ウマさんの気ままな行動日記(その2)

趣味の釣り・日帰り温泉・街道歩き・ウォーキング情報等を発信していきたいと思っています。コメント歓迎します。

関東ふれあいの道(茨城)No.4 石寺バス停から笠間駅まで

2010年10月14日 | ウマさんの「はつらつ百人委員会」
2010年10月14日(木)


県南高齢者はつらつ百人委員会主催の「関東ふれあいの道(茨城)」を歩くウォーキングに参加した。
足かけ2年間をかけて茨城県の「関東ふれあいの道」18コース(全255Km)を歩こうというものである。
全コースを踏破し、コース毎に定められた撮影ポイントでの本人写真を送付すると、県から認定証が
交付されることになっている。

今回が13回目で、この日は、コースNo.4の 石寺バス停 から 笠間駅 までの約13Kmを歩くものである。
集合場所は、この日のゴール地点笠間駅から少し離れた笠間城跡駐車場で、ここから車2台に分乗して、
出発地点の石寺バス停に向う。
今回の撮影ポイントは笠間城天守跡の石碑前が指定されている。


この日の第一集合場所は笠間城跡駐車場。
常磐道や国道50号線での事故で集合時間の8時30分
にはやや遅れたものの、13名が集まった。

       ここから車2台に乗り合わせ、出発地点の石寺バス停に向かい、
       付近の空き地に車を停めて、9時15分にゴールの笠間駅目指して出発!!
       
              「関東ふれあいの道」の看板でコースを確認。
              
                     のどかな田舎道(あまり車は通らない)を進む。
                     
                            立派な門構えの農家だ。
                            門の両脇は片側だけでも、小さな家の一軒分はあるだろう。
                            

しばらく歩くと、重要文化財「弥勒協会」の看板が。

       案内によると、弥勒堂は、鎌倉時代の宝治元年(1247年)に建立され、
       本尊の木造弥勒菩薩立像は、この地方の豪族笠間時朝(かさまときとも)
       による発願造立とされ、国の重要文化財に指定されている。
       
              弥勒堂は、現在は鉄筋造りにその姿を変えている。
              名称の弥勒教会の「教会」とは、信者の集うところという意味らしい。
              堂は無住で、集落の方々の手で維持されている、とのこと。
              堂の扉は固く閉ざさており、ご本尊を拝むことはできなかったが、
              事前に集落の係りの方にお願いすると堂内に上げてもらえるそうである。
              

弥勒堂を後にし、先へ進む。

       この日は、曇りで暑さもさほどではなく、歩き易い。
       
              『どっこいしょっと! なんでこんなところにバーがあるんだ?』
              
                     道は下りになり、快適なペースである。
                     
                            
のどかな田園風景の中を進む。

       道一杯に広がって歩くのは実に気持ちが良い。
       田舎道を歩く醍醐味と言えるだろう。
       
              時折、道端に咲いている花などが気になる。
              
                     藁葺き屋根の門が印象的だ。
                     

国道50号線に出たところで、ちょっと一休みだ。

       『ちょうど良いところにトイレがあるっ!』
       
              国道50号線を進む。
              
                     横断歩道の代わりにトンネルがあった。
                     
 

笠間稲荷神社

       昨日(10月13日)、突然大鳥居の中貫部分が落下したとのこと。
       現在緊急撤去中で、完全復旧するにはしばらく時間がかかりそう。
       

大石邸跡
「忠臣蔵」で有名な浅野氏赤穂藩国家老大石内蔵助良雄の
曽祖父、および祖父が住んでいた屋敷跡。

       日動美術館では、北大路魯山人展が開催中だ。
       11月28日までなので、機会があれば訪れてみたい。
       
              日動美術館の裏は、綺麗な竹林になっており、
              これも見ものの一つ、とのこと。
              

佐白山麓公園

       ここからは、少々きつい坂道が続く。
       
              笠間城天守跡付近。
              
                     この日の撮影ポイントは、笠間城天守跡の碑の前だ。
                     ここで、それぞれ、記念撮影を済ませた。
                     
                            さらに上を目指す。
                            階段が高い。
                            昔の武士はよくもまあ毎日上ったものだと思う。                
                            

ようやく頂上(209m)の「佐志能神社」に着いた。
大して高くはないが、階段は結構きつかった、というのが本音である。
佐志能神社は、映画「武士の一分」のロケ地となった。

       佐志能神社に参拝した後、笠間城本丸の八幡台櫓跡で昼食にした。
       
              次回の集合場所等の説明を受ける。
              

大黒石
鎌倉時代の始めに、佐白山の僧兵と七会の徳蔵寺の僧兵が戦い、
佐白山の僧兵が敗れて佐白山に逃げた。
佐白山の僧兵は山上にあったこの「大黒石」を転がし、
徳蔵寺の僧兵に多数の死者、けが人を出させて退散させ、
難を逃れたそうである。
「大黒石」はそのときここまで転がってきて止まった、
と案内板に記されている。

       つつじ山公園に向かう。
       
              身代わり観音像
              
                     山頂のトイレ近くに何故か「座頭市」の碑が建てられている。
                     


見晴らし台からの眺望



坂東33観音霊場第23番札所「佐白観音
昨年3月、霊場巡りで訪れて以来だ。

       午後1時45分、出発地の笠間城跡駐車場に到着。
       いったんここで解散とし、めいめいが自由にJR笠間駅に向かうことに。
       『お疲れさまでしたっ!!』
       


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