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うさたろうの 気儘なフランス散歩

2年の予定が丸7年。赤貧学生としてのフランス生活にも終止符。約4年8ヶ月続けてきた日記、改め、気儘なフランス散歩…

贅沢しちゃいました…

2009-03-28 05:12:39 | フランス(食べ物・飲み物)
明日また、行かなくちゃいけなくなってしまいました。
どこにって?

テヘヘ。
ワイン見本市





そう。
昨年の11月、初めてパリで、先輩に連れて行ってもらったワイン見本市というものですが。
(→その時のブログ
展示会場を変えて、年に2回あるものなんですね。


で。
今回も、その先輩にお願いして、一緒に行かせてもらいました。



金曜日の午後。
…担当教授との関係から、果たして行かれるかどうか、危ぶんでいたのですが。
幸い、こっそり抜け出すことができました。


で。
今回は、用意万端!
何しろ、前回はその朝にお誘いを受けたこともあり、結局6本買ってしまったものの、重くてタイヘンな思いをしたのでした。

だから。
キャスターを持参。


と言っても。
重さ的には、せいぜいこの間と同じ6本が限度だし(←地下鉄の乗り換えなどを考えると)、部屋に置いておく場所もないから。と。
小さめのボロ・リュックのキャスターつきを背負っていったのでした。



2:00近く、無事、先輩と合流。
1年に2回の見本市両方に来るところもあれば、出店するにはかなりお金もかかるのでしょう。
1回しか来ないところもある、ということですが。

先ずは、今回も出店しているうち、その先輩が前回買ってとっても気に入ったワインブースへ向かいました。


お話好きで気のいいオニイチャン。
南方訛り丸出しに、色々説明を加えながら、試飲させてくれます。
…結局、8種類全部試飲なり


心配して、
「吐き出していいんだよ。」と何度か言われるのですが。

ウフ。
…どれも美味しく、私は、勿体ないので全部飲んじゃいました~。



で。
ここでは私も買おうと思っていたので。
2種類の赤を2本ずつ。




そしたら、ナントですね。
先輩が3箱買った(=1箱6本入り)ことや、前回と同様話が弾んだこともあって。
私の箱(←バラで4本買っていたから空きがあって)のほうに1本、ロゼをおまけしてくれました。
「必ず、二人で飲むんだよ!」って。


うわ~、感激

それに。
何とグッドタイミングなんでしょう!

というのも、近いうちにその先輩も含めて、我が家で小パーティーをすることになっているのです。
「その時に飲みましょうね!」とお約束。


そして。
そこはまだ1番目だったので、買ったワインは、最後に貰い受けるということにし、その先輩がロゼはこの地方のしか買わないという、ドメンヌの出店先へ。

これから、夏を越さないといけないでしょ。暑くなった時のバーベキューとかにロゼは必要なのよ!

という言葉に、「そうか、そうか。」と。
また、そこにあった全てのロゼ3種と赤3種を試飲させてもらって。
1番気に入ったロゼを2本、買ってしまいました。



「それじゃ次。アルザスの白ね!」
勿論、知識のない私は、どこでも喜んでついていきます。


とってもサンパなご夫妻。
先輩が、何年も前からご贔屓にしているので、顔を見ただけで奥様手書きの顧客カードが出てきました。

ここでもまた、一通り試飲させてもらって…。

ドンドン気が大きくなって、最初に買った4本+1本を持って帰らなきゃいけないことを思いつつも。
ええい、と白2本に、オードヴィ1本を買ってしまいました。



ってことは。
れれ?
9本、持って帰るの???????

これは、またバスを探さないと死んでしまう!と、内心青くなってきたところで…。

既に4箱手許に持っていた先輩が
「これ以上重くなると、キャスターも引けなくなるのよ。一旦、車に置いてくるわね~!」と。



私はその間に、バスの路線図と睨めっこ。
3本乗り継げば、家に帰れることが判明!
…2本の地下鉄より、遥かにマシです。




戻ってきた先輩は、最近、お友達同士でワインのまとめ買いをしたらしく
「今回は、もういいかなぁ?」お帰りモードです。

「ね、もう1軒だけ、折角だから行きましょうよ!」
「どこがいいの?」

彼女の書き連ねていた行きたいリストにあった、サンセールを選び。
レッツラゴ!




…すっかり歯止めが利かなくなった私。
折角来たんだもん!と自分に言い聞かせ。

「明日、1軒目で買った箱取りに来ます!」と言い放ち、
また2本買ってしまいました。



先輩が1軒目のお店で回収する時に、
「ゴメンなさい、明日必ず取りに来ますから!」とお願いし…。



結局、私はその後買った7本を、キャスターつきのリュックに入れ。
何とかバスを3本乗り継ぎ、家に帰りついたのは6:30過ぎ、でありました。






ふと我に帰って思う。。。。。



う~む。
こんなに買うつもりはなかったんだけどなぁ。
それに。
どこに置いておこう?!




ま。
明日行くのは、仕方ないといえば仕方ない。
隣のオニイチャンとも行こうかと、言っていた訳だし。



しかし~。。。。。。
今回は、前回で免疫が出来たのか(?)普段飲むワインの2~3倍くらいの値段のワインばかり買って来ちゃった…。






というわけで。
「普段飲む量を、3分の1くらいにしなくっちゃ!」
というのが、当面の目標になってしまいました。
果たして、私に守れるのでしょうか?!

卵は身体にいい?

2009-03-27 06:12:03 | フランス(食べ物・飲み物)
お昼書いたように。
今日は、結局、雨が降ったり、止んだり。
それに。
寒いんですよね~。。。。。

"猿のオジサン"(べりーショート)になってしまっているので、耳が寒い!!!
髪の毛のある温かさというものを、今更思い出しています。





さて。
夕方、吃驚りする光景に出くわしました。
…心が暗くなる。。。














↑ここまで書いて…。

が、が、が~ん。。。。。。。
書きたいのに、書けない。



というのが。
説明したいものが、日本語で何ていう物なのか知らないことに今気がついた…。

情けなさ過ぎ。

グーグルで、それらしき単語やその物の機能を入れてサーチするも。
とにかく、名前自身が分からないから、どうしようもない…。


明日、日本人の友達に会うので、聞いてみて、この話題は明日にすることにします。


あ~、情けない。。。。。。





で。
じゃ、何を書こう?
ん~と。
…朝ご飯の話。




そ。
食べ物も、一度嵌ると、とりあえず暫く嵌り続ける癖がある私。
チュニジアに行ってから、あの時の朝ご飯が時々懐かしく思い出されるのです。
(って。特別な朝ご飯じゃないけど。)


というのは、ここんとこずっと、シリアルとヨーグルト、パンにチーズだけ。
という朝ごはんスタイルだった…。






でも。
朝からしっかり食欲もあるので、やっぱり料理っぽいもの(=調理したもの)があると嬉しかったわけで。



あ~、目の前で焼いてくれるオムレツが美味しかったなぁ~♪






どちらかというと、卵はそれほど好きじゃないけど。
(←子供の頃は、嫌いでした。。。。。)
あの熱々の、実沢山のオムレツ…。






そ。
俄然、ある朝、無性に食べたくなったのでした。




というわけで。
それ以来、実は毎朝、パンにオムレツ。

そ。
このオムレツの何がいいって、意外に朝からお野菜が取れること。
(それまで。朝は殆ど野菜なし。せいぜい果物かジュース。)


それに。
朝ご飯をたくさん食べると、朝の活動がのりやすいし、お昼ごはんが少なくてすむのです。






ただね。
ちょっと気になることが。

そう。
…卵1個じゃ、ホテルのようなオムレツにならないんですよ~。
だから。
大抵、2個使っちゃう。



そういえば。
卵ってコレステロールが高いって、悪名高かったのよね。
1日2個も食べて大丈夫なんだろうか?

