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日本共産党都議会議員(町田市選出)池川友一「市民とつくる都政への架け橋」

日本共産党東京都議会議員の池川友一のオフィシャルブログです。地方政治の現場からいろいろと発信していきます。

常に100ddB以上(電車の高架下)──学童保育の支援の単位を生活の単位として考えることが必要

2016-11-11 | 活動のこと

 「ピーク時は常に100dB以上ですよ」──これだけを聞いて、何を思い浮かべるでしょうか。

 実は、学童保育クラブの視察で交わされた言葉です。先日、日本共産党市議団と松村りょうすけ衆議院東京23区予定候補で、市内の学童保育クラブの視察をさせていただきました。

 私たちが訪れた時には、定員に対して約半数の子どもたちが学童保育に来ていましたが、その時点ですでに93dBでした

 指数で言えば、100dBというのは電車の高架下ということになります。

 視察させていただいた学童保育クラブは、現在104人が在籍しています。

 学童保育の集団の規模は「おおむね40人以下」とされています。

 

 これを「支援の単位」と呼んでいますが、104人の学童保育クラブでは「支援の単位」を3つに分けています。

 しかし、実際の保育では「支援の単位」は名簿上の単位であり、分かれて活動することは現実問題としてできていません。

 手洗いやトイレに列ができるのは日常茶飯事。おやつの時間を2回に分けて対応していますが、「支援の単位」とは符合していません。

 厚労省の解説では、「1つのクラブの中で複数の『支援の単位』に分けて対応することも可能」(「放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準」Q&A、平成26年厚生労働省令第63号)としていますが、私は「生活の単位」であるべきだと考えています。

 現場の職員の方々はとても努力されていますが、努力ではどうにもならない課題を抱えています。

 町田市では保育所定員を増やしていますが、その次に待っているのは学童保育クラブです。1小学校区1学童保育クラブは実現しました。しかし、さらなる増設が求められています。学童保育の充実に力を尽くしたいと思います。

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「トヨスって何よ」という方は必見──6分間で築地市場の豊洲移転問題の本質がわかる

2016-11-10 | 東京都政・都議会のこと

 「トヨスモンダイって」「豊洲の何がいけないの」──そう思っているあなたに見てほしい動画ができました。

 まずは、こちらの動画をご覧ください。

 いかがでしたか?

 築地市場の豊洲移転のどこが問題で、何でこういう現象になっているのかがお分かりいただけたかと思います。

 環境基準を上回る猛毒、発がん性物質が次々と発見されているのは、もともとこの場所が東京ガスの跡地だからです。

 本来であれば二束三文の土地を正規の価格で購入し、「土壌汚染対策をやるから大丈夫」とくり返してきたわけですが、その中心構成要素である盛り土は行われず、地下水管理システムも機能不全に陥っているのです。

 さらに入札をめぐっての談合疑惑があり、整備費用は膨らみ続けています。

 歴代知事の責任は免れません。現在、調査の中心は第三者委員会なるものが行っていますが、本来は都議会が踏み込んだ調査を行い、真相究明を行う必要があるのです。だからこそ、日本共産党都議団は調査権の強い百条委員会設置を求めています。

 同時に、市場関係者からは対荷重の問題をはじめとする施設機能に重大な問題点があることも指摘されています。

 豊洲移転は中止するという決断を求めていきます。

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市民とつながる、都政につなぐ──池川友一活動報告ニュース「都政への架け橋」(創刊号)

2016-11-09 | 活動報告ニュース「都政への架け橋」

 「池川友一活動報告ニュース 都政への架け橋」──今週から発行を始めます。

 いま、築地市場の豊洲移転問題やオリンピックの施設整備問題が報道され、都政のニュースに接する機会が増えています。同時に、「都政や都議会は遠い」と感じている方も少なくありません。今週から発行する活動報告ニュース「都政への架け橋」(隔週水曜日に発行)を通じて、都政のことを中心に様々な情報発信をしていきたいと考えています。

