「トルコ編(2011年)」です。
前回まで2回のルノーのフラッグシップに続いてはプジョーから。
「508」ですね。
この車両はイスタンブール空港内に展示されていたもの。
従来は「407」と「607」というモデルがあったものを統合したもので、大型化してきた「407」と、フラッグシップであった「607」の顧客が満足出来るような仕様、さらには、最近、ヨーロッパで進んでいるダウンサイジング化も見据えています。
ただ、さすがにボディは大きく、全長4800mm、全幅1860mm、全高1460mm。
組み合わされるエンジンは全車、直4で、ガソリンが1.6L、ディーゼルが1.6L、2Lです。
エンジンについては、フラッグシップであることや、他社のライバルとの関係もあるでしょうから、最終的にはV6が追加されるように思います。
それにしても、相変わらずの美しいボディ形状でした。
この美しさを出すには、それなりの大きさも必要なのでしょうが、この優雅さや気品のようなものを他メーカーが取り入れないのは不思議な気がします。
きっと、全体の仕上げやバランスがキーポイントなのだと思いますが、ゆったりと乗るには最高の車だと思います。
一方で、映画、「TAXi」の続編が製作されるなら、この車も面白いな、と期待をしてしまいますが(笑)。