来季の監督人事

2018年09月12日 | 井戸端会議
今季3年契約の2年目。(報道では単年契約とか?)
中日は一昨年季、19年ぶりの最下位。森監督就任1年目の昨季は58勝73敗5引き分けの5位。
今季、今日終了現在58勝70敗2分の最下位。
来季1年の任期を残りてるが続投はまずないと思いたい。
いや、そうであって欲しい…
※9/8(土)13時CBCラジオ『若狭敬一のスポ音』放送分。
ゲストのドラゴンズ前OB会長の木俣さんがズバッと本音トークしてました。
一見(聴)の価値あり!(radikoで聴けます。)

ドラゴンズ来季の監督人選を勝手に考えてみました。
現在、12球団で現役時所属チームに属してなかったのは、中日・森。日ハム・栗山の2人。
やはりチームOB監督の方が応援にも熱が入るというもの。
ということで、ドラゴンズOBからの選択となります。

第1回希望選択監督
『立浪和義氏』
(ドラゴンズ在籍1988~2009)
3代目、ミスタードラゴンズ。
現役時代はドラゴンズに所属し、入団初年度から現役引退まで、中心選手として活躍し続けたことから、初代・西沢道夫、2代目・高木守道とともに、3代目「ミスタードラゴンズ」と呼ばれる。
押しも押されぬ存在。ドラファンなら監督になってもらいたいと答えるはず。ドラゴンズ一筋生え抜きの野球評論家。
☆メリット
東海地方では「最も監督になってほしい男」として、監督就任を熱望されている。
バッティング理論は誰もが納得。
★デメリット
野球以外での私生活と家族問題に尽きる…

第2回希望選択監督
『山崎武司氏』
(ドラゴンズ在籍1987~2002・2012~2014)
愛称はジャイアン。
現役時代は主にドラゴンズ、楽天ゴールデンイーグルスで通算27年間にわたり活躍。通算403本塁打を記録した強打者であり、本塁打王に2回(1996年、2007年)、打点王に1回(2007年)輝いており、史上3人目のセ・パ両リーグでの本塁打王の達成者である。
ドラゴンズ在籍時、天国と地獄を味わったこと。
また、楽天在籍時、野村ID野球によりプレースタイルを変え2度目のホームラン王と打点王に輝いた。野球解説者、野球評論家、スポーツコメンテーター。
☆メリット
現役晩年には、若手を引っ張っていくリーダーシップを発揮していた。
★デメリット
首脳陣との軋轢を生むという問題性もありそう。カッとなる性格の様で、冷静さに欠けるという見方も。

第3回希望選択監督
『山本昌氏』
(ドラゴンズ在籍1984~2016)
球界のレジェンド。
1988年に頭角を現して以降は先発ローテーション投手として活躍。40歳を過ぎてもなお円熟のピッチングで中日の先発投手陣の一角を任っており、数々の投手最年長記録保持者となっている。選手としての同一球団在籍記録は日本プロ野球記録を更新した。
野球解説者、野球評論家、スポーツコメンテーター。
☆メリット
ネット裏から勉強中、近い将来必ずドラゴンズに帰って来てくれるドラゴンズには欠かせない人物。
★デメリット
気が優しいそう。
弱肉強食、勝負の世界だが、選手に気を使いすぎはしないだろか?

第4回希望選択監督
『小笠原道大氏』
(ドラゴンズ在籍2014.2015)
愛称はガッツ。
現役時代は日本ハムファイターズ・北海道日本ハムファイターズ、読売ジャイアンツ、中日ドラゴンズに所属。生涯通算打率は3.10を誇る強打者。
現在、中日ドラゴンズ二軍監督。
☆メリット
現・二軍監督はチーム事情を誰よりも把握出来てるはず。
★デメリット
弱小のドラゴンズしか知らない。
森さんがフロント入りした場合、手かせ足かせがあり自分の思う様な采配が出来ないかも?

