痛かったら手を挙げろ

時々タイトルが変わります

真夏の麻雀合宿

2009年11月13日 23時20分53秒 | 今日の天使

 20年前に年上の友人と、そのまた友人の父親母親との4人で、数年間麻雀三昧な週末を幾度か送りました。(私にとっては友人以外の2人は全くの見知らぬ人達という不思議な関係。)

 毎年ちょうど梅雨明けする頃が定番だったのですが、金曜日の夜から始まり日曜日の昼すぎに帰ってくると言う感じで、食事と睡眠意外起きている時間はすべて麻雀をしているという、好き者にはこれ以上ない贅沢な時間でした。

 金曜の夜遅くまで中年夫婦宅で麻雀をして、そのままその家に泊まり、土曜の朝に起こされご飯を食べていると、となりの部屋では奥さんがジャラジャラ牌を弄りながら早くやろうと催促してました。

 朝から卓に付くと、とりあえずビールを飲みながら、日付が変わるまで食事とトイレの時間を除いて18時間連続で麻雀漬けでした。翌日の日曜日に起きると、ちょうど梅雨明けしていた事もあったっけ。

 さらに凄い事に、ビール、ジュースは飲み放題、食事は無料、勝てばお土産?が貰えると言う夢のような生活!負けた分は自腹だったのですが、幸い常にお土産をいただいて帰宅していたような?

(今思えば中年夫婦にとっては良い遊び相手で、20前後の身元のハッキリした男2人に好きなだけ麻雀に付き合ってもらい、その対価としてビールや食事代を払っていたと言えるかもしれません。勝っても良い接待麻雀バイトとも言うか?あるいは適当に勝たせて貰えていたのかな?)

 閑話休題、釣りはフナに始まりフナに終わると言いますが、野球ならキャッチボール?サッカーならトラップ?テニスなら面で捕らえる?麻雀モノなら片山まさゆきに始まり阿佐田哲也で終わるのは王道でしょうか?

 それを言うなら、麻雀とはピンフに始まりピンフに終わるか?

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(前回の片山まさゆきで麻雀のいろはが解ったところで、この作品をどうぞ。戦後の荒廃した混沌的な感じが許せるなら、間違いなく楽しめるでしょう。死んだら負けです。)

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(阿佐田哲也=色川武大です。直木賞受賞作ですが、申し訳ない、読んでません。最近古本屋で購入してきたよ。)

 ギャンブルを極めた?阿佐田哲也は競馬や競艇などの中で、人が最後にたどり着くのは競輪だと言っています。

 いつも自転車に戻ってこれる訳じゃ無いのよ。

 つづく?(痺れる様なギャンブルものって何かあったかな?編? いや、たいした金額じゃないが実体験の方が痺れたか編?)