THE WORLD IS WATING FOR THE SUNRISE

地球が普通の人の棲む惑星になることを夢見て

狂い始めた世界

2012-09-23 10:07:59 | 賢くない
昨夜のたけしさんの番組によると、尖閣をめぐる暴動に参加した世代の多くは

中国の一人っ子政策の悪影響で、北朝鮮のボンボンなみに甘やかされ育てられ、

我慢することを知らない世代だという。その日常映像が一部公開されたが、

その傍若無人ぶりは我々の常識を越えた、あってはならない現実がそこにあった。

こうした反抗期を経験していないと思われる世代が就職難や経済難という壁に直面した時、

欲求不満が今回のような暴動という極端な形で現れるのかもしれない。

将来この世代が政権を担う時、この国はどうなっているのだろうと思うと

恐ろしいものがある。

しかし、これは中国に限った事ではない。わが国でもいじめを巡る悲劇が

繰り返されているけど、ルーツは同じところにあるような気がする。

つまり、親の甘やかし、躾の至らなさが子供の心を抑制不能にしてるということだ。

これは土日のクアハウス佐久にいるとよく感じる事。

公共の場の狭い空間に他人同士が同じ施設を共有しているのに、

幼児が飛び込み禁止のプールに飛び込むのを親は黙認してるし、

寝てる者には聞くに堪えないサルの様な奇声をあげても親の周囲に対する配慮は

全く無い。極稀に行儀良く施設を利用してる幼児もいるけど、

それは月に数回見る程度で、8割から9割は傍若無人に近い有様だ。

秋葉原や池袋で若者による無差別テロがあったけど、甘やかされて

反抗期無く育った若者が壁にぶち当たった時、抑制が効かなくなるような

気がしてならない。私の息子が通った中学では、授業中に私語が飛び交って、

先生は注意もしないというような、俗にいう学級崩壊というような有様だったと

聞いたが、今の日本では珍しいことではない。

政治家は金勘定に忙しいが、もっと教育に本腰を入れて取り組まないと

日本は大変な事になると思う。