その晩、結局自分の部屋に戻ってきたのは、2:00過ぎ。
とっても眠かったから、コンタクトを外して。
顔を洗うだけで、シャワーも浴びずに寝てしまいました…。
で。
翌朝。
8:30の朝食まで、大してすることもないくせに。
寝るときに眠くて、小心者の私は、目覚ましを寝過ごさないようにと7:00に合わせてました(苦笑)。
ということで。
旅行に来ているのに、5時間に満たない睡眠時間、とな。。。
ノソリノソリ起き出して、雨戸(?)を開けると。
うわっ~、眩しいっ!!!
またしても。ピーカンのお天気のようです。
昨晩、シャワーを浴びずに寝たので。
ゆっくり、髪の毛も洗いつつ、旅行らしさを満喫~。
…時間になって、食堂へ降りました。
連れのオジサマは、というと。
あらま、目が充血!しているじゃありませんか。
旅行に来て何してるのぉ?!(笑)
なんでも。
日本では、都心から若干、離れたところに住んでいるオジサマ。
…飲む時は大抵都心で、帰る間に消化するから、家に帰ったらすぐ寝つけるんだそうで。
私が部屋に戻ってから=飲んだ直後ということで、寝つかれなかったらしい。
で。
仕方がないから、夜中に1時間ほど、お散歩に行ったんですって!
というわけで。
お互いに、寝覚めの悪い朝。
食欲もそんなにない…。
それでも。
というべきか、だからこそ、なのか。
またまた朝食に1時間ほどかけ。
更には。
部屋に戻って、その日のお昼過ぎに出発するというオジサマの荷物の用意も考慮し、10:00にホテルを出ることにしました。
…一緒に観光が出来る貴重な時間というのにねぇ、笑。
さて。
予定通りホテルを出ると、とにかく時間を無駄に出来ないので、メトロに向かいます。
が。
あれ~、肌寒いかも。
朝起きたとき、ピーカンだったのに。
いつのまにやら、空には雲がムクムク状態=お陽様はスッカリ雲隠れ。
乾燥しているので、風が吹くと、上着が欲しいかも。と思うくらいでした。
…ま。
天気予報によると、そんな心配はなさそうだったから、とにかく、行きましょ!
そして。
前日の作戦会議(?)で同意してもらって足を向けた先は、「レオナルド・ダ・ヴィンチ 科学技術の国立博物館」でありました。
えへへ。
先日書いたように、すっかり「俄か、強烈レオナルド・ダ・ヴィンチファン」になりきっている私。
本当は、その前の日、『最後の晩餐』を見た後にすぐ見学予定だったのが。
予想を裏切り、スフォルツェスコ城が素晴らしかったものだから。
見る時間が取れなかったのでした。
…オジサマの知り合いが、
「偽モノばかりでおもしろくなかった。」と言っていたらしいけど。
発明の発端やら、その創意工夫を見て、感じるだけで、スッゴク楽しいのです♪
(フランス、トゥール近くアンボワーズのクロ・リュス=彼の晩年の家は、大のお気に入り。)
最初の予定では、その朝、市内の外れ、ヴェニス風情の川岸(?!)に毎月最終日曜日に開かれる骨董市を見に行こう、と言っていたのですが。
別に、骨董市で買いたいものがあるわけじゃなく。
折角だから、色々なミラノの顔を見たいという、それだけの理由で選んだ訳だから。
とにかく。
この博物館だけは見なくっちゃ!と力説し。
その日、向かったわけなのです。
ところが。
最寄駅の地下鉄を降りても。
何だか、人寂しい…。
ホント、ここなの?
通り名からすると、合っているらしいけど。
観光客の一人もいない。
夏だからかなぁ、今のトレンドじゃないのかなぁ、と言いながら。
とりあえず、それらしい方向へ歩く。
「きっと、この建物じゃありません?」と。
大きな建物塀に沿って歩くと。
入口らしいくらいウィンドーのところに。
「科学技術博物館の入口はあちら→」という貼紙が。
…その建物の敷地を、ぐるりと背後に回ったところが入口らしいです。
だったら、駅の側にでも貼紙くらいしてよっ!
全く気がきかない…。
ブツブツ言いながらも、書いてあった道らしき道を辿っていきました。
しかし。
ホントにこんなとこ?
