を確認するのですが、確定には至らない。
ウサギを伏せ状態で、前向きに体をすっぽり持って、ゆっくり左右に大きくウサギの体を振ります。
正常であれば、体が横に振られても、顔は正面を向いているのです。
これがエンセなど神経症状があると、顔も一緒に傾くのです。
今回はかなり大きく動かしてみるのですが、やっぱり正面を向いています。

「いえ ね、こう仰向けに保定する時に、ちょっと左に傾く気がするんですよ。」

それは多少感じますが、人間でも骨格のゆがみや肩こりで、首を傾けにくい方向っていうのがあります。
シジミは寝る時いつも私の右側で、かーさんに頭を寄せてくるので、仰向けにした時には先生から見れば左に寄るわけで・・・
まぁ その程度のことはあってもおかしくないかなぁ、と思うわけです。

歯ではない、となると、先生は神経損傷が気になる。
食欲不振は、腎臓肝臓の影響ということもある。

「今日は血液検査をさせてください」

ということで、検査結果待ち。


待合室で待っている間に、シソをお出ししました。
くちゃくちゃ食べだしたのですが・・・・

一枚口に入っていきません。
一口噛み取り、長い時間をかけて咀嚼して、ゴックン?・・・
と思ったら、ウエッって口から戻しました。
口からこぼれたものを、また咥えてくちゃくちゃやって、また出して、また食べて・・・(--)
大いに怪しい!!

診察室に呼ばれました。



TC(総コレステロール:10-80) 50以下ですから、肝臓の障害は起こっていない。
GLU(血糖値:75-155) 平均値よりはオーバーですが、問題にするほどでは無い。
UN(尿素窒素:9-29) 腎臓も大丈夫。
AST(=GOT:14-113) 肝臓の障害なし どこかで炎症を起こしている様子はない。
ALT(=GPT:18-192) 肝臓障害なし 心筋梗塞などもなし。
CRE(クレアチニン:0.5-2.5) 腎臓に問題なし。
CK(クレアチニンキナーゼ:105) 神経組織の損傷なし。

あれれ? どこも悪くないぞ?

おまけに「Na(ナトリウム) K(カリウム) CI(塩素)」の値を見ると、「非常にバランスが良い栄養状態」だそうです。

こちらは血液の構成状態。


WBC(白血球数:31-125) 感染症なし。
RBC(赤血球数:452-790) 貧血もなし。
HGB(ヘモグロビン:11.6-23.5) こちらも十分。
HCT(ヘマトクリット:40-55)  貧血とは言えない。
MCV・MCH・MCHC これは貧血のタイプをみる値ですので、今回は説明省略。
PLT(血小板:20-30) ちょっと多めですが、気にしなくていい。

つまり・・・

「神経症状の不安はなく、内臓に問題もなく、ピッチピチ。
 栄養バランス良くやせているだけ:笑」


だそうです(^^;;;
そこで、先ほどのシソの噛み戻しの様子と、戻して食べ残したものをお見せしました。

「うーーん・・・
今回は、切るところがないんですよ。
歯もそれぞれ伸び方の違いと言うものがあるので(その場その場で調整しても、なかなかそろわない)
最後の手として、一度歯を全部平らに削ってリセットするというのがあるのですが・・・」


それはそれなりに処置にもその後にも、負担がかかります。
先生としては、今はやりたくないようです。

「このまましばらく様子を見ます」

「シソは、やめた方がいいかもしれません」

「誤嚥になるとまずいですね」

「ええ、そうです。
ともかく腸炎は起こしているので、悪玉菌をやっつけるアスゾールと言うお薬を出しします。
それと、腸の繊毛が傷ついているので、きゅっと収縮させて傷をふさぐために、下痢止めミックスと言うのも出します。
両方を一日2回、ためしに5日間飲ませてみてください。」


「ちょうど次の土曜に予約がとってありますので、飲ませ切ってみます。」

「(食べ物の嗜好が変わったのも合わせて)
 もしかしたら、シジミ君は、今が変わり目なのかもしれません。
 なので、申し訳ありませんが、しばらく様子見と言うことにさせてください。」


つまり、加齢に伴って、食生活に変化が起きているということ。
食べ方にしても、好みにしても、年齢にあった食生活を模索している状態?
香りが強いもの、オクスボウのクリティカルケアとか香りの高いイチゴとかシソとか、そういうものがいいようです。
後は、明日葉の茎とか(^^;;
歯の状態も考え合わせて、高齢なりの健康生活を探っているということかもしれません。
ともあれ、検査結果が去年の夏と変わらず、ぴっかぴっかの健康優良児状態だったので、先生もほっとしたお顔をしていましたよ(^^)v

大好物のシソですが、野菜の中でもうすっぺらくて比較的繊維が多くて硬い。
なので、十分すりつぶせなくて、飲み込みが悪いのでしょう。
あまいあまいも、ふやかすと柔らかいでしょうが、どうもお好みじゃないらしい。
気になるツブツブがあるのかもしれません。
その点、オクスボウのクリティカルケアは、均一に粒子が細かく、その上適度の粘りがあるので、食べやすいのかもしれません。
人間でも高齢になると唾液の分泌が悪くなり、水分の少ないものは食べにくく、飲み込みにくくなります。
一方で、気管へのふさがりが緩んで、水分などにむせたり、誤嚥したりします。
それで、老人施設ではとろみをつけたりするんですね。

クリティカルケアは、水分の調節で硬さはいくらでも調節できますし、水分も補給できます。
何より頼もしいのは、各種ビタミンなどウサギが必要とする栄養素がすべて含まれており、各種酵母も含まれて、いざとなればこれだけで生きていくことが出来ます。
問題は、かなりお高いことと、普通の病院では手に入りません。
あと一袋あったはずだけど、なければ曽我先生のところに駆け込まなくちゃ・・・

日がたてば、また元に戻るかもしれませんし、当分は「甘い甘いふやかし・クリティカルケア・バナナ・ゲータレード・イチゴ」のフルメンバーで、やってみましょう。
野菜は比較的食べているので、シソをキャンセルだけで良いでしょう。

帰宅したら、すっ飛んで台所に来た息子。
やっぱりクリティカルケアを一番に食べ始めました。
ただし、あれもこれもチョコチョコ食べると、部屋に戻っていきます。
一気食いは出来ないみたい。
行ったり来たりと、少量ずつ食べて補っているようです。
ヤレヤレ・・・(--;;;

先日から一騒ぎのシジミですが、どうやらまだ元気でいてくれそうです。
何とか食生活を安定させ、おなかの調子を整えて、キラキラのお目目に戻ってね!

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする