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日本共産党都議会議員(町田市選出)池川友一「市民とつくる都政への架け橋」

日本共産党東京都議会議員の池川友一のオフィシャルブログです。地方政治の現場からいろいろと発信していきます。

日本共産党町田演説会──小池晃党書記局長・参議院議員、米倉春奈都議、早川かん党衆院東京23区予定候補とともに訴えました

2021-04-03 | 活動のこと

 本日、日本共産党町田演説会を行いました。

 小池晃党書記局長・参議院議員、米倉春奈都議、早川かん党衆院東京23区予定候補とともに訴えました。

 オンラインも含めて450人近い方が参加をしてくださいました。心から感謝申し上げます。

 都議選の告示まで83日。町田では定数4に対して、少なくとも8人が立候補を予定している状況で、4月に入ってからは駅頭宣伝の様子も激変しています。

 どんな組み合わせになっても、勝ち抜くことができるよう全力をつくします。

 以下、私の訴え(要旨)を紹介します。

 ご紹介いただきました、日本共産党都議会議員の池川友一です。「暮らしに役立つ都政に変える」ために、7月4日に決まった都議選で、何としても2期目に駆け上がる決意です。どうぞよろしくお願いします。

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 4年前、町田で史上初めての日本共産党都議として、都議会に送っていただきました。この4年間、地道に、大胆に、しなやかに、市民と都政をつなぐ架け橋になるという覚悟で活動してきました。都民の声と連続躍進した日本共産党都議団の18議席が都政を動かしていると実感しています。

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 子ども・若者とともに、“いま”と未来をつくる。

 学校体育館へのエアコン設置。子どもと保護者の声を受けて、共産党都議団が、都議会でいち早く取り上げ、質問や条例提案などで都政を動かしてきました。都政が動けば、市民生活は確実に向上します。

 町田市内の都立高校ではすで設置が完了し、町田市立の小中学校も共産党市議団との連携プレーで今年度中には100%完了します。

 中学校全員給食も、前回都議選で公約し、都議会の初質問で取り上げ、市民の運動にも連帯し、ついに重たい扉をこじ開けて、2024年度から開始することになりました。

 具体化に向けた検討の中では「生徒の意見を聞くこと」が位置づけられていることは重要です。共産党市議団と連携して、地産地消や食育が重視され、豊かであたたかい給食になるよう、引き続き力を尽くします。

 声を上げれば、必ず政治を変えることができる。40年ぶりに少人数学級を進める法改正が先日成立しました。しかし、小学校を5年間かけて35人学級にするのでは、あまりにも遅すぎます。さらに、町田市が小学校を42校から26校に、中学校を20校から16校に減らす統廃合を計画していることは、時代に逆行しているとしか思えません。学校をなくす統廃合よりも、小中学校でまずは30人数学級を実現することこそ、子どもたちの願いに応える道なのではないでしょうか。

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 いま、全国津々浦々で、理不尽な校則や下着の色を指定するような人権侵害の学校のルールの見直しが急速に広がっています。私も、子どもの権利と人権の視点から校則の見直しを迫ってきました。

 これには一つのきっかけがあります。都立高校に通う高校生から、生まれつきの髪の色について、染めるか、切るかしないと学校の授業を受けさせないと指導されたという相談が寄せられました。

 この問題を議会で追及。東京都教育委員会は、私の質問の3ヶ月後に「全ての教育活動は、生徒の人権の尊重を基本として行うこと」「一律に黒染めするような指導は行わないこと」など、従来の認識から大きく変化した通知を出しました。

 さらに、社会では広く浸透した髪型であるツーブロックが学校で禁止されている問題について質問した動画は648万回再生され、テレビなどメディアにも次々と取り上げられました。

 先日、鶴川駅で宣伝をしていると、「ツーブロックの人ですか」と、高校生から声をかけられました。動画が拡散されたまさにその時に、ツーブロックで指導され、納得いく理由は説明されず、おかしいと思っていたそうです。中高生の声を聞いて質問した内容が、当事者である中高生もとに届いている。こんなに嬉しいことはありません。実際に、私の質問を見た生徒が声をあげて、ツーブロック禁止の校則を変えたという学校もあります。

 さらに、今年2月の私の質問に教育長が、子どもはあらゆる場面で権利の主体として尊重される、その意見を尊重するとともに、子どもの最善の利益を実現することは、学校教育においても重要だという画期的な答弁をしました。そうであるならば、生徒が参加し、生徒の意見を尊重して校則を変えていくことを当たり前にしたい。