ふと心配になってきました。






今は、まだすっかりこのマイブームに嵌っている途中で。
とってもお気に入りなのですが。
やっぱり毎日2個食べ続けてはいけないのかなぁ?

…何方か知ってたら、教えてください。

ラヲタさん達は、結構食べているんじゃないかな、って思うんですけど、ね。
どうなのかしらん?

遊びすぎ。っていうより飲みすぎ?

2009-03-16 03:48:26 | フランス(食べ物・飲み物)
も、最低っ!!!
反省しきりの週末であります。。。。。。





というのが。
一昨日の晩、どういう経緯でそうなったのか?
未だによくわかってませんが、ポリポリ

…結局、最終的に隣のオニイチャンまで合流して、我がボロステュディオで、朝まで飲む羽目に。
フラフラの頭のまま、シャワーも浴びずに、顔だけ洗って、コンタクトを外し、ベッドにバタンキューとなったのが、何と朝の7:00でありました。

12:00に起きようと思って、目覚ましはかけておいたんだけど。
飲み過ぎて、寝苦しかったのか、或いは、仕事が気になったのか。
10:00前に目が覚めてしまいました。

相変わらず、身体にはアルコールが残っているし。
12:00まで何とか寝ようと思ったのに。
頭の芯がぼ~っとして、逆に寝付けない。

暫くベッドにゴロゴロしていたけど。
そのまま前後不覚に寝込んでしまうのも怖くなり、起きあがって、シャワーを浴びてみました。



だめだ、こりゃ。
まだ、アルコール抜けてない。
…お散歩に出かけてみる。

あまりの寝不足で元気が戻らない。

とにかく、12:00には一旦家に戻り、支度をして、仕事に向かいました。
…3時間弱の睡眠で、アルコールの抜けていない頭。
一体、仕事ができるのかなぁ。。。。。一抹の不安。




しかし、何とか無事、仕事は普通に終わらせることができ、ちょっとホッ。
その後は一目散に家に戻り、1時間ばかり仮眠。



隣のオニイチャンから「朝起きたら、ひどい頭痛だった」というSMSが入りました。
私は、というと、幸い頭痛も吐き気もなかったけど。
とにかく体からアルコールが抜けていないのと、寝不足で、疲労・倦怠感がいっぱい。




なのに。
その晩も飲まなきゃいけない、なんて。
正直勘弁して欲しい、という気分。
それに。
食欲もあんまりない。韓国料理…の予定が恨めしい。。。。。



よほど、延期が出来たらなぁ、と思ったけど。
何しろ、4ヶ月越しに実現しようという約束。
しかも、その日になって、って言うのはあまりに、申し訳ないし。



とにかく自分に活を入れ、約束の場所に向かいました。
  

その日11:00くらいからお昼ご飯も食べずにずっとお仕事をしたという状態の昨日のお相手、日本人の奥様。

「今日朝まで飲んでいたから、食欲もないし、飲めません。」なんて、そんな失礼なことは決していわないと、心に刻んでおいたから。

とにかく。
とりビーから、おつきあい。
ワインをカラフで取って、覚悟を決めて飲み始めたら、しかし意外に美味しいじゃありませんか。

食べているうちには、あらあら不思議、食欲も戻り。
結局、そのお店の閉店、11:30くらいまで、ほぼ普段のペースで、食べ・飲み続けてしまいました。


そして。
さぁ帰ろうと、同じ方向の地下鉄に乗っている間に、
「土曜日だから、もう1軒行きますか?」なぁんていう話になっちゃって。
…私の駅は通り過ぎ、彼女の家の最寄駅まで乗って行き。

その近くのカフェで、グラスワインを数杯、重ねる間に。
気がつくと、2:00近くになっていたのでした。


大慌てで、最終メトロを目指すものの。
私の上り線は、行っちゃった後

再び地上に上がり、自分の目指す方向を何とか見つけ、トボトボ徒歩で帰宅する、という顛末だったのでした。
…従って、寝たのは3:00






そんなことをやっているもんだから、今朝起きたのは、11:00近く。
アルコールはないけど、疲労感は残ったまま。

こんなにいいお天気の日曜日なのに。
無駄に時間が過ぎていく~。

運動を兼ねて3時間くらいお散歩行って。
勉強をほんの少しして。

ハイ、もう夜ご飯の時間
とにかく、今日は大人しく10:00頃には寝ようと思っています。




来週こそは、この反省気分をいかして、真面目に地味につつましく。1週間を送るつもりです、ハイ。



皆様は、どうぞ充実した1週間を~

白ワインも買っておこう…

2009-03-13 05:26:29 | フランス(食べ物・飲み物)
1年・365日のうち、多分300日、1日3回の食事を一人で作って食べている私。

どんなに食べて、飲むことが大好きとはいえ、それは一緒に楽しめる人がいてこそ、という基本的なことが常に欠けているわけで。
お腹が空いて何か食べたい欲望にかられても、作るのが、はたまた食べるのが、面倒くさくなったりすることすらあるのです。

今日は、そんな日。
特に疲れていたわけでもないんだけど。


むぅ。
作るのが、片付けるのが面倒。。。。。





予定では、まだまだ寒いのでグラタンを作ろうと思っていたのだけど。
調理気力ゼロに等しくて…。


そんな時に、力を発揮してくれるのが日本のレトルト食品だったりするものの。
今手許にあるのは、明太子パスタのソースだけ。




それも。
食い意地だけは捨てられない私にとって、お夕飯にこれだけ、って、あまりに淋し過ぎる…。

まぁ、最近マイブーム(既に死語になって何年?)の焼き野菜を付け合せるにしても。
なんだかなぁ…。(←動物性たんぱく質=所謂「おかず」を必ず夕食時に取らないと、納得しないうさたろう)






簡単さから言えば…そうだっ!
焼き野菜と、鮭の親子丼(いくらの醤油漬け?は常備食、スモーク・サーモンもとりあえず冷蔵庫の常備品)にしようと思ったのでした。

しかし。
悲しいかな、この冬は白ワインの食卓登場率が増えたとはいえ、白ワインは食事を具体的に思い浮かべて買うのみなので。
普段は家にないのですよね



でも今時分、買い物に行くのも面倒。。。。。(←スーパーは夕方かなり混んでいるのです!)



