うさたろうの 気儘なフランス散歩

2年の予定が丸7年。赤貧学生としてのフランス生活にも終止符。約4年8ヶ月続けてきた日記、改め、気儘なフランス散歩…

パリの街を散策、序章

2005-07-14 23:16:02 | フランス(食べ物・飲み物)
い~花火日和です。
外はとても暑いけど、朝晩が涼しいせいか、こうして日中家の中にいる分には汗もかかきません。
6月下旬の酷暑に比べて、何とまぁ、ありがたや~!

さて。
昨日の訂正から。
「鼻をほじる」という行為に対して、考察をしたのですが。
大事な前提と、それから発した結論を忘れてました。
誤解をされた方、申し訳ありません。。。

何故、日本にいるときには、電車の中で鼻をほじるオジサンにたまに出会ったのか?
何も、オジサンが全員鼻をほじる必要性にかられているわけでもないはずです。
では何故、女性が鼻をほじらないのか?、
勿論、「鼻なんてほじるものじゃない」という教育からなのかもしれませんが、それより何より必要がないからなのでしょう。

そう。考えてみれば、私は鼻をほじらない。
でも、垢はたまっているのかしらん?…そんなこと考えたことはなかったなぁ。

家に帰って、鼻の穴を観察しました。マジマジ。
別に、汚れているようでもない…。
それに。鼻をほじりたい、という欲求にかられたこともない。
う~む。

というわけで、鼻をほじりたくなる人は、たぶん、鼻毛がたくさん生えていて、且つ、硬い毛なのでは?という結論です。
つまり、そういう体質の人はきちんと掃除をしていないと垢がたまりやすい。
従って、痒くなるので、「ほじる」行為に走るんだと。

つまりフランス人が、ほじらないのは、多分鼻毛が柔らかい。或いは薄い?
更には、仮定1のように、鼻をよく、しっかりかむ。
加えて、仮定2のように、欧米人は表面は乾燥しやすい、それに反比例して、内部は湿っぽい。
という勝手な結論に、達しております

と。この話題はここまで。
今日の、主題に入ります。

人に勧められると、すぐその気になるうさたろう。
…そうよねぇ、ワイン1杯2杯一人で飲んで来たって、そんなに時間かかるわけでもなし。
本当に引っ越してきちゃったら、却って行く気がなくなるかもしれないなぁ。
たかが17平方メートルの部屋の掃除なんてタカが知れている。

→でも結構大変なんですよ~。
だって、お風呂のタイルの目が黒くなっているの、私のせいじゃないのに(まだ住んでない!)白くするように掃除してください!というのが大家さんの注文。
フツー、貸す前にそちらが全部するべきでしょう???と思いながら、時間をかけて少しずつ磨く予定です。

で。
わざわざ地下鉄に乗って行かないで、散歩しながら良さ気なワインバーを見つけたら、入ってみようっと。
というわけで、夕方6:00くらいからブラブラ歩いてみました。
…パリって結構歩いてどこでも行かれるんですよね。
私のステュディオはカルチェ・ラタンの方に近いので、その辺をゆっくり丁寧に。

で、本当はブラッセリー・カフェなのに、合わせてバー・ラ・ヴァンの表示があるお店が多いことを発見し、少し吃驚りしました。
私の中では、バー・ラ・ヴァンとは、それこそ、ボーヌ(ブルゴーニュワイン産地の街の1つ)とかにあるお店、ワイン1杯を気軽に飲ませることを目的にした場所、というイメージだったから。

パリのそういう表示のあるお店を覗きながら、「うそつきだわ!」なんてチョッピリ落胆しながら1時間ばかり徘徊。
…ワインバー、ってこうして見ると、意外とないものなのですね。
できれば、カーブがあって、その横で飲めるというワインバーをイメージしていたのですが、カーブのあるワインショップはあっても飲むところはないし。

もう諦めて帰りかけたところでした。
何かそそられる、とあるワインショップのウィンドーの記事に釘付けになった後。
(いつかここで買ってみたいもの。。。)
その横に、全く気取らないカフェみたいな1軒。
隣のワインショップとは全く関係ないのはよくわかるけど、一人で飲んでいる人、またカウンターで飲んでいる人も、この時たまたまだったのか、皆ビールではなくワインじゃないですか。

