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日本共産党都議会議員(町田市選出)池川友一「市民とつくる都政への架け橋」

日本共産党東京都議会議員の池川友一のオフィシャルブログです。地方政治の現場からいろいろと発信していきます。

学校給食無償化国の責任で、学校給食をすべての子どもたちに

2019-07-15 | 国政のこと

 学校給食をはじめ義務教育でかかる経費について「できるだけ早く広範囲に実現」──70年前に当時の文部省が答弁しているのです。

 「給食は教育の一環」という立場を踏まえれば、学校給食を無償化するのは国の責任で行うべきものです。

 私が都議会に送っていただき一番最初に取り組んだのが、学校給食費の負担軽減のための条例提案でした。

 共産党としては学校給食費は負担軽減という政策でしたが、自民党や公明党は学校給食費を無償化すると都議選公約に書いてあるのです。ところが、共産党の条例提案に反対しました。(参考:都議選で無償化公約はどこにいった?──都議会で日本共産党提出の「小中学校給食費助成条例」否決に

 共産党都議団が、負担軽減条例にしたのは、第一義的には国が責任を果たすべき問題であるということにあります。条例提案の記者会見でも、無償化に向けた流れを開きたいと強調しました。

 町田市では、中学校の全員給食を実現してほしいという巨大な運動が広がりました。しかし、根本を学校給食法で給食は重要だとしながら、地方自治体の努力義務にしていることに壁があるのです。給食が本当に大切だというのであれば、どの自治体でも国が支える必要があると思います。(参考:学校給食は教育の一環であり、すべての児童または生徒に対し行うのが原則

 学校給食を無償化するのに4451億円。毎年の米軍への「思いやり予算」とほとんど同じ額です。どっちにお金をかけるのか。未来ですよ。

 教育と子育てにお金がかかりすぎるこの国を変えようじゃないですか。

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強制的夫婦同姓から選択的夫婦別姓へ──「らしさ」と言えば「自分らしさ」に変えていきましょう

2019-07-12 | 国政のこと

 今回の選挙で個人的にどうしても実現したいことの一つに、選択的夫婦別姓があります。

■選択的夫婦別姓の障壁は自民党

 先人たちがさまざまな努力を積み重ね、法律婚と事実婚で壁になっていたことを少しずつ取り除いてきました。

 私は当事者の一人ですが、先人たちの努力の上に自分がこういう選択ができるのだと強く思っています。

 しかし、まだまだ障壁はあります。

 私自身の経験で言えば、子どもの出生届を提出する際に「父」の欄にはチェックを入れることができず、「同居者」にチェックを入れなければなりません。

 胎児の時点で認知届を出して、父であることの書類を提出しているのにです。毎回、父にチェックを入れ訂正印を押して同居者にチェックを入れなおしています。おかしいと思うわけです。

 日本記者クラブの討論会で、自民党総裁である安倍首相以外の各党が選択的夫婦別姓に賛成と挙手をしました。

 どこに障壁があるのか、一目瞭然の光景がそこにはあったわけです。

 ちなみに、都議会でも選択的夫婦別姓制度の法制化を求める意見書の提出に関する請願」に対して、自民党のみが反対し、賛成多数で採択されました。ここでも、障壁は自民党であることがはっきりしました。

■強制的夫婦同姓ではなく、選択的夫婦別姓へ

 実現したいのは、選択的夫婦別姓です。強制的夫婦同姓を変えたいのです。

 「強制的」と書いたのは、同姓にする一択しかないからです。

 婚姻関係を結んだら、お互いが同姓になりたいというカップルは同姓でいいのです。

 離婚するときには、姓を変えた方(日本の場合は96%が女性ですが)は、元の姓に戻すか今の姓を使うか選択ができます。これはとても重要なことです。

 ただ、離婚した時に姓を変えずに使っていて、別の方と婚姻関係となり、改姓した場合は、自分が生まれた時の姓に戻ることはできません。

 しかも実際には、結婚した場合にも離婚した場合にも名前の変更を行うのは女性が多いのが実情です。公的な書類はもちろん、仕事でも、趣味でも、習い事でも、あらゆる場面で変更しなければなりません。この負担をほとんどの場合、女性が負っているのです。

 名前は、個性です。

 生まれてから使ってきた名前をそのまま使いたいというのは、個人の尊厳です。

 憲法13条には、「すべて国民は、個人として尊重される。生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利については、公共の福祉に反しない限り、立法その他の国政の上で、最大の尊重を必要とする」と書いてあります。

 個人として最大の尊重が必要なのです。

 ちなみに、OECD各国で、強制的夫婦同姓なのは日本だけです。

 強制的夫婦同姓は、当たり前ではありません。

 今回ほど、選択的夫婦別姓がフォーカスされた選挙はなかったのではないでしょうか。

〈こちらの過去記事はご参考まで〉
 参考①:
「通称使用も、事実婚も「夫婦同氏姓」を前提としているシステムでは不利益がある──早期に民法改正を」
 参考②:「新たな論点を提起した選択的夫婦別姓問題──当事者として思うこと」
 参考③:「一つひとつ障壁を取り除いていくこと」