でもねぇ。
流石にこのメニューに赤ワインは、イマ百、食指が動かない





そんな思いに捉われていた時に郵便受けを見ると。
小包の不在配達票が入っているではありませんか。

そして。
その小包とやら、どうも日本かららしい。




しかし。
全く持って心当たりがありません。

ただ、明日また出直すのも面倒だったので、そのまま、郵便局に直行。
…待つこと暫し、小包を受け取りました。



で。
何とそれは、未だに唯一差し入れをしてくれる日本の友達からの贈り物




あはっ。
しかもですね~、この場合、必ず日本酒なのですよ





というわけで。
小包の中身、ペットボトルに入れ替えた(=重量を減らして液体を増やすため!)日本酒と、これまただぁ~い好きな、曙のげんこつ!!!
(←「馬に人参、うさにげんこつ」という格言があります、なぁんちゃって。)




それを見た途端、足取りは羽が生えた如く…であります。







早速帰宅するなり、冷凍室に「八海山」をいれ。
ルンルンお料理(というほどではありませんが、ポリポリ)をしつつも、ウフッ、ご機嫌アペロタイムが始まったのでした







持つべきものは友だぁっ!!!





な~んちゃって。
今日の場合は、かなり現金な動機です、はい






さぁ今週も週末まで後1日、です。
頑張ろう~っ!!!

がっかりと、ウルウルと。

2009-03-11 06:51:23 | フランス(食べ物・飲み物)
相変わらず変わりやすい天気です。




今日は、自分の馬鹿さにガッカリというお話。

って。
実に下らない話なんですけど、ポリポリ。





そう。
パリに来て2年目くらいかな、お友達経由で「北海水産」の共同買い(1ヶ月に1回。日本の水産会社が、日本食材に適した冷凍魚を事前注文によって、届けてくれるシステム。但し、1軒200€超につき、共同買いの人が多い)に参加させてもらっていたんだけど。
そのお友達が、パリのいいお魚屋さんを見つけて共同買いをしなくなっちゃってから、結局モノグサ一人暮らしの私は、一人分をお魚屋さんに買いに行くのも面倒くさく、お魚の食卓に上がる頻度がグッと落ちて。
まぁそれも仕方ない、と思っていたんだけれど。

この半年くらい前から、別のお友達が職場で共同買いしているから、と誘ってくれ、再び、日本の魚料理を自宅でも時折食べるようになりました。

でもって。
今日が、そのお魚配達日。


彼女は職場で買っているので、お魚の配達時間を聞いて、彼女の職場まで取りに行きます。




で。
今回はちょっと奮発して、季節も終わりになるから、と「あんこう」を頼んでいたのでした。






それがねぇ…。
「あんこう」と見たときに、勝手に「あんこうの肝」と思い込んじゃっていたのですよ。
だから。
よぉ~し、あんこうの肝で、所謂「アン肝」を作るぞぉっ!♪と。
もうずっと食べてないっ。




で。悩んだ末に(=結構高い)頼んだあんこう。


それが。
家に帰って、友達が詰めてくれたお魚の袋を見ると。



なんと、あんこう(魚)の切り身!!!!!!じゃありませんか。



嘘でしょ?!


呆然です。

こんなにたくさん、あんこうの切り身を一人でどうしろ、って言うのよっ!
だいたい、鮟鱇鍋なんてする気は毛頭ないのにっ!




と、すごいショックで注文票を確認してみると。




私の読解誤り。。。。。。





そう。
注文書には、「あんこう(アン肝、レシピ付き) 鍋用500g」と書いてあるのです。



それを、ですね。
自分がアン肝を食べたいばっかりに この表記を
『魚は「あんこう」という名だけれども、アン肝を調達します。レシピも付いていますよ。但し、元々は鍋用の肝です』と勝手に解釈していたのですよ…。




この落胆。
アン肝が遠ざかる~
それだけじゃなく、この冷凍室の邪魔者になった馬鹿でかいあんこうの切り身。
一体どうすりゃいいのでしょ。

とても一人でこんな鍋をする気はしません。
ふぅ~っ。


自分の勝手な早とちりに、愛想がつきる思いだったのでした。








でも。
それを自宅に置いてきて、夜の用事に向かう地下鉄の中でのこと。
あまり乗らない線なのですが。
7:00過ぎで結構混んでいる車内で、ギターを片手に歌を歌っている人がいました。


それ自体はこちらでは、全く珍しいことではないのですが。
その曲が、イーグルスの「ホテル・カリフォルニア」。

私の視線は、人の合間を縫って、どんな人だろう?と彼の姿を求めました。

と。
何とですね、齢は60~70歳と言ったところでしょうか。
白髪の年配のおじいさん。

目が、釘付けになってしまいました。
だって、声量はないんだけど、なかなか若い声で、いい線いってる…。





それに。
何だか懐かしさがグッ~とこみ上げてきました。

というのも。
エヘヘ、大昔(?!)につきあった人のうちの一人が、60~70年代ロックのファンで。
その当時まで、ロックなんて全聞かなかった私に、その素晴らしさを教えてくれたのですが。

う~ん。
その当時のことを突然思い出してしまった。。。。。
胸が思わず、キュゥ~ン。。。






…普段なら、私の方が貧乏で「可哀想な境遇」なんだ!って思うから、絶対あげないのですが。
つい、そのミュージシャンに、小銭を探して、渡してしまいました。






でもお蔭で、自分の馬鹿さへのガッカリ気分もすっかり抜け、急に何かのコンサートに行きたくなりました。
やっぱり音楽っていいもんですね!

パンを思う?!

2009-03-08 18:33:51 | フランス(食べ物・飲み物)
日曜日というのに、雨が降ってきました。
大降りじゃないけど。
空気が暗くて、やになっちゃう。
…お散歩は、午後にすることにします。












昨日は、そ、予告通り、午後の仕事の後、お夕飯をご馳走になりに行くことに。
でも、その前に、合流した奥様が「寄りたいところがあるの。一緒に行ってくれる?」と。

何でも、従妹の旦那様の知り合いが、パリに3日ばかり仕事で来ていて、本当は一緒に食事にでもするはずだったものの、予定もあわず。
ただ、その従妹の方が、言付けたお土産を取りにホテルに行くことになった、と。

そんなところに私がついていっていいのかなぁ、と思いましたが。
お土産もらうだけだから、ということで。
トコトコ、ご一緒させていただきました。





オペラ座近くのホテル。

そんな有名なホテルじゃないんでしょうけど。
大通りから1本外れて、なかなか静かな、落ち着いた雰囲気のホテルでした。
日本人もどうやら結構泊まっているらしくって。
ロビーでお話をしている間に、何組か通りがかってました。




