ウマさんの気ままな行動日記(その2)

趣味の釣り・日帰り温泉・街道歩き・ウォーキング情報等を発信していきたいと思っています。コメント歓迎します。

取手宿本陣とビール工場見学

2010年10月08日 | ウマさんの「健康ウォーキングの会」
2010年10月8日(金)


毎週金曜に地元土浦周辺を歩く同好会「健康ウォーキングの会」が主催する、
本年第35回「取手宿本陣とビール工場」を巡るウォーキングに参加した。

この日の集合場所は、取手駅東口。18名が集まったが、男性4人はちょっと寂しい。
せっかくビールが飲めると言うのに。

       取手駅東口広場。昔のままで、あまり大きな変化は見られない。
       
              この日は歩く距離が短い、という理由で準備体操は省略、となった。
              珍しいことである。
              10時05分に取手駅東口を出発。
              
                     東口駅前通りを利根川方向へ進む。
                     

ほどなく、「長禅寺」への入口に到着。

       急な石段を上ると、立派な山門が現われた。
       門柱に「相馬霊場総本地」と書かれた看板が掛けられているが、初めて見る霊場名だ。
       後で調べたら、”ず~っと昔、相馬郡と言われていた柏・取手・我孫子・守谷の一部に、
       弘法大師を祭る八十八ケ所の霊場があり、新四国相馬霊場と言われている”とのこと。
       ここ長禅寺は、第一番札所(発心寺)でなおかつ第八十八番札所(結願寺)にもなっている。
       発心寺と結願寺が一緒のため、この2つをいっぺんに廻れば、”八十八ケ箇所を廻った”
       ことになるらしい。
       わざわざ四国まで出向くことはないのである。
       

山門をくぐると正面に三世堂がある。
三世堂は、守り本尊の十一面観音像と百の観音様(西国33ケ所、
坂東33ケ所、秩父34ケ所のご本尊様)を祀っている建物である。

       この建物は、外観は2層に見えるが、中は3層になっている。
       お参りする人は手を合わせ、順路に従って進むと途中で交差することなく
       一巡できるという、いわゆる「さざえ堂」形式になっている。
       

長禅寺本堂
前述したように四国相馬霊場の一番札所となっている。

       ここにお参りした後に、山門右手にある八十八番札所にお参りすれば、
       四国八十八箇所を廻ったことになるというから、実にありがたいお寺である。
       

長禅寺本堂にお参りし、長禅寺を後にした。

       長禅寺から5分ほどで旧取手宿本陣染野家住宅に到着。
       入口が狭いので見落とし易い。
       
              重厚な茅葺屋根の取手宿本陣染野家住宅
              寛政七年(1795年)に建築された。
              
                     最初に取手宿本陣の歴史と解体修理についてのVTRを
                     参考に見せてもらい、事前勉強。
                     平成8年に解体修理工事が完了し、同時に県の有形指定文化財
                     に指定されている。
                     翌平成9年から一般公開されている。
                     

VTRで勉強の後、内部を見て回った。
三の間

     上段の間は、殿様が休憩や宿泊に使った部屋で20Cmほど高くなっている。
     殿様がいる時には天井裏と床下に家来が隠れ、警護に当たったといわれている。
     正面の床の下から床下へ逃げられるようになっている。
     
          明治初期に郵便局の窓口として使われていたところ。
          
               土間
               
                    裏から見た取手宿本陣
                    

取手宿本陣染野家住宅を見た後、利根川に向かった。
取手市民会館付近

       利根川の土手に立つと急に視界が開けた。
       吹き渡る風が心地良い。
       
              綺麗に刈り取られた芝の上で記念撮影を済ませ、
              
                     この日はまだ少ししか歩いていないため、
                     川原をウォーキングすることに。
                     
                            コスモスの花が綺麗に咲いている。
                            
                                   
日差しが強くなり、額に薄っすらと汗が滲んで来た。

        途中でUターンし、今度は土手を歩き、取手駅へ向かう。
        
               奈良漬で有名な老舗の”新六”へ立ち寄って、
               
                      奈良漬を買い求める人も。
                      実はあまり奈良漬は好物というほどではないので、
                      試食だけにしておいた。
                      しかし、試食するとこれが何故か美味しいので困る。
                      
                             ビール工場の見学は午後からなので、
                             取手ボックスヒルで昼食を済ませることに。
                             

めいめい好みの店に消えていった。
牛丼セットを食べることにした。

       これで、800円。味はまあまあ。
       蕎麦は余分だったような気がする(後悔したが、後の祭り)
       
       
昼食後、この日最大の目的地、ビール工場に向かった。

       国道6号線を歩く。やはり車が多い。
       
              
取手駅から歩くこと20分、目指すビール工場が見えてきた。

       ゲストルームに通され、早速帰りの土産物を見定める。
       (待たされている間、実は何もすることがない)
       
              見学前に渡されたパンフには、試飲のビール券が2枚入っていた。
              ということは、2杯しか飲めないということ?
              
                     
見学の状況

       
              
                     今日試飲出来るビールの説明をする案内嬢。
                     
                            缶入り”一番絞り”と瓶詰め”ハートランドビール
                            ハートランドビールは、麦芽100%、アロマホップ100%のビールで、
                            樽と瓶でしか販売されていない。
                            取手工場だけで作られているそうだ。
                            

いよいよ、試飲の時間が来た。
先ずはハートランドビールに並んだ。
一番絞りに並んだ人は数人で、ほとんどの人がハートランドビールだ。

       ピルスナースタイルのビールで、プレミアムビールに分類される。
       
       いい色をしている。つまみは一人一袋用意されている。
       苦味が少なく、すっきりとした喉越し(個人感想)である。
       
              
                     
                            

2杯目は、一番絞りを注文した。
しかし、昼食後あまり時間が経っていなかったせいか、思ったように飲むことが出来ない。
昼食の牛丼セットはやはり多すぎたようだ。大失敗である。
女性陣から『2枚目のチケットを使って』と廻ってきたが、結局使い切れずにお返しすることに。

土産にビールゼリーチョコレートを買い、工場を後にした。

       今度来る時には、空きっ腹で来ることにしよう。
       
              15時10分に取手駅に到着し、常磐線で帰途についた。
              一杯飲んでいることもあり、整理体操は省略である。
              


今回のビール工場見学で、大手の工場は一通り見学したことになる。
しかし、この日の工場は、昼食時間後だったことで思うように試飲できなかったのが悔やまれる。
この失敗の経験は次回に生かしたい。
ということで、出来れば来年、もう一度この工場を訪れてみたい。


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