本日は、まちだ市民自治学校の分科会「たのしい保育園に入りたい」に参加をしました。
帝京大学の村山祐一教授にお話をうかがい、私も町田市の保育行政についてはつげをさせていただき、参加者で意見交換をしていく内容ですすめていこうと考えていました。しかし、小田急線が遅れて村山先生の到着できなかったため、急きょ私から報告をさせていただくことになりました。
報告の内容は、町田市の待機児解消のとりくみ、それからこのブログでもたびたび取り上げている「面積基準の緩和」について、10分ほど報告をさせていただきました。
到着した村山先生から、「子ども・子育て新システム」によって待機児童は解消するのか、「子ども・子育て新システム」になると何がどのように変わるのかを中心にお話をしていただきました。
結論から言えば、「子ども・子育て新システム」では待機児が解消しません。そもそも、国や自治体の保育実施義務をなくすことで、待機児を把握しなくてよくなります。現行制度は、本当に保育が必要な子どもを優先的に保育園に入れる仕組みとなっていますが、「子ども・子育て新システム」ではそういう制度設計にはなっていません。
「子ども・子育て新システム」の最大のねらいは企業参入であるといっても過言ではありません。それは、この制度設計をおこなっている当人たちの口からも語られているところです。参加した方からも「めちゃくちゃな制度ですね」など感想が聞かれましたが、その通りです。今後、新システムの中身もブログの中でお伝えしていきたいと思います。
今回の学習会の詳細は、『たのしい保育園に入りたい』という本の中に書かれているところです。ぜひ、ご一読ください。
┏┓池川友一(日本共産党町田市議会議員)
┗╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【事務所】
〒195-0061 町田市鶴川5‐10‐4
電話・FAX/042(734)1116
メール/up1@shore.ocn.ne.jp
※無料のなんでも相談、法律相談もおこなっています。なんでもお気軽にご連絡ください。