…お会いした人は、所謂アラフォー年代で、レストラン業界へ食材の仲介をしているだそう。
でも、パリも含めて、ヨーロッパは初めてなんだとか。

そして。今回、仕事の合間に観光をされて、パリがとっても気に入ったんだそうです。

そういうのを聞くと、なんか嬉しいですよね。
って、私が嬉しくなる必要なんてないのかもしれないけど。



ただ。
パリはパンが美味しいと思ったのに、お昼に買ったサンドウィッチを一口食べて
「?」だった、という話を聞いて。
そりゃそうだよね、と。
…彼と別れてから、奥様と一しきり盛り上がったのでした。






そう。
確かにパリには何でも美味しい食べ物があるみたいに思っている人も多いけど。
結局、値段が地方に較べて高いだけで、美味しいものなんて、そうそう遭遇できるわけない。
ここの何が美味しくて、コスパがいい、っていうのを知らなければ、期待はずれに終わるよね、って。

パンに関して言えば、以前はどのパン屋で買っても、それなりに美味しかったけど。
今は、全然だめ!
…40年くらいパリに住んでいらっしゃる奥様はおっしゃるのでした。





確かに!
そうなのです。
パン…。
意外に美味しいパンが身近にないのです。
だから、最近あまり買わなくなってしまいました。




地方に住んでいる時に、パリにしょっちゅう遊びに来ていて(その頃は今ほど赤貧じゃなかった…)、定宿にしていた安ホテルで出てくる朝御飯のパンがすっごく美味しかったし。
知り合いの家で出される食事のパンもまた、いつも何処でも、すごく美味しくて。
やっぱりパンは、地方じゃだめなのかなぁ、パリに来れば美味しいんだ、って思っていた頃があるのですが。

実際、自分がパリに住んで、最初色々試したものの。
なかなかこれ、というパン屋にめぐり合わず。
それは、私の「パリのガッカリ」の1つでもあるのです。


でも。
確かに、お友達の家でご馳走になる時に出てくるパンで、
「あぁ~、美味しい♪」ということもシバシバあります。
で、どこで買うの?
と聞くと、大抵、その家の近くの、1軒パン屋さん、とのこと。

ホント、パン屋も知らないと、そして見つけないと駄目なんですよね…。








なんてことを書いていたら、無性に美味しいパンが食べたくなりました。
でも。
そこそこに美味しいとこ、しか家の周りにはありません。

…バゲット・コンクールで過去に優勝したことのあるパン屋さんとかに、行ってみたいんだけど。
わざわざそれを買うために、遠くまでいくのもねぇ。
ということで、一度も試したことはありません。



結局「たかがパン」ということなんでしょうか。

そして。
「されどパン」?!
…パリにいる間に、私的に「そうそう、これこれっ!」というパン屋さんに巡りあっておきたいものです。

酒飲みの性。。。

2009-03-06 01:24:10 | フランス(食べ物・飲み物)
箍が外れちゃった、って言うんでしょうか。
昨日は、水曜日・週の半ば、だっていうのに。
終メトロもすっかり終わった時刻に帰宅、です。。。。。
私の家からは近かったら、幸い歩いて帰ることが出来ましたが。
う~ん、反省。。。。。



そう、そもそも。
飲める友達と水曜日に食事をしようなんて約束したことが間違っていたのかもしれません。

でも。
最初は、軽くビア・バーでビールでも、なんて話だったから。
ま、いっか。と。


しかし、当日になってみると。
雨が降ったり止んだりの、とても寒い一日で。
ビールなんて全く飲む気になりませんでした。

だから。
会ってから、急遽予定変更。
ワインバーに行って、ワインで温まろう!



知らないお店に入ろうと、お店をのぞきつつ、待ち合わせ場所から歩くこと20分くらい。
結構、よさげなワイン・レストランを発見!

よし、ここに入ろう!

と、お店に入ると。
「ご予約は?」
「してないんですけど…。」

困った顔をしたお店の人。
「もう、予約でいっぱいなんですよ。」

ところが。
彼女の顔がぱぁ~っと明るくなって、
「あ、1テーブル、あそこだけ空いているわ。どうぞ。」
って。



珍しく、お腹も空いていたし、美味しいものが食べたかったので。
前菜とお料理とデザートのコースで、それぞれをチョイスすることにしました。

そして。
私は、前菜に追加料金を払うフォアグラなんて選んじゃったものだから。

むぅ、ワインが進む、進む…。

前菜だけで、ワインが1本空いてしまいました。。。。。。



で。
メイン(私は鯛のグリエ)を食べるのに、ワインがないわけに行かないよね~。


というわけで。
2本目を。


そして。
ドンドン気が大きくなって(苦笑)、話もはずみ。
お店の閉店間際に、デザートを食べて、
「じゃ、もう1軒、ビールでも飲んで帰る?」
と、近くのバーに入ってしまったのでした…。

これだから、酒飲みは困るっ!…ポリポリ。







本当にねぇ、全く持って、日々困窮に喘ぐ地味学生らしくない行動。。。
反省、であります。


しかも。
今晩も、夜、代理バイトの後、10:00頃からのお食事にお招ばれしています。

そこのお宅から歩いて帰るには流石に遠いし、明日まだ金曜日だし。
飲みすぎないで、帰宅したいものです。



でもやっぱり12:00は過ぎるだろうなぁ。
…ブログ更新なんて、絶対無理!
そうかといって、2日続けてお休みするのもね…。と思い。

今日は、図書館だったけど。
早めに引き揚げてきて、慌てて書いている、というわけなのです。

明日の晩は、いつもの、量だけ多い(笑)”質素飯”にせねば!

今日も社会的には「暗黒の木曜日」でした

2009-02-27 04:12:13 | フランス(食べ物・飲み物)
チョコッとお天気を喜ぶと、すぐに裏切られる…。
今日はまたしても、グレーグレーの一日。。。。。

特に冷え込んだわけでもないけど。
だめですねぇ…。



お天気にこんなに左右されるようになるなんて。
改名でもしようかしら、って。
「緒久真 愛子」とか、ね。



というわけで、駄目ですよ、写真なんて。
撮る気なんて全くなりません。
…昨日の続きを申し訳程度に載せておきます。

サンジェルマン・デ・プレ教会を撮って くるりと後ろを向けば。
ハイ、かの有名なカフェ、「ドゥ・マゴ」です。(って。ドゥ・マゴの前で、教会撮っているんですけど、ポリポリ。)




そういえば。
東京・渋谷のbunkamuraには、オーチャードホールや、シアターコクーンがあって、よく行きました。
で、時々「ドゥ・マゴ」にも行ったのですが。



一番最初に行った時に注文したサンドウィッチの印象が今でも強烈に残っています。




ええっ?!
これがサンドウィッチ?
こんなの食べられないよ~!









