ウルトラ解釈ブログ作戦

ウルトラシリーズについて色々語るブログ。

熱中夜話感想

2008-04-19 08:20:06 | Weblog
BSの熱中夜話を見て気になった点を少し。

ウルトラストーリー人気投票。
大体予想通りというか、有名な作品が並びました。
実相寺作品も相変わらず人気あります。

ウルトラマンの1位は「故郷は地球」。
納得の1位ではありますが、この話がウルトラマンを代表するというのはちょっと違和感あります。
この話も含めて「怪獣墓場」「空の贈り物」などは私が子どもの時に見てあまり面白く感じなかった作品。
今でこそ名作なのは理解できますが、何かウルトラマンはこんな高尚な作品なんだなんて誤解されると嫌ですね。
実相寺氏、佐々木氏の一連の作品のおかげでウルトラが幅広いファンを獲得したのは間違いありませんが、もう少しエンターテイメントに徹した作品も上位に入ってきて欲しかったです。

個人的には「科特隊宇宙へ」が入ってないのが意外というか不満でしたね。
バルタンの復讐とその作戦、それを打ち破るイデの活躍とウルトラマンの掟破りのテレポーテーション。
そして止めのウルトラスラッシュ。
2期にも通じるテイストだけに私の琴線に触れるのかもしれませんが、こういう作品ももう少し取り上げて欲しかったですね。

セブンの一位は「史上最大の侵略・後編」。
これは間違いないでしょう。
セブンに関しては娯楽編の出来がもう一つというのもあって、ランキングは大方納得できます。
「セブン暗殺計画」が入ってなかったのは意外でしたが、この手の話は2期にリメイクされてそちらの方が出来が良いのでインパクトが薄れたのでしょう。
あと、セブンの人気エピソードって偏りがあるような気がします。

ウルトラマンを使った授業に関しては特に問題は感じませんね。
というか、ウルトラマンに限らずああいう映像を使った授業が許されるなんて、時代は変わったものです。
佐々木氏や市川氏辺りだと一般のドラマも含めて著名な脚本家ですし、中学生くらいだとウルトラマンくらいが理解しやすいのはあるでしょう。
ただ自分があの授業を受けたいかというと、やっぱり嫌ですね。
中学生くらいだとウルトラ好きというのはからかいの対象ですし。
あと、メビウスも取り上げてると言ってましたが、どの作品を取り上げたのかは興味あります。
いずれにせよ、ウルトラマンを授業に使うことに関しては文部省的にOKなら特に批判するつもりはありません。
手塚マンガが図書室に溢れてる時代ですし。
逆に言うと、ウルトラマンだからと特に評価する気もないですけどね。

あと桜井さんの答えを評論した点ですが、あれはNHKのスタッフがやらせたと考えるのが妥当なので先生を非難するのはちょっと気の毒に思います。
別に先生が桜井さんにプリント渡して書かせたわけでなないでしょうし。

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