チーム本塁打を増やす方法 その2

2019年10月03日 | ドラネタ
プロ野球2019年レギュラーシーズンが9/30終了した。
ドラゴンズは3年連続の5位と今年も悔しいシーズンに終わった。
〈チーム打撃成績〉
チーム打率=.263(1/6)
得点=563(5/6)失点=566(1/6)
安打=1265(1/6)
2塁打=240(1/6)3塁打=31(1/6)
本塁打90(6/6)
三振=1024(1/6)
四死球=349+48=397(6/6)
〈チーム投手成績〉
防御率=3.72(3/6)
被安打=1155(1/6)
被本塁打=146(3/6)
被四死球=452+50=502(2/6)
〈チームその他成績〉
失策=45(1/6)
盗塁=63(4/6)
打率ベスト10にチームから4人(ビシエド、大島、高橋周、阿部)入っている。
※ブルーはセ・リーグ6球団一
やはりトータルで結果を見てみると、ここぞの場面でホームランが他球団と比べ少ない。ゲームの流れを見るとただホームラン数が少ないだけでなく、打線の核となるホームラン打者がいるとその前後の打者に相手投手はプレッシャーが掛かり打線の威圧感を生み出すことが出来る。これがない…。
これがドラゴンズの最大の弱点=得点力不足だと思う。

チーム本塁打は12球団最低の90本。(讀賣.ソフトバンクとは倍以上の差がある。)
チーム内では、福田、ビシエド18本。直倫12本。平田8本。アルモンテ、阿部、高橋7本。以下大島、京田3本。遠藤、木下2本。
藤井、武山、(モヤ)1本。

【セ・リーグの他球団の本塁打総数】
讀賣183本
(対ドラゴンズ、中=14本、讀=30本)
ヤクルト167本
(対ドラゴンズ、中=29本、ヤ=31本)
DeNA163本
(対ドラゴンズ、中=14本、D=25本)
広島140本
(対ドラゴンズ、中=13本、広=24本)
阪神94本
(対ドラゴンズ、中=13本、神=13本)
※()内はドラゴンズ戦チーム本塁打と被本塁打数

さて、本題のいかにチーム本塁打を増やすか?
今シーズンを見るとホームゲームでは28本、ビジターゲーム62本。
やはりフランチャイズ球場ナゴヤドームでの本塁打はビジターの半分以下と厳しい数字となっている。
しかし、安打.2塁打.3塁打はセ・リーグNO1の成績。特に2.3塁打は広いナゴヤドームならではの数字が伺える。

そこでまずはナゴヤドームの広さ高さを再確認してみた。
両翼右翼左翼ともに100m、センターは122m、フェンスの高さは4.8m、左中間と右中間の深さは116mです。
狭いと言われる東京ドームはフェンスが4.2m、ナゴヤドームより0.6m低く、左中間と右中間の深さは110mと5m狭いが、この左中間や右中間の膨らみが影響を与えている。
(空調によるドームランは数字に表すことが出来なかった💦(笑))
セリーグで1番狭いのはハマスタは両翼94m(-6m)、センター118m(-2m)、フェンスは5.0m(+0.2m)。
以上、他球場と比べて見ると、たかが数メートルの差なのだがされど数メートルの差がホームランになるかならないかとなっている。

ということでやはり一番手っ取り早いのはホームランテラスならぬ〝ホームランフェンス〟というものを来季試験的に導入してはどうだろうか?
上記にもある、ナゴヤドームのフェンスの高さは4.2mと非常に高くそこを越え行くのは打球の角度にも影響が大きい。
今シーズン、ビシエドや平田など十分な飛距離はあるもののボールに角度が付かずフェンスを越えることが出来ずフェンス上段にダイレクトで当たるシーンや各選手がフェンス上段のラバー部に当たりグランドに跳ね返りリプレイ検証する場面が見られた。
明治神宮球場の外野フェンス高さは3.3m。これくらいにフェンス高さを設定すればホームラン数は広いナゴヤドームといえ、ずいぶん増えるはずだ。
また、広さはそのまま残り2塁打3塁打は変わらず多く見られるはずだ。
このホームランフェンスを改修する為の予算案だが、今の中日球団ではなかなか捻出するのは難しいだろうと思う。間違いなく野球興行やスポンサー収入は激減してるはず。
しかし、このホームランフェンスは1日あれば十分作業が終わるくらい簡単な改修工事となるのでたいした予算は掛からないと思う。
フェンスにラインを入れるだけの作業なのだ。


はい!これでOK👌
プロ野球興行の球場規定などのルールは知りませんが、何なら毎試合ごとにHRラインの高さを変更したり、相手チームによっては削除してみたりしてドラゴンズ優位な様に出来れば尚更良いのだが(笑)

それにともない一軍の本拠地であるナゴヤドームのフェンス高さを変更するのであれば、同規格で作ってあるナゴヤ球場も同じ様にしないといけない。
現在は外野フェンス上にネットを追加し4.8mにしてある。ネットを取り外すだけで済む。
育成の場であるファームで長打力をつけられないようでは意味がない。
若い選手がフェンスを越える打球をどんどん打ち込んで欲しいものだ。
また、ホームランフェンスにすることで、今まで通りフェンスにあるドアの使用も問題ない。ホームランテラスなどを作ってしまうと、チアドラなど両翼のフェンスにあるドアから出てくるので、演出方法も変更が必要になってしまう。


一説ではナゴヤドームにホームランテラスを作れない理由として挙げられる救急車両の搬入確保をしないといけないらしい!?
しかし、この件についても問題はない。

上記の様に明らかな数字の結果が出ている以上、来季は何かを変えなくては今季と同じ結果が待っていると思う。
ドラゴンズ日本人選手でホームラン王を直近で獲得したのは山崎武司さん。1996年以来23年間、ドラゴンズから出ていない。もちろんナゴヤドームに変わってからは一人も出ていない。


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