そうなのです。
その当時の私が、フランスを知っていれば、何のこともなかったのでしょうけど。





何しろ。
サンドウィッチを頼んだら、ただのバゲット半分にバターとハムがはさんであるだけ。




当時の私にしては
1.バゲット半分なんて、量が多過ぎるよ~。(しかし。日本人女性としては当時からよく食べるほうでした。でも…ビールのつまみ=おやつのつもりで頼んだ私には、驚愕!の一言でした)
2.切り目もはいっていないバゲットに喰らいつくなんて考えられない。(どうやって食べるの?小さく切ったバゲットしか口にしたことなかったお上品な私。爆)
3.野菜がない!(そんな手抜きな…)





まぁ、出てきたものは仕方がない。
と、食べてみたら。

これがスッゴク美味しくて。
ビールをお代わりしてまで食べきった。

それに。
それ以来、小腹が空いている時にこのサンドウィッチを食べるのが楽しみになりました。






といってもね。
こちらに来て、本場の大きさには当初、度肝を抜かれましたけど、ね。
(それを、今、ペロリと食べられる自分が恐ろしい。。。)







で。
あれれ?
何の話でしたっけ。

そうそう。
ドゥ・マゴ。



今の私の境遇には、あまりに高級過ぎて、悲しいかな、入ることはありませんが。
確かに。
なかなかいいカフェですよ、ね。



…何年前だっけかな。
日本人の友達が遊びに来て。
どうしても、ドゥ・マゴで食事をしたい、って言うので、一緒に行ったことがあります。
私の大好きなエスカルゴとワインが、すごく美味しかったっけ。





そう。
思うんですけど、ね。
パリって、住むとこじゃないです。
旅行しに来るところだな、って。
…百歩譲って。
少なくとも、お金なくて、援助なくて、友達なくて、住むには意外にツライところです。

もし。
1年以上住むと決め、且つ、愛する人が身近にいない場合は。
1.お金をある程度使える算段をしましょう!
2.すぐに、愛する人をみつける努力をしましょう。(→多分、その気になれば、すぐできるでしょう。含み笑)
3.興味ある会合やイベントには、是非参加しましょう。







…スーパーへそ曲がりには、あてはまらない(=あてはめれない)ことばかりで苦悩を舐めていますが。
それでも、どういうわけだか、パリという街そのものには魅かれ続けている私です。なんでだろ。





さ。
いずれにしても、明日は金曜日♪
気合をいれて、頑張りましょ~。
…やっぱり三日少ないと、すごく短く感じる2月ですね。

最近和食率が増えてきた?

2009-01-23 06:03:00 | フランス(食べ物・飲み物)
相変わらず天気は悪いし、体調までイマイチ。
その上、明日までにやらなきゃいけない重い使命があって。
お先真っ暗状態(?というのは大袈裟、ポリポリ)なので、今日は、すっ飛ばし更新であります。

今日のご飯は、だから、焼き秋刀魚とブロッコリーサラダだけ、という、何ともシケタ内容(品数という意味で。こちらで秋刀魚は貴重ですよん♪)でした。


焼き魚にする時は、日本から持ってきた電気レンジでも使える焼き網で焼くんだけど。
やっぱり、秋刀魚は冷凍と雖も、パチパチいいながら、結構な匂いですねぇ…。



我が家のチビ台所の窓を開けると、畳2畳分くらいの筒状のスペースになっているから、それこそ煙突状に匂いが逃げていくことに。

多分、上の階に住んでいるフランス人達は、「げっ!」となっているんじゃないか?
と思うのですが。
そんなこと知ったこっちゃありません。
これが、私の今日の夕食なんだいっ!文句、あるってかぁ?




ってことで。
勿論、焼き魚でも、ワインは飲みつつ、白いご飯も食べ。
とにかく、これから頑張ろう!ってとこなのであります。


…しかし。
どうでもいいことなんですが、秋刀魚には、白ワインより、赤ワインの方があうような気がしました。
いずれにしても。安ワインなんですけど、ね!
…それとも。
たまたま買っていたワインのせいかしらん?



とにかく、週末まで後1日、頑張りましょ~、エイエイオー!!!

ランチ・マック

2009-01-22 04:25:43 | フランス(食べ物・飲み物)
最近、写真が全然ないですねぇ。。。
冴えない腕&使えないカメラ、とはいえ。
「撮りたい!」
=違う文化の日常を皆さんに「お見せしたい!」気持ちは満々なのですが…。
如何せん。シュ~ン。。。




ホントねぇ、天気が悪いんです。
きっと、いつも旅行者の目線でいられれば、色々撮りたいモノも次から次へとあるのでしょうけど。

そんな新鮮な目線もどこかに置き忘れた上、数日続くドンヨリ曇り空。

そもそも、このカメラでは室内の撮影は無理。
よっぽど、太陽光線が室内に注ぎ込んでいるなら、ともかく。

だから。
外の景色を せめても撮って、載せたいと常に願っているのですが。
ほぉ~んと!
最近、曇り空ばかり、なのです。

肉眼では多少の「色」を感じても。
このカメラで撮ると、「?何これ…」。

というわけで。
言い訳がましくなりましたが。
…先日の、極度の寒さ(?)が和らいで以降、冴えない色世界(???)が続いています。
「当分、写真なし」かもしれませんが、どうか暖かく見守ってやってください!!!





ところで。
…今日初めて、研究室の近くのマックに入りました~!


今年度に入ってから(=9月以降)、基本的に昼ごはんは、余程のことがない限り、家に帰って食べるようにしているのですが。

今日は突然11:30頃に、雲の上を生きているような担当教授(笑)から、私の博論進行状況について報告を求められ。

となると。
まるで、戦国時代のお上の言いつけの如く。
跳んで(?)彼の部屋に向かうわけであります。


しかしねぇ…。

確かに。
私としても、話す必要性は感じていたものの。
来月か再来月辺り、相談に乗っていただこうかしらん?などと、気楽に考えていたものだから。
質問事項を貯めておいたドキュメントも持っていなかっただけでなく、自分が考えてきた足跡を見せるものもない…。
更には。
教授と面と向かって喋る心構えすら皆無だった、ので。

実は、とんだ、降ってわいた災難だったのであります!!!



まぁ、とりあえずは。
メモを見なくても思い出すくらい長年(?)抱えてきた行き詰まり=疑問点を幾つか吐露。
それについて、アドヴァイスや説明をしてもらったり。

ところどころで。
研究の進んでない言い訳を、必死にしたり(苦笑)。
…全く、順序だてない状態での面接になってしまいました。



で。
何と、気がついたら、1:30!