 今週のニュースは、

 ●「市民と都政をつなぐ架け橋に」──自己紹介と決意表明
 ●東京都シルバーパスの値下げと都県境でも利用可能に
 ●子どもの命守る──小児・新生児医療問題、自らの体験と重ねて
 ●七五三でのお説教──「子どものため」というが…
 ●ポスター貼り出しのご協力のおねがい 

 などについて書いています。ぜひ、ご覧ください。

 以下、画像をクリックしていただくと、PDFファイルが開きます。

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鶴川学童保育クラブ「わっしょいまつり」──要望のあったエアコンも設置されていました

2016-11-08 | 活動のこと

 5日に開催された、鶴川学童保育クラブの「わっしょいまつり」。

 子どもを連れて参加させてもらいましたが、射的やヨーヨーすくい、お化け屋敷など小学生のお兄さん、お姉さんに混じって楽しく遊んでいました。

 鶴川学童保育クラブは、プレハブの本室と校舎内の空き教室を活用した分室とに分かれています。

 本室は築年数を重ねていることから、雨もりを始め課題山積の状況です。深刻なのはトイレで、改修は急務です。

 さらに、今年の夏を前に大きな課題となっていたのが分室のエアコン設置です。猛暑の夏に、日中活動を行う育成室にエアコンがないのは重大問題です。指導員さん、保護者会の方々からもご意見を伺い、私からも担当課に要望をしました。

 その時には、担当課長は「私たちとしても早く設置したいと思っている」との認識でした。そこでは、重ねて「早期の設置を」とお願いをさせていただきましたが、夏休み前の設置とはなりませんでしたが、その後に無事に設置されました。

 「事件は会議室で起こっているんじゃない、現場で起こっているだ」という踊る大捜査線の青島刑事の言葉ではないですが、現場だからこそ実感している問題に議員として寄り添っていくことの大切さを感じたできごとでした。

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シルバーパス──バスで終点の一つ手前で降りると有料、終点まで行くと無料はどう考えてもおかしい

2016-11-07 | 東京都政・都議会のこと

 市内で都議選への挑戦を伝えると「都政は遠い」という声がしばしば返ってきます。

 私は、遠ざけられた都政を身近なものにしたいと思っています。

 例えば、70歳以上の方であれば誰もが対象となる東京都シルバーパス制度です。

 東京都シルバーパス条例の第1条には、「この条例は、東京都シルバーパスに係る事業を行う者を支援することにより、高齢者の社会参加を助長し、もって高齢者の福祉の向上を図ることを目的とする」とあります。ここがとても大事だと思います。

 ご存知の通り、シルバーパスは住民税の課税・非課税によって、1000円か2万510円という格差を生み出しています。3000円、5000円など所得段階に合わせた料金を実現することはまったなしです。(現在は一部経過措置あり

 同時に、東京都から神奈川県内に行く方も含めて対象にできるように求めていきたいと思います。

 私の住む鶴川地域で言えば、鶴川駅から京王線の若葉台駅までのバスルートがあります。駅に最も近いのは終点から一つ手前の下黒川というバス停です。下黒川で降りるとそこは神奈川県川崎市なのでバス料金が発生します。しかし、終点の若葉台駅まで乗車すると東京都稲城市なので珍現象が起こるのです。

 長くバスに乗車した方が、料金が安い(無料になる)というのは本当におかしな話です。

 シルバーパスの引き下げとともに、都県境の問題も必ず解消するために全力を尽くします。

 実は、この問題は私も市議会議員として東京都に意見書を提出した経緯があります。日本共産党市議団が提出した「シルバーパスの改善を求める意見書」は、賛成多数で可決しました(反対したのは、公明党と保守連合)。

 こうして考えると、都政は遠いものどころか、とても近い、実は遠ざけられているだけだと思うのです。私は、遠ざけられていた都政をみなさんにとって、国政や市政と同じように身近なものにする決意です。そのことを通じて、一人ひとりの暮らしを豊かなものにしていきたいと思います。

 日本共産党都議団が2014年9月12日に「シルバーパス制度改善の協議に向けた提案」を行っており、シルバーパスに対する見解はここに集約されています。

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