ウマさんの気ままな行動日記(その2)

趣味の釣り・日帰り温泉・街道歩き・ウォーキング情報等を発信していきたいと思っています。コメント歓迎します。

お寺がいっぱい 西日暮里から上野まで(2)

2010年10月12日 | ウマさんの「KDD友歩会」
2010年10月12日(火)

KDD遊歩会」の10月定例ウォーキングに参加した。
今回は、西日暮里公園から上野公園までをお寺を巡りながら歩くものである。


お寺がいっぱい 西日暮里から上野まで(1) ”から続く。

大円寺の後、長安寺に向かった。


長安寺      

       「悲母観音」を描いた狩野芳崖の墓
       日本の近代美術史に大きな足跡を遺したとされる。
       
              板碑(いたび)
              死者の菩提を弔うため、あるいは生前に自らの死後に備えて
              供養を行うために建立した、塔婆の一種。
              板石塔婆、青石塔婆とも言う。
              長安寺には、鎌倉時代の板碑3基、室町時代の板碑1基がある。
                

飯匙祖師(しゃもじそし)
江戸十大祖師のひとりで、除厄・安産飯匙の祖師と言われる。


西光寺

       足病平癒とある。足の病にご利益があるのだろう。
       四天王の一人、韋駄天像が建てられている。
       
              山号は佛到山。藤堂高虎侯の開基と記されている。
              

瑞輪寺
神田上水の開設者、大久保主水忠行の墓がある。

       立派な本堂
       谷中で最も大きなお寺と言われている。
       
              本堂の龍の彫刻。目が可愛いらしく描かれている。
              

瑞輪寺前の参道右手には、日本美術院がある。

       日本美術院の前には、躰仙院がある。
       看板には谷中鬼子母神と描かれている。
       
              修理中の寺院。名前は本妙院とある。
              青い屋根が印象的である。
              
                     公園で一休み。
                     


鴎外温泉」の前を上野の森に向かって進む。
文豪・森鴎外ゆかりの宿と記されている。

       上野精養軒近く
       

この日昼食を予約している鰻割烹「伊豆栄梅川亭

       メニューは鰻がメイン、どれも美味しそうだ。
       
              配膳前に、先ずはビールで乾杯!!
              この日は気温が高く、汗をかいたせいか、ビールが美味かった。
              
                     次々と鰻重弁当が配られる。
                     天婦羅、うな重、きも吸、香の物付だ。
                     
                            鰻は軟らかく、山椒が利いて美味しかった。
                            


昼食後、300回を記念して全員で記念撮影。
その後、解散となった。
『これからも、皆さん元気で歩きましょうっ!』



谷中1丁目から谷中7丁目までには、70以上のお寺があると言われる。
町中お寺だらけ、であった。
これだけのお寺があるのに、立派に営業しているのが、不思議な感じがした。
町中には色んな店があったが、この日は通り過ぎるだけであった。
また違った機会にゆっくりと訪れてみたい町ではある。



ウマさんの「KDD友歩会」の目次

     

お寺がいっぱい 西日暮里から上野まで(1)

2010年10月12日 | ウマさんの「KDD友歩会」
2010年10月12日(火)

KDD遊歩会」の10月定例ウォーキングに参加した。
今回は、西日暮里公園から上野公園までをお寺を巡りながら歩くものである。

この日の集合場所は、西日暮里駅から徒歩数分の「西日暮里公園」である。
西日暮里駅横の坂道を上りつめ、

       右に曲がると、西日暮里公園がある。
       
              緑が一杯の公園になっている。
              現役時は電車で通過するだけで、線路に隣接して
              このような立派な公園があるとは知らなかった。
              

会費を払うと、この日は300回記念を祝うということで、
記念のバッジと紅白の饅頭が配られた。

       この日は34名が集まった。
       後から一人追いかけてきたので、計35名と、
       この1年半では最も盛況の集まりとなった。
       遊歩後料亭での昼食が計画されているので楽しみである。
       

9時50分、出発。

       公園脇の歩道橋を降りると、正面に西日暮里駅が見える。
       
              千駄木方面へ進み、最初の信号を左に曲がると、
              
                     最初のお寺、恵比寿様を祀る「青雲禅寺」に到着。
                     
                            江戸中期には、この辺り一帯は「ひぐらしの里」と呼ばれ、
                            江戸近郊の行楽地として賑わった。
                            境内に多数の花樹を植えて「花見寺」にふさわしい庭園を造り、
                            四季折々の花を楽しむことができた、という。(案内板より)
                            

続いて、谷中七福神のひとつ「修性院」を訪れた。

       修性院の布袋は、「ひぐらしの布袋」と呼ばれ、
       塀に布袋様が描かれている。
       
              谷中銀座に向かう途中、屋上に”らくだ”らしきものが・・・
              実物大ほどの大きさと思われるが、いったい何のため?
              
                     富士見坂
                     昔はここから富士山が見えたのだろう。
                     


谷中銀座」に到着。
ここで、20分ほど自由行動となったので近くを散策してみた。

       「夕やけだんだん」坂から谷中銀座を望む。
       
              都心の真ん中とは思えない、静かな一面を見せる佇まい。
              
                     谷中延命院 
                     境内には東京都指定天然記念物にもなっている
                     樹齢600年を越えるという椎の木があるそうだが・・・
                     あいにく時間の都合で見ることはできなかった。
                     またの機会にしたい。
                     

谷中銀座商店街通り
11時開店に向けて、準備に追われていた。

       昼から夕方にかけては結構な賑わいを見せるのだろう。
       

長明寺


萩の寺として名高い宗林寺
この時期としては珍しく今でも紅白の萩の花が咲いている。

       
岡倉天心記念公園              

       六角堂。堂内には黄金色の天心像が安置されている。
       

この辺りの道は狭いが、車の通行は多い。
注意して歩きたい。

       幼稚園を経営しているお寺が目立つ。
       

大円寺

       大円寺入口には江戸三美人の一人と言われた傘森お仙
       菊人形が飾られていた。
       
              入口が左右にある変わった本堂。
              
                     お仙とその姿を当時全く新しい様式である多色刷り版画「錦絵」に
                     描いた絵師鈴木晴信の碑
                     お仙と関係の深い傘森稲荷を合祀している関係で、この寺に
                     碑が建てられたものである。
                     


江戸千代紙を今に伝える伊勢辰

       元治元年(1864年)創業というから間もなく150年になる。
       店の中は、鮮やかな色の千代紙がびっしりと並べられていた。
       

全生庵
山岡鉄舟が剣禅一致の道場として建てたと言われている。

       三遊亭円朝の墓碑と山岡鉄舟の墓
       
              色んな木々が植えられているが、手入れが行き届いている。
              
                     一段高いところに建てられている黄金色の観音様が
                     墓地を見守っている。随分と大きな観音様である。
              


お寺がいっぱい 西日暮里から上野まで(2) ”に続く。


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