教授も吃驚り。です。
とりあえず、残った問題は後日にまわそう。ということで。
突発面談は、大慌てに終了したのですが。





研究室に戻って、やりかけていたことを改めて始末して。
2:00過ぎ。

今から家に戻って、1時間後に帰ってくれば、3:30近く。
…今日は、夕方6:30には引き揚げるつもりだったので。
「たった、2時間半のために、家に戻って、また来るのかぁ。。。」
と思うと。家に帰る気持ちが萎える…。



というわけで。
家に帰るのは止め。

近くでサンドウィッチでも買って(=一応、一番安い空腹凌ぎ手段)歩きながら食べて、研究室に戻ろうか。
と思ったものの。

意外に、今日の昼間は寒かった…(←因みに。一昨日は、ホント暖かくなりました。最高気温12度くらい?!)
外で、サンドウィッチにかぶりつく気にもならず。


というのが。
何しろね、見かけによらず?皮膚が弱いのです。
サンドウィッチを食べると(=バゲットに喰らいつくと)、特に冬だと、口と口周りがバリバリに荒れてしまって、自分が後でツライ目にあう、のです。




かといって。
クレープ…。
あんまり好きじゃないもんだから。食べる気もせず。

つい。
寒さに負けて、目についたマクドナルドに入ってしまいました。
2:00過ぎだったから、結構空いていたし。

セットメニューを注文。
チキンバーガーとフライド・ポテト、そして、飲み物(ミネラルウォーターを注文)をお願いします。
…〆て、5.6€。
今はユーロも、対日本円かなり下落してきて。
1€110円として=ほぼ600円、ですか?


と思えば、高くないのかな???




う~ん。。。。。
私自身は、日本との比較は、やっぱりよく分かりません。


いずれにしても。私からすれば、やっぱり「高い!!!」。

だって。
日本で600円出せば、定食が食べられるんじゃありませんか?
それに。
こういう場合は、コンビニでお握りを買えば、いいわけで。
となると=2個くらいの腹持ちでしょ。(=300円?)



しかも。
日本のマックくらいの質とサーヴィスを受けられるならともかく。
受けとったチキンフィレオ(←多分)なんて、かなり冷えてる。。。
噛むと、パンは、まるで電子レンジに間違えて大目の時間暖めちゃったような食感。


その上。
持った手には、偏って注入されたマヨネーズが観るも無残にベッチャリ。
(喰らいついたほうには、マヨネーズなどは一切なし…)
とにかく。
一口食べた時点で、食欲が一気に低下してしまいました。
…寒くても、サンドウィッチ売り場で、パニーニでもするんだった。(←3~4€で食べられるし、一応熱々。私のお上品な口も???ごわごわにならない。)




と思っても後の祭り。


所詮。
家に帰ることが出来たなら、2€もかけないで、美味しいアルデンテのペペロンチーノでも食べられたんだけど、ね。
…なぁんて思いながら。
多分、食事のために(お茶ならともかく)フランスのマックに入ることは、もう2度とないだろうな、と考えつつ。研究室へと足早に歩を進めたのでした。







ところで。
最後の泣きは。
やっぱり「お日様、戻ってきて~っ!!!」
…ここ数日の切ない願い、なのであります。

そうそう。
ミッシェル・オバマさんの黄色のドレス、素敵でしたね~、ウットリ!
あんなお洋服でも着れば、こんな天気でも元気になれるかなぁ?!

遅ればせながら、ガレット

2009-01-12 01:12:03 | フランス(食べ物・飲み物)
週末なのに。
2日も更新おサボりしちゃいました、ポリポリ。


昨晩は、更新しようと思っていたんですけどねぇ。
急遽、また、いつものお宅に、お夕飯に招ばれて。
お食事の後、旦那様にマジックを見せてもらったり、セブン・ブリッジなんかに興じてしまい。

気がついたら、アリャリャン、12:00過ぎ

終バスもとっくに終わっている時間で、20分くらいの道を走るようにメトロの駅に向かい。
…1:00過ぎに疲れて帰宅したのでありました。








さて、ということで。(?!)
それでは、今日のお話、です。


お昼前、思い立って、久しぶりにオペラ座近くの日本食材屋さんに行ってみました。
お正月の後だからなのか、どうも品物が薄い…。

それに。
やっぱり、価格を較べると、もう1軒のお店(15区)のほうが何でも安い気がする。


まぁね、それでも折角来たのだから、と、2~3欲しい物を物色して、いざレジへ。





そこで。
へぇ~と、ちょっと吃驚りしてしまいました。


というのが。
レジに人がいるのに。
お金の支払いは、テーブルに設置された入金機を使うようになっているのです。

つまり。
紙幣と、硬貨をそれぞれ入れられるようになっていて、お釣りも勿論、その機械から出てきます。





何かね、正直言って第一印象、あんまりいい感じがしませんでした。
だって、人がそこにいて、幾らです、って言っているのに、直接渡さないって、何だか、人と人とのふれあいを拒まれたような?

それに。
考えてみれば、多分これって、贋金予防が一番の目的?

それと共に。
レジの人の渡し間違い予防?負担軽減?



まぁね、いずれにしても、そんなにグジグジ言う変化じゃないとは思うけど。
何だかね、お客さんとお店の人の隔たりを、ますます感じさせる措置だなぁと思ったのであります。
…やっぱり、日本食材屋さんに行く時は15区にしよう!











で。
折角なので(?何が)、もう1つ、今日の話題。

一昨日、隣のオニイチャンからメッセージが入りました。
「日曜日の午後、僕の家でガレット・パーティーをやるけど、来ない?」


いつもながら、ホントのお兄さんのように何かと気にかけてくれる、若い隣のオニイチャン。

そう、実は先週の土曜日にも、そんなメッセージが入っていたのですが。
メッセージに気がついたのも遅く。
しかも、そのメッセージをくれた日当日のことで、且つ、彼が出張帰りにガレットを見つけられたら、という条件だったので。

結局、無理!
近いうちに、また機会があったらね、というやりとりをしていたのでした。



というわけで。
ガレットの日(公現祭・1月6日)は既に過ぎちゃったけど。
フランスでは、1月いっぱいくらい、このガレットは売っているものなのです。
だから。
今日、改めてガレット・パーティ!




「シードルを持ってきて」と言われていたんだけど。
自分の好みで、シャンパン風白ワイン=ブーブレーの発泡ワインを持っていきました。

他に、誰が来るのか知らなかったけど。
2度ほど、彼の家で会ったことのある、彼の幼馴染のフランス人男性と、その彼らとボルドーで学校が一緒だったというフランス人女性。


ところで。
いつも彼の家のパーティに行って、驚くのですが。
ボルドーの学校で仲良しだったのが、パリに、かなりの人数来ているもんなんですね~。

で。
しかも、仲良しを続けているのもすごいな、と思うわけです。

…東京に上京する、というのも、同じようなものなのかしらん?



