「介護の現場で働く人の中では、結婚退職といえば男性」──介護現場で働く方から聞いた話ですが、介護現場では「常識」だといいます。
その理由は、あまりにも低賃金で結婚、子育てを考えると続けていける展望がないからというもの。専門性をもっている方がやめていくことは、介護の現場のみならず社会的にも大きな損失だと思います。
こうした状況の背景には、介護や保育は「家族でやるべきもの」という考えが底流にあり、誰でもできるものとされている側面があることがあります。
保育や介護など福祉の現場に何度も足を運んできましたが、その専門性の高さとみなぎるパワーに圧倒されるばかりです。その専門性に対して、賃金体系など専門職としてはあまりも評価が低いことは非常に深刻な課題ではないでしょうか。これらが、保育や介護の現場の担い手不足に拍車をかけていることはいうまでもありません。
対人援助職が、燃え尽きてしまう現状もあります。人の人生に大きく関わる仕事だからこそ、より高い専門性を磨いていけるような政策をおこなうことが求められています。その第一歩が賃金を引き上げることであることは明らかです。
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┏┓池川友一|日本共産党町田市議会議員
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