カーブなんて無いけど、よしっ!即決。ここに入ろう。
お店に入るなり、カウンター後ろの黒板に「今日のワイン」と書いてあるのが目にはいりました。
中身がなんだかよく分からないまま、グラス1杯、注文。

カウンターのお兄さんは、冷えた赤ワインをなみなみついでくれました。
読みにくい黒板の字を、もう1度見直すと、
「Anjou(gamay)、ワイングラス1杯、4.2ユーロ。ボトル20ユーロ。」
夕方とはいえ、ギラギラ照りつく太陽の下、1時間ばかり歩き、乾いた喉には快適な、軽い飲みやすい1杯でした。

そして。
カウンターで、立ったまま一人グラスを傾けながら、違う黒板に、通常置いているワインのリスト発見。
白と赤と15種類ずつくらいが書いてあります。
あぁ、一応3ユーロから飲めたのね。。。これ高いほうだったんだわ。
こんなに若いのに…きっと癖のないまとまりのある味だから、よく出来ている、ということなのでしょう。

実は1杯で帰ろうと思ったのですが、やっぱり基本的にこういう赤ワインでは物足りない私。
ちょっと高いけど、と躊躇しつつも、サンテミリオン、プルミエ・クリュ5.2ユーロを頼んでしまいました。
あ~、やっぱりこういうほうが好き!美味しい!!!

…今日の写真は、そのバーを、振り向きざまに慌てて撮った写真です。
極貧学生の私は、本来なら一人でいる時にこんな贅沢(だって家では1本が4ユーロとかのワインですからねぇ)、そうそうできるものではないのですが、こうしたパリ探索も時々してみたいと思っています。

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4 コメント

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次回の開廷まで (pfaelzerwein)
2005-07-15 15:51:29
うささん、私は誤解していませんが鼻毛の件は改めて議論しましょう。



一つ気に入らないのがタイル掃除の話です。これがドイツの場合、重大な問題となります。何故ならば賃貸の受け渡し時が現状となるからです。「白くするように掃除してください!」は、記録に残しておかなければなりません。もしくは掃除料金を請求すべきです。少なくとも時給20ユーロは請求すべきでしょう。つまり、現状維持が基本ですから、「汚して」返還するか、少なくともこれの代わりに窓を壊して返すとかの帳尻を合わす必要があります。恐らく写真で記録していないでしょうから残念です。



しかし乾燥しているといっても、こちらはここ数日暑かったです。そこでサンテミリオン、流石!私は暑い時に濃くあるのは苦手です。その点ロワールのは少し冷やし加減でいいですな。評判の悪いシノンなどもオルレアンのカフェーなどではいい物がありました。



アンジュのガメー種は知らなかったのですが、ボージョレーやスイスの物などと較べてみましょう。
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ありがとうございますぅ。 (うさ)
2005-07-16 07:35:32
こんばんは、pfaelzerweinさん。

…pfaelzerweinさんのコメントを見つけると、何だかホッとします

特に、今晩みたいな日は。

パソコンが、またおかしいんです。。。



お返事をきちんと書きたいのですが、爆発する前に(?)パソコンの電源を切ろうと思っているので、明日また続きを書かせていただきますね。
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テロリスト?! (pfaelzerwein)
2005-07-16 17:55:36
ノートブックによるテロリストなぞ聞いたことがないな!
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私も… (うさ)
2005-07-17 17:28:27
そういえば、聞いたことがありませぬ。

新手のやり方でしょうか???なんちゃって。



…タイルの掃除。

やっぱり変ですよねぇ。

なんで私が?と。

きっとフランスでもドイツと同じようなことなのかもしれませんが。

今回の大家さんは日本人なのです(旦那さんはフランス人)、日本人向けのアナウンスで見つけたステュディオなので。

だから、却って何も言えない、というか。

彼女が言うことを、一応全部、良い子が従う状態、であります。



まだ、白くなりきってないので(1回じゃ無理なんです、目地についたカビなので)写真は撮っておこうかな、と思ってます。



そう。

こちらも暑いですよ。火曜日あたりから涼しくなるらしいので、それまでガマンです。

…確かに。暑いときは、やっぱり冷えたサラッとしたフルーティ系のワインが、より美味しく感じますよね。



さぁて、それでは今日は何を飲もうかしら?

…って。あ、ワインの買い置きがない!

ビールで夕飯は楽しむことになりそうです。

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