「トルコ旅行記」の第50回目。
「ゼルベの谷」の説明にて、現地ガイドさんが「このあたりにはイタチがたくさんいます」と言われたので、心の中で「イタチがそんなにたくさん生息出来る訳がない」と反射的に思ってしまいました。
その理由ですが、小動物を食べる肉食のイタチが生活していくには、それに応じた量のエサが必要。
よって、一般的にはそれなりの広さ毎に1匹くらいしかいないものです。
現地ガイドさんが言われるように「たくさんいる」ためには、私達の足元を(エサの)ネズミが走り回っているくらいでないと、辻褄が合いません。
と言うことで、その動物の正体を探ってみると、発見!
確かに、じっくりと探すとたくさんいますが、これはネズミの仲間ですね。
顔つきは、リス科のプレーリードッグにも似ていますが、サイズ的にもネズミ科でしょう。
さて、現地ガイドさんですが、「日本でイタチと呼ばれる動物はこういうもの」だと思っておられたもよう。
きっと、一番始めに彼に説明した日本人が「あの動物は日本ではイタチと呼んでいる」とか言ってしまったのでしょう。
以前、「トカゲ or イグアナ」の話も書きましたが、動物の場合、地域が異なると生息する同等の動物がいなかったりすることもあるので、訳すのが難しいこともあるのでしょうね。
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by TREview