チーママの庭とウサギたち

チーちゃんのママことチーママです。植物とウサギと戯れ、マイペースでハンドメイドをしています。

コックさん

2012-03-04 23:03:25 | 生活
土曜は一日中 コックさんでした。

あいにく弟は年度末ですから、出張外泊あり、残業ありで、下手をすると「冷蔵庫に食べるものがなくなる」なんて老人世帯によくある話になってしまいます。
それに、高齢者は食べることも億劫になってしまうことがあります。
土曜早朝、母から昨日は弟が泊まりであること、自分も具合が悪くて・・・と連絡がありました。
きっと不安で眠れないのだろうと、本当は作って持っていくつもりだったのですが、急ぎ買ってあった食材を丸抱えして向かいました。

父は寝ておりましたので、母にも寝ているようにいって、まずは昼食から作り始めました。
釜揚げうどんなら、食べないかな?
そう思って、やわらかく煮込んだうどんに、あっさり「おろししょうがに刻みねぎ、かつお出汁の素におしょうゆ」のつけ汁を用意したところ、父は1/3玉も食べてくれました。
その上、バナナに手を出したのにびっくり。丸1本食べました。
よしよし・・・・・・

やっぱり口当たりのよいものが、食べやすいようです。
ということで、セロリににんじん、たまねぎ、白菜をみじん切りにして、溶けるほどに煮込んで・・・
一つは、ベーコンをカリカリに炒めたものを加え、コンソメと無縁トマトジュース投入し、ケチャップと塩・コショウで味を調えて、ミネストローネの出来上がり。
これならバニラ味のプロテインを入れても大丈夫だろうと、少し加えておきました。
2つ目は、牛乳とシチューの素でシチュー味。 こちらにはマッシュポテトの素を加えて、とろみをつけました。
父用には100cずつ、他は200ccずつに小分けパック。

弟用に、スペアリブを。
これは父に教えてもらったのですが、スペアリブを煮て、熱いところにスペアリブのタレをかけるだけ(^^;;
食べる時に一焼きすれば、こんがりおいしく食べられます。

ハンバーグなら、いつでも誰でも食べられるでしょうと、暖めればそのまま食べられるように煮込みにしました。

しょうが焼きは、肉にしょうが醤油をまぶして、小分けパック。焼く位ならできるでしょう。

他には、高島屋で買った神戸コロッケを冷凍。

魚久のギンダラも冷凍しました。
これは父が好きなのですが、去年700円だったのが、今年は840円になっていてびっくり(@@)

でも困るのが、お野菜なんですね。
きんぴらとひじきの煮つけの小分けパックを見かけたので、スーパーで買ってみたのですが、薄味好みの母の口に合うかどうか?
生野菜サラダは、会社帰りにでもスーパーで買ってきてもらいなさいと言っておきました。
そのためにも、野菜だらけのスープを作ったのですが、煮物など冷凍できるものを考えなくちゃ。
お正月にいとこが作ってきてくれた煮豆を小分け冷凍したのは、正解だったようです。
おいしく食べられたというので、煮豆にもチャレンジしなくちゃ。

調理中に母が来て、ふと「いつもならお雛様はちらし寿司をつくるのだけど」と口にしました。

じゃ 今日はちらしにしようか♪

ということで、好物のうなぎとたっぷりの錦糸卵をのせて、菜の花とはんぺんの澄まし汁。
弟にはたくさん作ったハンバーグ(^^)
思ったより父も口にして、良かった!

今日のTVで、山口の過疎の村で高齢者をまめに巡回するおまりさんのお話をしていました。
ある高齢のおじいちゃん。
いつもは車で買い物に行っていたのが、冷蔵庫も空っぽ、炊いたご飯は食べていない。
聞けば車が壊れてしまって、買い物にいけないと。
買い物に行けず閉じこもりになって、食べるものはなくなるし、そうなると動かなくなってご飯すら食べていない。
過疎の山村では、近所といっても離れているので、そうなってしまうのです。
幸いおまわりさんが数日おきに巡回していたので、気づいて対処してくれましたが。
見ていて涙が出てしまいました。
おまわりさん ありがとうと。

我が家は弟がいるからまだ良いのですが、それでも世の中を見ていると、勤めながら親の面倒を見るのは、そうそう簡単にできることではありません。
こちらが出来るのは食事運びくらいですが、せめて食べることの不安は何とかしたいですね。

弟がお風呂に入れた後、ゆっくり着替える父。
こころなしか、以前よりは顔色が良い。
数値は良くなっているわけではないと思いますが、食べた分血色が良くなるのでしょう。
笑顔も出て、話もします。
やっぱり家族は多い方が良いですね。


コメント (4)
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