…暫く歩いても、誰一人として、道を歩いてないんですもの。(観光客も街の人も)
もう引き返しましょうか、と言い出そうかと思い始めたところに。
博物館の旗が見えました、ホッ。
入口を入って、お喋りに余念がない係員さんから入場券を買い。
置いてあった英語のリーフレットを取って、中に入ると…。
だだっ広い。
とりあえず、順路に従っていけば、面白いものでもみられるんだろうな、と思っていたんだけど。
?????
一体、ここは何の博物館ですか?
そ。
私は、例によって下調べもしないで、ダ・ヴィンチの名前が冠してあるから当然、彼の業績を称える博物館だと信じていたわけだけど。
これって、何の関係があるの?
というような展示にいきなりぶつかっちゃうわけです。
ひょっとして、ここって、ただの科学技術博物館だったのぉ?!
とりあえず、オジサマと廊下のベンチに腰を落ちつけて、何があるのか、そして、何を見たいか検討することにしました。
で。
さっきもらってきたリーフレットをマジマジ見る。
と。
やっぱり!
メインは、現代の科学技術の紹介・啓蒙(?)にあるようであります…。
つまり。どちらかというと、若い人への教育機関的位置づけ?!
じゃ、ダ・ヴィンチ関係のものは、何もないの?
館内見取り図を丹念に見ると。
確かに、申し訳程度、ところどころに「レオナルド・ダ・ヴィンチ」と書いてある。
しかし、しかし。
それが、具体的に何を意味するのか?
何処にも書いてないのですよ。
つまり。
他の部屋は、例えば、楽器、とか、宇宙、とか、サウンド、とか、遠隔コミュニケーションとか。
分野ごとに展示室が分かれているなかで。
ポツン、ポツンと、「レオナルド・ダ・ヴィンチ」と書いてある部屋があるってこと。
ホント、いい加減だなぁ~。
とにかく。
科学技術博物館だから(なのか?)実習ができるアトリエがたくさんあったりして(予約制、有料?)、広さはとにかく広い!
廊下を歩いているだけで、疲れるくらい(ちょっと大袈裟)なので。
本当に見たいものだけ、見ることにしました。
それでも。
ダヴィンチと書かれた部屋にいくまでに通る展示室は、折角だから見て回るわけですが。
この博物館、換気がすごく悪い。
空調施設が全然ないので、酸素不足。
たまに廊下の窓が開いていて、一息つく、という感じで。
何とも、疲れる鑑賞なのであります。
しかも。
漸く、「ダヴィンチ」エリアにやってきて。
アンボワーズのクロ・リュスの展示のように。
彼の発明した器具・設備などの説明と、小さな模型が置いてあったわけですが。
近視の進んだ私には、英語の文字盤が小さくて暗くて遠くて読めない…。
という。
(大文字で書いてあるイタリア語の方に、ライトが当たり、その影になっている。)
…正直、説明があまり読めない私には、意味不明の模型なんて全く面白くもなんともなかったのであります。
こんなんだったら、本を読んだほうがよっぽど楽しいに違いない。
まぁ、それでも。
折角、入ったんだからと、一応全館歩き回りました。
元祖オタクの鉄っちゃんが喜びそうな(笑)車両や、船舶、航空機などが展示されているスペースもあって、ものすご~く端折って見たにも関わらず。
「そろそろ、出ましょうか?」と言った時に、丁度どこからか12:00の鐘!
ひゃぁ~!もうそんな時間?
そ。
オジサマは、中央駅1:30発の列車に乗らなければならないのです。
昼ご飯を食べるなら、今食べるしかない!
のだけど。
昨晩の飲み・寝不足のせいか、珍しく未だお腹が空かない。
中央駅のバールででも、食べましょうか?
という提案にオジサマも賛成し、どこか簡単に見られるところへ行くことにしました。
しかし。
残された時間は、約30分。
一体何が見られる?
