日本の進むべき道

領土問題は現実に存在しているけど、

双方が譲らず戦争に突入なんて筋書きは

歴史から何も学んでいない愚かな選択です。

話し合いで決着出来ないなら、

国際裁判所に提訴して、第三者の判断を

仰ぐべきです。中国が同意を拒否するなら

粘り強く交渉しましょう。もし裁判になれば、

過去の経緯とか実存する資料からすると、

日本の領土と認められる可能性が極めて高いと思います。

そして実際に裁判になり、その判決が下ったと仮定しての話ですが、

それを踏まえたうえで、日本は中国にこう提案します。

「海洋資源は人類全体の財産であることを考慮し、

日本は中国にこの海域での漁を双方の話し合いにより

許可もするし、原油ガス資源も共同で開発する意思が

あります」と。中国がどのような反応をするか

予想は出来ませんが、このような筋書きをイメージして

対中国戦略を練り上げてほしいものです。

また、逆の判決がでたとしても同様の要求をしても

よいのです。

日本にも中国にも漁業で生計を立てている漁師

が大勢いるわけで、ナショナリズムを過剰に主張して

一方の漁師を苦境に追い込むような政府の対応は

長期的な日中関係を考えれば好ましくないことです。