第5回希望選択監督
『牛島和彦氏』
(ドラゴンズ在籍1980~1986)
1986年オフ、ロッテの主砲落合博満と1対4の大型トレードが発表される。最後まで納得せずに抵抗する。1987年、落合とのトレードで上川誠二・平沼定晴・桑田茂と共にロッテへ移籍した。移籍に当たっては星野監督が「将来中日の指導者として呼び戻す」と述べたが、結局中日復帰は実現せず口約束で終わっている。
野球評論家、解説者。
☆メリット
横浜監督時、投手起用に関する采配では、「クアトロK」などの中継ぎ陣を整備した実績があり、今のドラゴンズの弱点である中継ぎ投手陣の整備に期待。
★デメリット
実践からずいぶん離れてる為、本来の采配になるまで時間が掛かりそう。

第6希望選択監督
『井上一樹氏』
(ドラゴンズ在籍1990~2009)
現役時代の愛称はピンキー。
1990年後半、そして2000年代ドラゴンズを支えた選手です。ピンクのリストバンドをトレードマークに人気を博した選手。
2010年、1軍打撃コーチに就任。自身の打撃技術を後進に伝える役割を果たす様なる。
2011年、2軍監督就任。命題である「育てながら勝つ」を実践した。その年ウエスタン・リーグ優勝を果たし、さらにファーム日本選手権にも勝利。2軍監督として日本一を経験した。野球評論家。
☆メリット
現役時の星野政権、指導者時の落合政権と強かった時のドラゴンズに在籍。何をどうすればを分かって指導育成采配が出来る。選手の立場を理解し兄貴分肌。
★デメリット
監督のインパクトがイマイチか…?

第7希望選択監督
『森野将彦氏』
(ドラゴンズ在籍1997~2017)
ミスタースリーランの異名をもつ。
主軸に座る打力を持ちながら、守備では複数ポジションをこなす器用さを見せた。変幻自在の攻守は中日黄金時代に欠かすことはできない異色のプレーヤーだった。現在、中日ドラゴンズ2軍打撃コーチ。
☆メリット
ドラゴンズ一筋の生え抜き。彼がやるならとドラゴンズOBが一肌脱いでくれるはず。
また、チームきっての野球ルールに精通している。
★デメリット
あえて言うなら時期尚早くらいでデメリットが見当たらない。


来季再起を駆けるドラゴンズ。まずは投手陣をどう建て直すのか。
今シーズン浮き彫りとなった中継ぎ以降の投手起用は一番大事な夏場に崩壊した。目を覆いたくなるシーンの数々。ベンチ内事情は僕らファンにはわからないが、先発投手に拘り過ぎたのではないか?
調子の良い投手を全てと言ってよいほど先発に回してしまえば中継ぎ投手は手薄になって当たり前。
松坂、吉見、山井のベテラン投手を逐次抹消しながらローテーションを無理やり回した。ドラゴンズはそんなに余裕があるのかと思える程だった。当然、投手陣は調整などにしわ寄せがあったのは間違いない。
まずは投手陣の整備を秋季キャンプから始めてもらいたい。
(昨年はこの大事な秋季キャンプに監督が海外行脚ではね・・・なめてたよね…)

さてさて、投手野手どちらの出身監督になるのか。
野手出身の監督は投手交代が早く、投手出身の監督は投手を引っ張る傾向にある。
よく言われる投手交代の傾向は監督それぞれの経験値から投手を見る視点の違いあるはず。打者目線と投手目線の違いはあるが“新監督には片寄りのない常にフラットな目線”で采配をお願いしたい。

ドラゴンズ再建への道

2018年09月08日 | 井戸端会議
ドラゴンズの6年連続Bクラスが決定的となった。僕らドラファンもこの現状を真剣に受け止めなくてはならない。
ペナントレース終盤結果を残せず借金が2桁のこの時期になると必然的に「監督やめろ!」「若手をもっと使え!」など批判の声が上がってきます。当たり前と言ったら当たり前です。結果が全ての世界です。
確かに森繁監督の手腕ではペナントを勝ち抜くことが出来なかった。
【中日】森監督の采配に抗議電話殺到 単年契約判明、今季限りで退任も : スポーツ報知


