今日の新聞で灰谷健次郎さんの訃報を知りました。
折に触れて読み返す本のひとつが「せんせいけらいになれ」「兎の眼」です。
どちらも読み返す度にその都度の不安を取り除いてくれる本です。大好きな本を挙げてくれといわれればきっとこの二冊はお薦めするでしょう。
ご自分の意見をきっちりと語られる方でした。97年の神戸事件のときの対応は潔いと思いました。
でも「天の瞳」をお書きになった頃からの作品はあまり好きではありません。
「灰谷教」とでも言うべき独自の考え方にうなみが嫌悪感、重圧を感じるようになったからでしょうか。
72歳。今の時代には若い死です。ご冥福をお祈りします。(写真はせんせいけらいになれの角川文庫版 ネットより)
折に触れて読み返す本のひとつが「せんせいけらいになれ」「兎の眼」です。
どちらも読み返す度にその都度の不安を取り除いてくれる本です。大好きな本を挙げてくれといわれればきっとこの二冊はお薦めするでしょう。
ご自分の意見をきっちりと語られる方でした。97年の神戸事件のときの対応は潔いと思いました。
でも「天の瞳」をお書きになった頃からの作品はあまり好きではありません。
「灰谷教」とでも言うべき独自の考え方にうなみが嫌悪感、重圧を感じるようになったからでしょうか。
72歳。今の時代には若い死です。ご冥福をお祈りします。(写真はせんせいけらいになれの角川文庫版 ネットより)
テレビや新聞に雑誌やPCばっかりで、とんと本はご無沙汰の私です。ずっと簡単な方に流されてきているから、からっぽ。
で、うなみさんに触発されて、今頃4冊借りてきました。
子どもの詩がうまれた
とうちゃんがかえってくるで
きみはダックス先生がきらいか
いえでぼうや
図書館は灰谷さんを偲んでコーナーができているかな
と思ったけど、そんなのなかった。
それ位あったっていいのにね。
行政にもっと感性の風吹き込んでいいと思うんだけどな~。
新聞も、雑誌も、漫画も好きですよ~。
図書館に行って本借りて来られたんですね。
図書館は普通の本屋さんじゃないから追悼コーナーや追悼フェアーを行うわけにはいかないですものね。公共図書館でも今時期的によく出ている本をまとめて置いていてくれてもいいのにね。(読書提案的にね)
うなみは図書館の貸し出しは苦手なんですよ。気分次第で読みたいタイプなので期日に縛られるのは弱いんです。図書館の閲覧は大好きなんですけどね。
好きな本は手元に置いて何度も読み返すのが好きです。スペース的にも金銭的にもビンボーなのでホントに好きな本しか置いていませんが…。
で、その空いたところに何が入ったかというと、思春期の子どもの限りない洋服や雑貨。これが我が家の現実です。
図書館いいですよ~。本当に知らない世界の宝庫っていう感じ。並ぶ本の数は本屋の比じゃない。返却日は3週間ある。図書館で読んで本当に良かったのだけ買えば、懐も温かさがのこっているかも。
それに、図書館を自分の書斎と思っちゃえば?我が家はひろ~い。
追悼集、図書館が委託化される前はどうだったんだろう。委託化されて、職員も味のないするめみたいになった気がする。対応も癖がない。失礼だけど、みんな同じ人にみえてしまうよ。
洋服捨てるより本を捨てるのは根性がいります。売れる本は売れるうちに処分自分の分だけは心がけています。
味のないするめは松前漬けにすれば生き返りますが味のない職員はどうしようもないですね。
久しぶりに、スカッとさわやか(コカ・コーラ)。
ちなみに私は、映画に行くときは(そういえば、正月以来何も見てない)水筒持参派。
今こってるりんごジュースも、市販のペットボトルではなく、自家製を職場に運んでる。お金の節約にもなるしね。
それに、なんたって熱いものを熱く飲む、ペットボトルにはできない芸です。
上記の灰谷さんの本、私は好きです。
普通学級に学ぶしょうがい児トンちゃんも仲間。1981年、養護学校が義務化され、ケンケンガクガクの頃、こんなふうに書いてくださっていたんですねえ。
熱い気持ちが進む方向それさえ間違わなければ灰谷さんの作品全てが好きだったかも…。
児童書全般好きだけどみこあんさんは今江祥智さんの作品は読まれたことありますか?「ぼんぼん」「やさしさごっこ」「紙のおつきさま」どれもお薦めです。灰谷さんの追悼記事に今江さんがライバルがいなくなって悲しいと書いておられました。同じ時代を切り開く人間は表現的には好きではないですが「戦友」てきな気持がわいてくるのでしょうね。
で、うなみさんお勧め本、近いうちに読んでみます。
児童書の読後感、わたしも好きです。
朝日では、永六輔が追悼文書いてました。
「ろくべえまってろよ」を引き合いに出して。
いろいろあっても、仲間なんだなあ、と。
おおきなところから見れば、やっぱり仲間なんだなあ。
今江さんの絵本も6冊借りました。「いろはにほへと」がいいなあ。
予約してやっと手にした「優しさごっこ」の本の厚さに、先ずびっくり。「今江祥智の本」も今手元に、第5・第6巻。こんなに細かい字の本も書いてたんですね。
うなみさんのブログに出会えてよかった。ありがとう。
11月の障子が開いて紅葉!も毎回どきどきしたけど、12月のこの透き通った水色、というか、雪色氷色にも心がすーっと入っていきます。すごいです。
それにしても、私も読み返した「せんせいけらいになれ」に流れる、ちえ遅れのちあきちゃんも、みんな仲間の灰谷学級作りが、1960、70年代に実践されていたんですねえ。
灰谷さん亡くなって数日が過ぎ、少し手の空いた年明けにはまた読み返してみようと思っています。「せんせいけらいになれ」よかったでしょう。理想だけれど理想がちゃんと実践されていて灰谷ワールドです。
今江さんの本も借りて読んで下さって有り難う。「優しさごっこ」分厚いけれど一気読み出来ますよ(笑)睡眠不足にならないようにね。