とにかく。
ホント、彼が再び、出張先に出かける(いつも日曜日の夕方、出発する)までの2時間ばかり。
ワインを飲んで、ガレットを食べて、他愛のないお話をする…。

この気取らなさ・気楽さが、すごくいいなぁ、と思うし。
…日本に帰ったら、私もこういうつきあいを友達を展開してみたいもの、と思ったりします。




で。
結局、私はフェーヴ(ガレットに隠された陶器のオブジェ)は当たらず、お姫様(?!)にはなれませんでしたが。
…楽しい、和やかな一時を過ごさせてもらって来ました。





注:今日の写真は、そ、気温が上がらないから、人通りがないところはまだ雪が残っていたんですね~、吃驚り!という写真。(確か雪が降ったのは水曜日?)

年の瀬は、どこにいても飲んだくれ?!

2008-12-27 03:32:52 | フランス(食べ物・飲み物)
今日は珍しく、一日中とてもいいお天気でした♪

その分、気温はかなり下がってました。
街中の温度計でも。日中、氷点下でしたもの。

それでも。
私は、この時期どんより天気より、お日様&青い空の方が断然いいです!
…ってことは。北欧でも晴れる国なら住める?(否っ!と本人は思っています。あ。数年ならどこでもOKだと思います。但し、10年以上はムリっ。)







今日、日本の友達が送ってくれた小包を1つ受け取りました。
中身は…。
うふふ。

「日本酒」ですよぉ~ん♪

私が留学した当初は、買ったままの瓶でそのまま送ってくれたんだけど。

結局、お酒の変質性というものはあるけれど。(確かにワインのように外環境変化。或いは、揺れ。というものもかなり作用するけど。ワインほど揺れに対しては敏感じゃない、と思う。)

こちらで売れ残りの棚晒し状態の日本酒を、すごく高いお金を出して買うより、こうして個人荷物で、ペットボトルに入れ替えてでも美味しいといわれるお酒を送ってもらうほうが数段日本酒の美味しさがわかる、ということに気づいてから。

ペットボトルにお酒を入れなおして、送ってもらっている次第なのであります。



あ~ぁ、美味しい日本酒!







日本にいた時から、常温やお燗の酒も、大好きなのですが。
こうして送ってもらったのは、冷が一番のような気がします。

ま、多分銘柄のせいなのかもしれませんが。


というわけで。
今日もまた、和食三昧であります。

春菊の胡麻和え。
おでんの残り。
赤魚の粕漬け焼。
キュウリと若布の酢の物。
白菜の塩もみ。
具沢山の豚汁…。





1升瓶分、ペットボトルに入れ替えて送ってきてくれたのですが。
…この分だと、全部、今日中になくなってしまう?!






いえいえ。
贅沢する、とはいえ、1升は飲みすぎですか?
はい。
少しは我慢して、200ccでも後日の楽しみに残しておきたいもの、と思っておりますっ。








しかし…。

もし、日本に帰ったら。
ワインに対して、こんな熱い想いを抱くようになるんだろうか?




そう。
すごく心配なのです。

こんなにもワイン三昧な私。(笑)

この環境だけは、私から取り上げないで~!切に思う。
(=お蔭で、フランス滞在がこんなにも長くなっている、と言われている、笑)



しかし。
ワインのペットボトル入れ替え輸入は、何だかスゴク不味そうだから。
これは、流石の私もしないと思います。
やっぱり。
ワインは、本場に来て飲むしかないのかなぁ…。



追記:今日の写真は、いつも我が浅草寺=ノートルダムですが。
手前に写っているのは、クリスマスツリーです♪

レヴェイヨンの前日は粗食に!?

2008-12-24 07:15:32 | フランス(食べ物・飲み物)
時間的には遅いけど、3回仕切りなおして、漸く3度目の正直で決定!
と、ルンルンでかけた、9:30からの、ビストロでのクリスマス・ディナー!



のはずが…。

結局、メンバー(といっても4人。そのうち二人)の諸事情で、ナント今日もお流れ(涙)。

未練一杯の私に、「お食事会は、新年に持ち越そう」という約束で、とにかく、しょんぼり帰宅しました。





しかし、何しろ。
明日は24日=イブだから、家で料理はしないだろう!と勝手に決めていたものだから。
冷蔵庫は殆ど空状態。





え~ん。
10:15に帰り着いても、何も食べるものがないよ~!

いえね、パスタぐらいだったら出来るんだけど。
食指も湧いてこない…。


よっぽど一人でレストランに行こうか、とも考えたけれど。
この時期、って、こんなに貧乏暮らしでおつきあいもないくせに、やっぱり何かと物入りでお金が毎日飛んでいく…。
一人の時くらい、節約を心しなくっちゃ!と思うし。

それに。
こんな疲れた状態では、一人ご飯をレストランで楽しむ余裕もなさそう。


というわけで。
手っ取り早く食べられるものを買いに行こう、と思ったのだけど。
う~むむむ。。。。
この近くで、この時間のテイクアウトで、一体何が食べられる?




3駅歩いて、マックかクイック?
ノォ~ン!!!!!!、絶対、ノン!

近くのナンチャッテテイクアウト寿司屋?!
…無言。

それとも1駅向こうにある、ケバブ?
むぅ…。




というわけで。
まだ、まし。という消去法で、向かったのは、すぐ近くのテイクアウト中華。




しかし。
野菜物、味の薄いものは、殆ど残りカス状態の品薄。



結局、海老のソテーと、鶏肉の手羽と、広東風炒飯。を買いました。




家に戻ってきて、これじゃあ、幾らなんでも野菜がない!
と危機感を覚え。
ブロッコリーと人参を茹でて、サイド・ディッシュとしてみる。




いっただきまぁ~す!!!!!!









お腹もペコペコだったので、お皿に移して暖めた中華惣菜をガッツきます。
ワインは、冷蔵庫にビオの甘口ロゼがあったよね…。






ぼ~っとテレビを見ながら、食べ進み。
残り僅か、というところ。


ナントそこで、パタっと箸が止まります。




具合悪い、とかじゃ全然ないんだけど。
やっぱり。使っている脂が悪かったんでしょう…
胸焼け?胃もたれ?そんな深刻じゃないけれど。
とにかく。
食欲が完全に「0%」になってしまった、って感じ。





それこそ若さはち切れんばかりで食欲の権化?だった時とは、違って。
「残すのは嫌い」と無理にでも口に押し込むことが、一切出来ない情けなさ。


一度、止まってしまったら、止まったっきり、なのであります。
見るのもヤ、勿論、一口も食べる気にならない、という我儘具合。




というわけで。
即行、ゴミ箱行き。
あ~、難民の皆さん、本当にゴメンなさい!
しかも。
貧乏なくせに、こんな消費をしてすみません。




…「歳を取ってしまった!」(ガッカリ)とは決して思わないけれど。
やっぱり若い時とは少しずつ身体も違ってくるんだなぁと、ナンとなく切ない想いをするイブの前々日なのでした。






とにもかくにも。
どうぞ、皆様は、ステキなイブ&クリスマスをお過ごしください~!

