痛かったら手を挙げろ

時々タイトルが変わります

コンビーフは食べる人?

2009年11月15日 22時25分42秒 | 今日の天使

 後楽園場外馬券売り場の払い戻し機前にウキウキしながら並んでいたら、メジロマックイーンの降着にがっかりしたことがあります。この時初めてパトロールビデオなるものを見て、ある程度納得はしたのですが、JRAの胡散臭さに嫌気がさして、その後少しずつ競馬から離れていったのも確かです。(現在は審議対象になったレースのパトロールビデオは公開されてるみたいね。)

 競馬モノなら、浅田次郎の

勝負の極意 (幻冬舎アウトロー文庫) 勝負の極意 (幻冬舎アウトロー文庫)
価格:¥ 480(税込)
発売日:1997-04

(浅田次郎の意外な一面と、競馬に勝つには何が大切かを教えてくれる作品。GⅠしかやらないで、更にお昼過ぎに馬券を買いに行くような奴には勝つ資格が無いって事よ。)

 競馬にたずさわる人達の話として

優駿〈上〉 (新潮文庫) 優駿〈上〉 (新潮文庫)
価格:¥ 540(税込)
発売日:1989-11

(映画はフジテレビの派手な宣伝に怪しさを感じて見ていません。原作を好きになると実写版には躊躇することが多いよね。)

 宮本輝と言えば「川三部作」も良いですが(一つは凄く良かった気がするのだが思い出せません、じゃあ読み返せってね)、なんと言っても個人的にはこれ

青が散る〈上〉 (文春文庫) 青が散る〈上〉 (文春文庫)
価格:¥ 490(税込)
発売日:2007-05

 この作品は正直原作よりTBSドラマの方が記憶に残っているな、『蒼いフォトグラフ』は名曲だよね。

 閑話休題、一時は一口馬主(更に何人かで分割)になって競馬場まで行ったりしてたけど、競馬で頭に血が上るほどは賭けた事はなかったな、そんな度胸もないしね。人生が掛かった現実社会の賭けの方が痺れるし、偶然の輸贏に痺れるほど何か賭けたらアホでしょ。競馬は偶然の輸贏じゃないですよ。競輪もそうだろうけど、その辺を含めて楽しむのが阿佐田哲也的には面白かったんだろうね。

 今はさ、自転車に乗るだけで十分痺れるし熱く成れるよ。山道を一人っきりで上ってる時なんかは「ウガァー」とか「チ※※※ー」とか奇声を上げてるよ。

 おしまい