前回はぐらふぃっくわーくすでラフを描きました。
高価なグラフィックソフトは拡大しても拡大しても線になるようなイメージにできます。
720dpiというのは1インチに720分の1ドットという高精度なものになります。
これだけの大きなデータを作るにはメモリが必要になります。
高精度のイメージを修正する場合は線で描いたポリゴンの座標調整になります。
一般的に細部調整はこの作業をいいますが、
このソフトではラフは目安線でだいたいのモチーフでよいです。
ドットも細かくないので、ドット打ちに慣れれば誰でもできます。
Aキャラクタの目の部分を拡大しました。今やっていることは
左右の目のバランスを決めることです。ドット数を計算して細部の調整をします。
実際にモチーフを本当に真似るには定規で計測します。
そこでコピー機などを使って拡大して比率を確かめていきます。
ウチは工芸の仕事をしていたのでバランスはとても重要なことはよくわります。
目で見ながら写すとアバウトなところまでは行けますが、
時には正確に出さないと思う絵を描くことができない場合もあります。
テキトーでいいけど、ここは押さえたいことがあります。気力の勝負です。
では始めます。まず、拡大した位置でポインターをホールドさせて、
座標情報をメモリーさせてlupeでルーペに入ります。
もし、位置が合わない場合はキーボードの上下左右で拡大位置を微調整できます。
この表示はグリーンがペンの色、白がホールドした時の座標の色です。
下の色がよく変わることがありますね。ここで座標情報もメモリーされます。
今ポインターの部分にドットで十字を打ちました。
見てみると目の下まぶたのラインがちょっと違っています。
今回は左の目を基準にして目を下げていきます。
納得いかなかったので、描き直しました。
最初に目を点にしてグルグルグルっと黒目を広げて
とりあえず、完成しました。(ホッ。)
修正版を前回のイラストに載せました。
手を見ながら描いてみました。
こういう具合になりました。ここまでリアルには描かなくてもいいのですが、
捨て書きのようなイメージで爪のところから描いていけば指先のふっくら感が出ます。
手でグーチョキパーなどいろいろなポーズをつくって慣れていきましょう。
ケータイを持った時のポーズとかコーヒーカップを握るポーズができれば
電話があったシーン、休憩のシーンなどマンガでも生かすことができます。
今はWindowsでアプリをこさえて、やっとこさドット絵をトライ中。
2020年から制作ツールを無料で公開予定です。
http://wood-art.main.jp/www-hp/bluedraw/
こんなことも☆
原発の再稼働反対運動は高まっています。しかし、政府は動くようには見えません。
原発で発電しない新しいエネルギーを活用すべきだろうと思います。
日本でも柏の葉スマートシティのようにエリア内で発電することができれば
電力会社と契約しなくても電気を使うことができます。
このようなスマートシティができれば送電線を張り巡らさせなくてもよいです。
電気のロスは送電線でも起こります。
変電所を作り電気の調節をしながら家庭に送られていきます。
調べてみるとかなりのロスがあります。
政府より企業が動かないと日本は変わらないと思います。
例えばこういう案はどうでしょうか?
大型商業施設に住居地区を入れて大型商業施設から電気を買うようにすれば
居住者も商業施設を利用するので、個人的な電気の負担が軽減されたり
するような感じがします。そうなればいいかなと、
でも、六本木ヒルズが自家発電ですから、かなり負担がかかる気もします。
現実を見ることも大事ですが、将来を考えるのもいいなぁと思いました。