というわけで。
結局、ドゥオモを再度拝むことに。
この旅で、実に3度目ですが。
やっぱり驚きは、いつも伴う。
でっか~!!!!!!(笑)
全く前日と同じような写真を、折角だから、と撮り…。
胡散臭い写真屋の鴨になっているカップルを横目で見ながら、地下鉄でホテルに向かいます。
オジサマの荷物を取って。
中央駅へ。
「ママン(←オジサマは、ホームステイ中)へのお土産は、結局何か買われたんですか?」
「買ってない。」
というわけで。
駅前のカフェで、なにやら甘いものを買うとのこと。
「何がいいと思う?このキャンディなんてどうかな?」
そんなこと、ノンベの私に聞かれてもねぇ…。
「ゴメンなさい…正直言って、甘いものなんかより、サキイカもらうほうがずっと嬉しい人間ですから、全然判らないんですよ~。」
と返したら。
あはは、オジサマ、絶句してました。
で。
オジサマが、お土産を選んでいる間、併設されているバーとレストランを観察する私。
そこで、目が釘付けに。
というのが。
サンドウィッチがウインドーに入っていたのですが。
すっごく美味しそう♪
特に。
真っ黒の食パン(?)に中身がクリームチーズとスモークサーモンというのは、美的にも意表をつかれたし。
他のどこにでもあるような中身でも、野菜の彩りがとっても綺麗で、俄然食欲をそそります。
…突然、お腹が空いていることを思い出してしまいました、笑。
昼ご飯としてこれを買って、駅のバールで、立ち飲みビールと一緒に食べるのもオツだなぁ。
なぁんて、ことを考えていたところで。
「うさ、行くよ。」とオジサマ。
「ね、ね。見てくださいよ、美味しそうじゃありません?」
というわけで。
二つサンドゥイッチをテイクアウトにしてもらい、足早に中央駅へ向かったのでした。
駅に着くなり、発着掲示板を見て、該当の番線に。
オジサマが列車に乗り込み、荷物を積んで、再びホームに降りてきたときは、既に1:20。
あぁ、残念。
「駅のバールで、ビールを飲む時間がありませんねぇ。」というわけで。
オジサマとはそこで再び固い握手を交わし、さよならをしたのでした。
さぁて。
この旅、残るは1泊2日ありますが。
自分一人ですからねぇ。
しかも。見所は大抵見終わったということで、食べ物の話くらいしかないので(笑)、次回が最終回かなぁと思っています、が。
実は、その後「イタリア総括・感想編」も書きたかったり、ポリポリ。
…やっぱり、旅は新鮮なことばかりで、書きたいことが次から次へと出来るもののようであります。
因みに。
パリの今日は、とても涼しい1日でありました。
とっても眠かったから、コンタクトを外して。
顔を洗うだけで、シャワーも浴びずに寝てしまいました…。
で。
翌朝。
8:30の朝食まで、大してすることもないくせに。
寝るときに眠くて、小心者の私は、目覚ましを寝過ごさないようにと7:00に合わせてました(苦笑)。
ということで。
旅行に来ているのに、5時間に満たない睡眠時間、とな。。。
ノソリノソリ起き出して、雨戸(?)を開けると。
うわっ~、眩しいっ!!!
またしても。ピーカンのお天気のようです。
昨晩、シャワーを浴びずに寝たので。
ゆっくり、髪の毛も洗いつつ、旅行らしさを満喫~。
…時間になって、食堂へ降りました。
連れのオジサマは、というと。
あらま、目が充血!しているじゃありませんか。
旅行に来て何してるのぉ?!(笑)
なんでも。
日本では、都心から若干、離れたところに住んでいるオジサマ。
…飲む時は大抵都心で、帰る間に消化するから、家に帰ったらすぐ寝つけるんだそうで。
私が部屋に戻ってから=飲んだ直後ということで、寝つかれなかったらしい。
で。
仕方がないから、夜中に1時間ほど、お散歩に行ったんですって!
というわけで。
お互いに、寝覚めの悪い朝。
食欲もそんなにない…。
それでも。
というべきか、だからこそ、なのか。
またまた朝食に1時間ほどかけ。
更には。
部屋に戻って、その日のお昼過ぎに出発するというオジサマの荷物の用意も考慮し、10:00にホテルを出ることにしました。
…一緒に観光が出来る貴重な時間というのにねぇ、笑。
さて。
予定通りホテルを出ると、とにかく時間を無駄に出来ないので、メトロに向かいます。
が。
あれ~、肌寒いかも。
朝起きたとき、ピーカンだったのに。
いつのまにやら、空には雲がムクムク状態=お陽様はスッカリ雲隠れ。
乾燥しているので、風が吹くと、上着が欲しいかも。と思うくらいでした。
…ま。
天気予報によると、そんな心配はなさそうだったから、とにかく、行きましょ!