【ドラゴンズの今後を考えてみた。】
森さんは谷繁前監督時からベンチスタッフ入り3年間、また昨年から今年の2年間監督として長きに渡り首脳陣の中枢を担い采配を振るった。全年度に置いてチーム成績を残すことが出来なかった。
チーム成績全てが監督以下首脳陣の責任ではない。期待に応えることの出来なかった選手個々もたくさんいた。怪我等で戦力にならなかった選手もいた。
しかし、フィールドで戦ってるユニフォーム組だけに敗因を押し付けるのでなく、フロント編成にいる背広組の責任も非常に重い。弱くなってからのドラゴンズ、とんとフロント編成の話題を聞くことなくなりました。矢野球団社長になってから表に出て来ることが全くなくった。お飾り社長としか思えない。強かった頃はもっと球団社長はマスコミ前に出てチームのこと語ってました。編成面も森さんに丸投げしている様にしか見えない。
勝てなかった問題点は山積みだ。

私が思う一番の問題点はチームとフロントが一体となってない点ではないか?
プロ野球12球団、現在の選手層を見ると、どの球団も分厚い選手構成となっている。昔の様なお金がある球団だけが良い選手を囲い込めることの出来ないドラフト制度が確立したからだ。選手は皆一流になり得るスター選手予備軍ばかりだ。
ここで常々「ドラゴンズはどこの球団にも負けてないだけの戦力はある」と言い続けているのはそこです。
そこで、外国人選手の獲得とチームにおけるの存在価値について考えてみた。

ドラフトで金の卵を獲得しても育てきれてないのが今の中日球団ではないか。
将来のチームビジョンもなしに獲得し、また獲得後選手個々の育成方針も、またどこのポジションでどんなプレースタイルを期待してるかなど目標指針もなく練習させゲームで起用してるとしか思えない。
上記ネット記事の最後の所に、
『一方で球団は、独自ルートで優良な外国人を獲得するなど、森監督の編成面での手腕を高評価。監督の任を解いた場合も、編成トップのGMなどとして慰留する可能性もある。』とあるが、ベンチ首脳陣のトップとフロントのエージェントを兼任している現状、これが一番ダメなことに思う。
(森さんは監督であり、外国人の契約に携わるフロントの仕事をする二刀流の役職=自分が連れてきた選手の活躍を願う=起用するのは自分=活躍すれば自分の評価も上がる。この2つの立場に居てはダメだと言うこと。
選手を中立な見方は出来ないはずです。)
確かに、今シーズンの外国人選手の活躍は素晴らしい。
彼らなしにはここまでの成績すら厳しかったはず。
しかし、外国人選手が活躍すればする程ドラフトで獲得した生え抜きの日本人選手は出場すら難しくなる。
今シーズンなどはまさにこのケース。また外国人選手と契約する際に契約金や年俸以外にオプション契約が存在してるはず。このオプションの内容如何でチーム事情が大きく変わってくる。
外国人選手は助っ人と呼ばれてる様に助っ人と言う考え方であるべき。しかし中日球団は主力の選手扱いとなっている。他球団を見ても今は外国人打者を4番に据えてるチームはほとんどない。投手もローテーションの一角程度でエースではない。
(一昔前は確かに外国人を主力に置く球団が多かったが、今は日本人選手と外国人選手のレベルの差がなくなってる)
本来日本人選手で足らないところを補うのが外国人=助っ人の役割だと思う。
今の中日球団はまさに外国人選手の活躍如何がチーム成績となっている。先に書いた将来のチームビジョンがないからだ。
他球団のチーム編成を見ると、自前でプロ入り前からスカウトが目を掛けドラフト獲得し育てて一流にするのが主流となっている。

【結論】
今の中日球団は外国人選手依存症に陥ってないか。
外国人選手を多く起用すれば日本人選手の起用が少なくなる。
長くチーム作りを考えるならば自前で育て主力として戦ってもらう、これがベスト。育成面やメンタル面などに実績のあるコーチを招聘すべき。
外国人選手は海外へ行ってコストパフォーマンスな選手を探してくるのでなく、現在日本で活躍してる他球団選手を引っこ抜いて来るくらいの方が良い。引っこ抜かれた側の球団はもちろん戦力ダウン。こちらは戦力アップするのは間違いない。
以前より中日球団は実績を上げた外国人を流出する苦い経験ばかりだ。
唯一、中日に呼び寄せることが出来たのは、タイロン・ウッズだった。
森さんの海外行脚いらないと思います。