明日は秋分…

日本語の乱れ、とやらをここで論じようというわけじゃないんですけど、ね。




言葉のプロであるはずの人たちの言葉遣いの無神経さ。
実にガッカリします…。




今日の午後、地下鉄に乗って、中吊り広告をボケ～っと見ていて。
女性誌CanCam　11月号の大見出しが目にとまったんです。


「かわいいレディに、秋はなる！」




いや、勿論、わかりますよ。

でもね、キャッチコピーとして、全然、ひびかないうえに。

秋という季節が、かわいいレディになれるはずないじゃん！と　突っ込みたくなる…。


なんか、もうちょっと、気の利いたフレーズにしてくれないかしら。
というのは、難癖のつけすぎでしょうか。





そして。


夕飯の支度をしながら、NHKテレビを何気なく、聞いていたんですけど。


首都圏ネットワークという枠の特集、ミドルエイジクライシス　～30代　ひずみ世代の今～　という番組の中で。
編集部分で、リポートしたアナウンサーが、心の病に陥っていく人に、周りが注意を払うべきという意味の内容を言う時に。

「周りが目配せをして…云々」


はぁ～っ？？？

おい、目配せなんかして一体、どうするのよ！



これって、当然「目配り」の間違いだったんでしょうけど。


生放送じゃない編集部分なんだから、誰か周りの人が気づいて撮り直してよ！
ってね、思ったわけです。



それにしても。
天下のNHKがこれですもん、ね。ほんと、落ちたもんだなぁ…と。



なんだか、がっかりしちゃいました。






という下らない愚痴はともかく。




一方で、自分の情けなさも相当ヒドイ、です（苦笑）。
われながらガッカリ出来事。




そう、前回書いたように…。
4時20分には起きてまだかなり暗い中5時前に家を出て、始発に乗るべく地下鉄の最寄り駅に行ったんです。

で。
切符を買って、ホームに行って。
未だ始発が発車する5分くらい前で、ちょっとホッとしながら、行くべきお宅のマンションの鍵を今のうち用意しておきましょ、
と、カバンの中を探ったんです。


ほら、他人ん家のスペアキーをペラと預かっているので、失くしやすいなぁ、と思いつつ。
自分のキーホルダーにいれることもせず。
場所を決めて入れていた、つもりが。



ない！



うわぁ～っ !!!!!　どうしよう !!!!!


どうしてないの？私、失くしちゃったの？




気が動転して半狂乱状態（というのは大袈裟ですけど、ね。笑）
一気に目が覚め、ふと思いついたのは、そういえば前回とバッグ違うじゃん…。






というわけで一目散に家に帰ろうと、改札口を通ろうとすると。


入った切符じゃ、同じ駅の改札って通れないんですね（涙）。



自動改札にトウセンボされて。
呆然と、オロオロ。


こんな時間なのに申し訳ないと思いながら、インターフォンで駅員さんに泣きつきました。（無人の自動改札）



すると。
今の駅員さんって、ホント優しいですね～。

すっかり、カンドーしちゃいました。
というのは。


訳を話すと、ぶっきらぼうじゃなく。
それじゃあ、一番手前の改札を開けますからそこから出てください。
と。


しかもそれだけじゃなく。


忘れ物を取って戻ってきたら、その切符で入れるよう、インターフォンでまた呼んでください。
ですって！



そんな高くないとはいえ、乗り継ぎ切符を買っていたので、カンドーは一入。

ありがとうございます、と言って、脱兎のごとく一目散に家に走って帰りました。






ところが。
家に帰って、前回持って行ったバッグを抽斗から出そうとして、ふと思い出した…。





そういえば私、前回家に帰りついたときもヤッパリ、鍵をなんかの拍子に落としてしまわないかがスゴク不安になったもんだから、どっかにキチンと仕舞ったんだっけ。

そこまで思い出したんだけど。

それがドコだったのか、ちっとも思い出せない。





いや～、実は昔っからよくあるんですよね、私。
絶対失くしてはいけない、と思う気持ちから、シッカリ念を入れて仕舞うんだけど。

どこに仕舞ったか、肝心なことが思い出せない。



ほんと、そんなんだったら、仕舞わないほうがいい、といつも後悔するものの、後の祭り。




…落ち着け、と自分に言い聞かせるものの。
始発逃した、というガッカリと。早く行かないきゃと、と焦るばかりで。見つからない。




で。
もう一度、その日のバッグをひっくり返し、全てのもの一つ一つ確かめる…。



そしたら、漸く！見つけました。
手帳の表紙の折込のところに、透明の袋に入れて、入れていたのでした。



そうよ、ここよ！ここだったのよ…。




正直、相当自分の間抜けさにガックリしたけれど、とりあえず失くしてないことを神様に感謝して。
また、大急ぎで駅に戻ったのでした。



そして。
改札口で、再びインターフォンで駅員さんを呼び出すと。

すぐに、さっきの方ですね、と言ってくださり、無事改札も通り抜け。



次の電車の時間を見ると。
実に始発から30分の違い…。



ヤレヤレ、ほんと馬鹿みたい。

年取って、物忘れがひどくなる前に、この懲りない「思い立ったらその日の気分で仕舞い込む癖」直さないとなぁ～と朝から疲労感の中でしみじみ思ったのでした、チャンチャン！






さ。
明日は、休日。ちょっと遅めで大丈夫。

しかも、雨？　
水遣り、ひょっとして要らない？なぁんて思うのだけど（笑）。

そういえば、玄関のほうの植木は屋根の下だから、カンケーない…ということを思い出し。
トコトコ、行って参ることにいたしま～す。



…お花が咲いているのを見ると、ヤッパリ嬉しいものですね。
以前、出張が多く、観葉植物を枯らして以来、一切植物を育てないことにした私も、心が綻んできました。
お庭がないとイヤ、という人の気持ちがわかる気がします。