また、ボケかまし

2008-12-11 05:45:00 | フランス(食べ物・飲み物)
え~ん、大ショックであります。。。。。




何が?って。
…単に、自分がボケ、だった、だけなんですけど。。。。。。





いえ、私は食べるのが(そして飲むのが)大好きなのは、再三このブログでも言っている通りなんですが。
だから。
家の中に、お酒は基本的に切らしたことがない。



でもって。
今年は、どういうわけか、夏から白ワインを飲む機会が増え(それまでは赤一辺倒)、特に最近、再びお魚を食べることがたまにあるようになってきて。
白ワインと赤ワイン、両方買い揃えて置くことが多くなりました。



今日も、最初、白の甘口ワインでアペリティフ。
その後、前菜が、かつおぶしをかけた「茹で野菜の盛り合わせ」だったものだから。
白ワインに移行したんですよね。


でもって。
豚肉のしょうが焼きだったから、白のままで、と思ったんだけど。

どうも合わない気がする…。



やっぱりお肉だし、赤ワインが飲みたいなぁ。
と思って。

赤ワインを持ってきて、開けてみたんです。





一口、まずは味見。



なかなか美味しくまとまった、私好みの濃い複雑味だわん♪
いいじゃん、いいじゃん。





と。
思いながら、食事をそっちのけに(実は食事には合わなかった…)、飲みを楽しみ始めたときに。



あらら?
どうしてこんな美味しいワインがあるんだろ?

とちょっと不思議に思ったわけです。



どこで買ったワインだろ?
早速、今度買い込んでおかなくっちゃ。。。。。




と。
改めてワインの瓶を見て。
奈落のどん底



なんとですね、先日、ワイン博覧会に行った時、ワイン好きな姉夫婦にプレゼントしよう。
と思って、私としては、大奮発して買った赤ワインだった、んです。(涙)



作り手さんは、このワインは今も美味しいけど、6~7年経ったらもっと美味しいよ~。
って言ってて。


南仏ワインだし、多分、そんなにデリケートじゃないだろうから(失礼!)、家の中に放っておいても、今度日本に一時帰国するまで変質もしないだろう。
私にしては、勿論高い!けど。
これって、日本で買える、「美味しい」と言えるフランスワインの最低値段よね。
まさか、姉夫婦もそんな安いワインだとは思わないだろうし。

と結構論理的に考えて(?!)、思い切って買ったワインだったのでした。




なのに、なのに。
フツーの日に、知らずに開けてしまうなんて。
なんて、うさたろうのバカ、馬鹿、ばかっ!!!!!!







即座に封をしましたが。
勿論、日本に持って帰れるわけもなし。
自分のクリスマス用に、と思っても。
後2週間もあるのよね…。







ふ~っ。ヤレヤレ。
…正に。つくづく自分の情けなさにガッカリしたのでありました。。。





…部屋が狭いとはいえ。
プレゼントは隔離して置くようにしよう!
心に誓った夜、であります…。

夜の「お茶」そんなのアリ?

2008-12-09 07:33:27 | フランス(食べ物・飲み物)
いつだったか、確か書いたはず。。。だと思うのですが。

たま~に参加させてもらっていた、小さいプライベートクラブでのパリ市内、インラインスケート。

土曜日の午前中にやっていたのですが。
そのコーチが、悲しいかな、土曜日に堅気の(?)仕事をすることになり。
その集まりも自然消滅、になってしまったのが、10月のこと。




…上級者の数人は、やっぱり土曜日の午前中に集まって、走っているようですが。
生憎、私は大学のセミナーがあったり、他の用事があったり。
それに。
無理してまで個人で滑ろうと思わないこともあって(コーチと一緒だと、すごく気分的に安心できるのです。そもそも、『滑り」に対して全く才能のない私。外国にいるということもあって、かなり控えめになっています…。)、コーチがいなくなって以降、全く滑っていません。



それでも。
今回、年の終わりだし、久しぶりにコーチに会おうじゃないか、という企画が持ち上がったらしく。
急遽、今晩、集まることになった、という連絡を昨日、留守録に受けました。




集合時間は19:00。




留守録を聞いてみると、
「皆で、コーチを囲んでお茶をする」と理解できるのだけど。


う~む。
19:00。という時間って、どう解釈するべきなんでしょう?





フランスで、食事には、勿論早すぎる。
しかも。
留守録は、お茶、と言っている。

ってことは。
単に、「お茶」と考えるのが妥当。
だとは思うけど。
本当に「お茶」だけ、なのぉ?




よく判らなかったものの。
この時間に会うなら、多分何かしら、お腹に入れることができるんだろうな、と思って行った…


のが間違いでした。





本当に、お茶だけ!





いやぁ、私が迷ったのも。
時間だけじゃなくて。
お店の種類、ってこともあったのですが。



まぁ、確かにバー(テラス)もあるレストランだったから、どっちでもOK、なんですけど、ね。







集合時間を過ぎて、何人か集まったときに、思い切って、
「皆で、ここでご飯、食べるの?」と直球で聞いてしまったわけだけど。(←あまりにお腹がすいてしまったから、であります。)

「お茶の後、行きたい人があれば別だけど。皆、時間がないみたいだから」
との返事を受けました。




ちょっとショック。。。。。。

だって。
お夕飯の用意もせずに出てきちゃったんだもの。


むぅ。
だったら。最初に言ってよ!





その割りに。
7:00集合で。
解散は10:00ですよ~。(←時間がない、と言ってたのに?!しかも、食事なし!…まぁね、8:30くらいに、どうしても帰らなきゃと帰った人が、確かに一人いますが)





というわけで。
10:30過ぎに帰宅。
何もないところから、食事を作って、腹ペコのお腹に漸く納めたばかり、なのであります。




う~ん。
フランス人の行動や思考回路に、だいぶ慣れて先読みができるようになった。と思う一方で。
未だに、こんなふうにしてやられるなぁ、と思ったのでありました。





ついでに言えば。
…アルコールを飲んだのは、私だけ。

そんな私を見て、皆はしたり顔で
「うさたろうは、ね!」と。


でもねっ!(←鼻息荒い)
私に言わせてもらえば、こんな時間に、ご飯の前に、コーヒーなんて飲めますか?
コーラなんて、この寒いのにもっての他っ!(っていうか。コーラは、全く飲めない、でありますが。ポリポリ)

ええっ、ホットチョコレート?????
甘いだけじゃなく、お腹にも中途半端すぎるでしょっ!!!!!!





ってことで。
テヘッ、そんな白いフランス人の皆様の視線を真っ向から受けながら、私は一人、小さなカラフの白ワインをアペリティフ代わりに堪能したのでありました。







そうなのよっ!
アルコールを頼んだ私のお蔭で、たった1つ小皿で「おつまみプリッツ」が出てきたんだぞっ!






そんな繊細な経緯を感じる人が、いるわけもなく。
あは。…私が手を出すより先に、皆様が食べていらっしゃいました。



ま。
それもまた、勝手に飲んでる酒飲みの、逆に喜びだったりしますけどね…