そして。
前日の作戦会議(?)で同意してもらって足を向けた先は、「レオナルド・ダ・ヴィンチ 科学技術の国立博物館」でありました。
えへへ。
先日書いたように、すっかり「俄か、強烈レオナルド・ダ・ヴィンチファン」になりきっている私。
本当は、その前の日、『最後の晩餐』を見た後にすぐ見学予定だったのが。
予想を裏切り、スフォルツェスコ城が素晴らしかったものだから。
見る時間が取れなかったのでした。
…オジサマの知り合いが、
「偽モノばかりでおもしろくなかった。」と言っていたらしいけど。
発明の発端やら、その創意工夫を見て、感じるだけで、スッゴク楽しいのです♪
(フランス、トゥール近くアンボワーズのクロ・リュス=彼の晩年の家は、大のお気に入り。)
最初の予定では、その朝、市内の外れ、ヴェニス風情の川岸(?!)に毎月最終日曜日に開かれる骨董市を見に行こう、と言っていたのですが。
別に、骨董市で買いたいものがあるわけじゃなく。
折角だから、色々なミラノの顔を見たいという、それだけの理由で選んだ訳だから。
とにかく。
この博物館だけは見なくっちゃ!と力説し。
その日、向かったわけなのです。
ところが。
最寄駅の地下鉄を降りても。
何だか、人寂しい…。
ホント、ここなの?
通り名からすると、合っているらしいけど。
観光客の一人もいない。
夏だからかなぁ、今のトレンドじゃないのかなぁ、と言いながら。
とりあえず、それらしい方向へ歩く。
「きっと、この建物じゃありません?」と。
大きな建物塀に沿って歩くと。
入口らしいくらいウィンドーのところに。
「科学技術博物館の入口はあちら→」という貼紙が。
…その建物の敷地を、ぐるりと背後に回ったところが入口らしいです。
だったら、駅の側にでも貼紙くらいしてよっ!
全く気がきかない…。
ブツブツ言いながらも、書いてあった道らしき道を辿っていきました。
しかし。
ホントにこんなとこ?
…暫く歩いても、誰一人として、道を歩いてないんですもの。(観光客も街の人も)
もう引き返しましょうか、と言い出そうかと思い始めたところに。
博物館の旗が見えました、ホッ。
入口を入って、お喋りに余念がない係員さんから入場券を買い。
置いてあった英語のリーフレットを取って、中に入ると…。
だだっ広い。
とりあえず、順路に従っていけば、面白いものでもみられるんだろうな、と思っていたんだけど。
?????
一体、ここは何の博物館ですか?
そ。
私は、例によって下調べもしないで、ダ・ヴィンチの名前が冠してあるから当然、彼の業績を称える博物館だと信じていたわけだけど。
これって、何の関係があるの?
というような展示にいきなりぶつかっちゃうわけです。
ひょっとして、ここって、ただの科学技術博物館だったのぉ?!
とりあえず、オジサマと廊下のベンチに腰を落ちつけて、何があるのか、そして、何を見たいか検討することにしました。
で。
さっきもらってきたリーフレットをマジマジ見る。
と。
やっぱり!
メインは、現代の科学技術の紹介・啓蒙(?)にあるようであります…。
つまり。どちらかというと、若い人への教育機関的位置づけ?!
じゃ、ダ・ヴィンチ関係のものは、何もないの?
館内見取り図を丹念に見ると。
確かに、申し訳程度、ところどころに「レオナルド・ダ・ヴィンチ」と書いてある。
しかし、しかし。
それが、具体的に何を意味するのか?
何処にも書いてないのですよ。
つまり。
他の部屋は、例えば、楽器、とか、宇宙、とか、サウンド、とか、遠隔コミュニケーションとか。
分野ごとに展示室が分かれているなかで。
ポツン、ポツンと、「レオナルド・ダ・ヴィンチ」と書いてある部屋があるってこと。
ホント、いい加減だなぁ~。
とにかく。
科学技術博物館だから(なのか?)実習ができるアトリエがたくさんあったりして(予約制、有料?)、広さはとにかく広い!
