お楽しみ券

高槻の富田団地の薬局で薬を買ったら「夢スタンプ」というサービススタンプをくれた。今やポイントカードに切り替わって台紙に貼るタイプは珍しいよね。
うなみの田舎の商店街ではお楽しみ券て言ってたなぁ。ご飯の残りで作ったのりで台紙に貼るのは子供の仕事やったなぁ。台紙何枚か集めて農閑期に温泉旅行や角座に連れていってくれたりしたなぁ。それからしばらくして「ブルーチップ」に変わってカタログの商品と交換するようになったんやった。何に換えてもらおうか楽しみやった。

♪ふれあい

商店街で有線放送から♪人は皆一人では生きて行けないものだから～と懐かしい中村雅俊の「ふれあい」が流れていました。
最近毎日ニュースで自殺した家族に殺されたなんて楽しくない話題ばかり言っています。いじめなんて昔からあったよね。でも簡単に死んだりはしなかったよ。隙を見せたら負け、薄氷の上を息をこらして歩かないと生活でけへんような学校生活になってしもてるんやろね。一人で精一杯たってるんやろか？
うなみが学生やってるときは学校以外にも色んな人とのふれあいがあって、いっぱいいっぱいにならない空気が流れる場所が気持ちがゆらぐ余裕を与えてくれる人があった。
自殺したり家族を殺した人の回りにはゆるゆるした空気も気持ちの揺らぎを許して見守ってくれる人も見つけられへんかったんやろね。それ以前に揺れる自分に寛容になれへんかったんやろか？うなみはいつまでもおこちゃまやけど最近は特に誰かとつながってるから生きていけるんやと思う。
商店街の有線を聞きながら思ったこと。（画像は永島慎二、旅人くんより。何度も何度も読み返す大切な本）