 この参院選が、選択的夫婦別姓を実現する大きな転換点だったと言えるような結果を作り出したいと思います。

■ジェンダー平等に向けて大きな一歩を

 さらに、今回の選挙ほどジェンダー平等が注目された選挙はなかったと思います。

 今回の選挙は、「政治分野における男女共同参画推進法」が施行され、初めての国政選挙です。

 共産党も「個人の尊厳とジェンダー平等のために──差別や分断をなくし、誰もが自分らしく生きられる社会へ」という政策を掲げました。(参考:こちらのパンフレットもご覧ください

 ジェンダーギャップ指数が149カ国中110位という極めて遅れた状況にあります。

 女性に対するあらゆる場面での差別が大問題です。これは社会的な障壁であり、政治の力で取り除いていく必要があります。

 #MeToo #withyou などの運動が広がりがっています。当事者を一人にしない、一緒に声をあげて立ち上がろうという運動に連帯していきたいと思うのです。

 本当に苦しい人は声を上げることが極めて困難です。そういう声なき声にしっかりと政治が寄りそい、いっしょに伴走することが必要なのです。

 ジェンダー平等を掲げるには本気度が必要です。共産党も問われています。ジェンダー平等社会を掲げた意義については、同志社大学の岡野八代教授の動画をご覧ください。

 性差による差別は、厳然として存在しています。

 女性が生きやすい社会は、男性にとっても生きやすい社会──「男らしさ」「女らしさ」で語られる性差による役割分担をなくしていこうじゃないですか。「らしさ」と言えば「自分らしさ」という社会に変えていきましょう。

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日本共産党は、一人ひとりが当事者です。それぞれの持ち場で社会を変えるために力をつくしています。

2019-07-09 | 国政のこと

 都議会議員として、多摩地域の各地で演説しています。

 市民弁士や地元市議の演説に、本当に多くのことを学ばされています。

 なかでも、心揺さぶられたのが、昨年の日野市議選で初当選した岡田じゅん子市議の演説。

 「ぜひ公開してほしい」と行ったら、ご本人のフェイスブックで公開されているので、ぜひご覧ください。(演説全文はコチラ→岡田じゅん子日野市議の演説

 日本共産党は一人ひとりが当事者です。議員になろうと思って共産党に入る人はまずいません。世の中を良くしたい、もっと生きやすい社会にしたいと、一人ひとりが入党する原点を持っています。そして、共産党員としてそれぞれの持ち場で社会を変えるために力をつくしています。

 岡田市議の演説は、当事者として自分が感じていることと政治がどう結びついているのか、どうして政治を変えることが必要なのかを自らの言葉で語っているもので、隣で聞いていて本当に感動しました。岡田市議にしかできない演説です。

 こういう当事者集団が共産党です。共産党が伸びれば多様性が尊重されます。共産党が伸びれば必ず政治は変わります。

 希望をつくるのはあなたです!

 投票は2回あります。

 1回目は、選挙区です。東京選挙区は「吉良よし子」。別の選挙区の方は、共産党の候補者か野党統一候補へ一票を。

 2回目は、比例代表です。全国どこでも「日本共産党」に一票を。

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あしたの天気は変えられないけど、あなたの一票で明日の政治は変えられます。── #比例は共産党 一人ひとり今感じている政治への怒り、こう変えてほしいという希望を語ること

2019-07-08 | 国政のこと

 参院選で連日各地で比例は共産党、東京選挙区は吉良よし子と政策の訴えをしています。

 8日は、日野市で市民弁士の方、日本共産党日野市議団のみなさんと街頭からお話ししました。

 市民弁士の方、日野市議団のみなさんのスピーチ。一人ひとり今感じている政治への怒り、こう変えてほしいという希望、共産党への注文と期待、本当に素晴らしかったです。

 「比例は共産党」と広げる上で、一人ひとりの市民や地方議員が比例代表の候補者として思いの丈を語る。そうした力が集まって大きな力に変えていくのが日本共産党です。

 あしたの天気は変えられないけど、あなたの一票で明日の政治は変えられます。

 「希望には二人の娘がいる。一人は怒りであり、もう一人は勇気である。」──これは古代ギリシャの哲学者アウグスティヌスの言葉です。希望をつくりだす力は、怒りと勇気です。

 怒りと勇気を訴えて、希望をつくりだしたい。共産党は赤いガーベラを掲げて選挙をたたかっています。花言葉は、希望と情熱。希望を語るには情熱が必要なんです。

 

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政治を変える力は、一人ひとりにあります。政治の主役はあなたです。

2019-07-06 | 国政のこと

 参議院選挙の期日前投票が始まっています。

 参議院選挙の投票は2回あります。

 1回目は、選挙区です。東京選挙区は「吉良よし子」。別の選挙区の方は、共産党の候補者か野党統一候補へ一票をお願いします。

 2回目は、比例代表です。全国どこでも「日本共産党」に一票をお願いします。

 政治を変える力は、一人ひとりにあります。政治の主役はあなたです。

 共産党の参院選政策→http://www.jcp.or.jp/senkyo2019/  
 共産党の選挙区候補と野党統一候補一覧→https://www.jcp.or.jp/web_senkyo/list2019.html

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