廊下を歩いているだけで、疲れるくらい(ちょっと大袈裟)なので。
本当に見たいものだけ、見ることにしました。
それでも。
ダヴィンチと書かれた部屋にいくまでに通る展示室は、折角だから見て回るわけですが。
この博物館、換気がすごく悪い。
空調施設が全然ないので、酸素不足。
たまに廊下の窓が開いていて、一息つく、という感じで。
何とも、疲れる鑑賞なのであります。
しかも。
漸く、「ダヴィンチ」エリアにやってきて。
アンボワーズのクロ・リュスの展示のように。
彼の発明した器具・設備などの説明と、小さな模型が置いてあったわけですが。
近視の進んだ私には、英語の文字盤が小さくて暗くて遠くて読めない…。
という。
(大文字で書いてあるイタリア語の方に、ライトが当たり、その影になっている。)
…正直、説明があまり読めない私には、意味不明の模型なんて全く面白くもなんともなかったのであります。
こんなんだったら、本を読んだほうがよっぽど楽しいに違いない。
まぁ、それでも。
折角、入ったんだからと、一応全館歩き回りました。
元祖オタクの鉄っちゃんが喜びそうな(笑)車両や、船舶、航空機などが展示されているスペースもあって、ものすご~く端折って見たにも関わらず。
「そろそろ、出ましょうか?」と言った時に、丁度どこからか12:00の鐘!
ひゃぁ~!もうそんな時間?
そ。
オジサマは、中央駅1:30発の列車に乗らなければならないのです。
昼ご飯を食べるなら、今食べるしかない!
のだけど。
昨晩の飲み・寝不足のせいか、珍しく未だお腹が空かない。
中央駅のバールででも、食べましょうか?
という提案にオジサマも賛成し、どこか簡単に見られるところへ行くことにしました。
しかし。
残された時間は、約30分。
一体何が見られる?
というわけで。
結局、ドゥオモを再度拝むことに。
この旅で、実に3度目ですが。
やっぱり驚きは、いつも伴う。
でっか~!!!!!!(笑)
全く前日と同じような写真を、折角だから、と撮り…。
胡散臭い写真屋の鴨になっているカップルを横目で見ながら、地下鉄でホテルに向かいます。
オジサマの荷物を取って。
中央駅へ。
「ママン(←オジサマは、ホームステイ中)へのお土産は、結局何か買われたんですか?」
「買ってない。」
というわけで。
駅前のカフェで、なにやら甘いものを買うとのこと。
「何がいいと思う?このキャンディなんてどうかな?」
そんなこと、ノンベの私に聞かれてもねぇ…。
「ゴメンなさい…正直言って、甘いものなんかより、サキイカもらうほうがずっと嬉しい人間ですから、全然判らないんですよ~。」
と返したら。
あはは、オジサマ、絶句してました。
で。
オジサマが、お土産を選んでいる間、併設されているバーとレストランを観察する私。
そこで、目が釘付けに。
というのが。
サンドウィッチがウインドーに入っていたのですが。
すっごく美味しそう♪
特に。
真っ黒の食パン(?)に中身がクリームチーズとスモークサーモンというのは、美的にも意表をつかれたし。
他のどこにでもあるような中身でも、野菜の彩りがとっても綺麗で、俄然食欲をそそります。
…突然、お腹が空いていることを思い出してしまいました、笑。
昼ご飯としてこれを買って、駅のバールで、立ち飲みビールと一緒に食べるのもオツだなぁ。
なぁんて、ことを考えていたところで。
「うさ、行くよ。」とオジサマ。
「ね、ね。見てくださいよ、美味しそうじゃありません?」
というわけで。
二つサンドゥイッチをテイクアウトにしてもらい、足早に中央駅へ向かったのでした。
駅に着くなり、発着掲示板を見て、該当の番線に。
オジサマが列車に乗り込み、荷物を積んで、再びホームに降りてきたときは、既に1:20。
あぁ、残念。
「駅のバールで、ビールを飲む時間がありませんねぇ。」というわけで。
オジサマとはそこで再び固い握手を交わし、さよならをしたのでした。
さぁて。
この旅、残るは1泊2日ありますが。
自分一人ですからねぇ。
しかも。見所は大抵見終わったということで、食べ物の話くらいしかないので(笑)、次回が最終回かなぁと思っています、が。
実は、その後「イタリア総括・感想編」も書きたかったり、ポリポリ。
…やっぱり、旅は新鮮なことばかりで、書きたいことが次から次へと出来るもののようであります。
因みに。
パリの今日は、とても涼しい1日でありました。