そこは私が信州に逃亡してきた時から営業してたパチンコ店だった。
が、しかし、
大手チェーン店の相次ぐ進出の影響か、経営がずさんだった為か、
数年前に閉店して更地になっていた。
駐車場を含めると、かなりの広さだ。隣接するスーパーがもう一つスッポリ収まる
広さかもしれない。
これだけの広さの土地が、将来何に変貌するのか、チョット楽しみだったし
期待感もあった。国道沿いだけど、スーパーの利用者のための憩いの場があっても
良いかな、とか思っていた。
が、しかし、
少し前に建った鉄塔に張り付いた看板を見てガッカリした。
「何とか葬祭場来年*月オープン」
「また?」「まだ作るの」 正直そんな気持ちだ。
というのも、この近辺で昔ホームセンターだったり、
他のパチンコ屋だったり、
カラオケ屋だった所が、ことごとく葬祭場になっているからだ。
都会と比べても、人工比で多すぎない?と思える乱立状態だ。
まるで、早くおいでよと誘っているよう。
いくら利用間近の爺婆が多いからって、それは無いんじゃないのと言いたい気分。
葬祭場が地域の中心的存在になりつつある事に、
それこそお悔やみ申しあげたくなる気持ちだ。
あとそれと似たような現象だけど、
コンビニ規模の建物が空き家になると、これもことごとく
コインランドリーに変身するようです。
何とも信州人の発想の**さには***ます。
葬祭場敷地に仮囲いの塀が設置され、いよいよ建設が始まるようだ。
都会だと反対運動も有り得るけど、田舎で無さそう。
反対すると変人扱いされそうな空気だから。