 選挙権のない子どもたちの声を代弁するとともに、子どもや若者の直接参加で政策を決定していくことを都政で実現したい。子ども・若者とともに“いま”と未来をつくる議席として、再び都議会で働かせてください。よろしくお願いします。

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 難聴と補聴器購入への支援を実現し、東京からきこえのバリアフリーを推進していきます。

 65歳以上の2人に1人が難聴と推計され、難聴はコミュニケーションが減ることから認知症のリスクとなっています。都議会で、難聴問題を取り上げた私の質問に「早期からの補聴器使用は、日常生活の質の向上を図る上で有効」「適切に調整された補聴器でトレーニングを行うことが大切」と東京都が初めて認識を示しました。

 一方で、コロナによるマスク着用で口元が見えず、アクリル板の設置などで音がさえぎられることによって、これまで以上に難聴者には厳しい状況が広がっています。今こそ、補聴器を購入できるよう助成制度を作ることが必要です。共産党都議団は、高齢者の補聴器購入費助成条例を提案し、支援の強化を求めてきました。こうした取り組みの中で、補聴器購入費助成は大きく増え、都内で14自治体まで拡大しています。人生100年時代、町田でも補聴器購入費助成を実現し、豊かな人生を送れる東京をご一緒に実現しようではありませんか。

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 シルバーパスの改善。都議会予算特別委員会で、都営交通では都県境を越えても利用できるのに、民間バスでは利用できないのはおかしいことを追及しました。都内で都県境を越える路線は約180ありますが、そのうちなんと3分の1の約60路線が町田市に集中しています。「町田問題」といっても過言ではありません。ところが、都県境を越えてシルバーパスを利用できるようにしてほしいという市民の方からの請願に、町田市選出の私以外の都議はこともあろうに反対したのです。

 相原地域の方から、橋本駅に出るのに、バスで行くと180円、相原駅で電車に乗り換えると140円。本当ならバス一本で行けるのに、往復80円を節約するために電車に乗り換えているという話も聞きました。本当に切実です。お隣の横浜市や川崎市ではやっているわけですから、東京都にできないはずはありません。

 同時に、1千円と2万510円という料金格差をなくし、3千円や5千円など中間料金をつくりたい。これは、東京都市長会も都に要望しており、党派を超えた願いです。シルバーパスの改善、みんなの力で実現しようではありませんか。私もその先頭に立つ決意です。よろしくお願いします。

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 新型コロナは、東京が危機に弱いということを明らかにしました。

 石原知事と自民党都政が16ヶ所あった都立病院を半減させたのに続き、今度は小池知事と自民、公明、都民ファーストが、東京都の直接責任を交代させ、儲からない医療を切り捨て、稼ぐ医療を重視する都立・公社病院の独立行政法人化を進めようとしています。独法化の検討の中で、都民のための貴重な医療資源を、稼ぐ医療の一つとしてなんと海外の富裕層に提供することを検討していたことが明らかになりました。とんでもありません。

 東京都が直接責任を負うからこそ、東京でのコロナ対策の極めて重要な部分を担っています。私の長男が生後5日で、緊急搬送された時に、病院を転々として、最後に命を救ってくれたのも都立病院でした。感染症だけでなく、難病、災害、小児医療など、都民のための医療を担う都立・公社病院を守り、充実し、危機に強い東京をつくろうではありませんか。

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 新型コロナを抑え込むためには、大規模な検査、医療体制の確保、事業者への支援がどうしても必要です。昨日、都はこれまでやらなかった医療機関への検査を週1回定期的に行うことを決めました。高齢者施設などの検査も拡大します。都議会の中で検査の抜本的拡大が必要だと一貫して求めてきたのは日本共産党都議団だけです。新型コロナを抑え込み、いのちと暮らしを守る都政を実現しようではありませんか。

 都議選で、3回連続躍進すれば、必ず新しい地平を見ることができます。そして、その先には必ず野党連合政権が見えてきます。

 国政、都政、市政を結んで、暮らしに役立つ政治を実現するために、全力をつくすことを重ねて申し上げて、決意表明とします。必ず勝利しましょう。ありがとうございました。


 以下のPDFをクリックしていただくと、PDFでパンフレット全体を見ることができます。

 ぜひ、ご覧ください。

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