tyokutaka

タイトルは、私の名前の音読みで、小さい頃、ある方が見事に間違って発音したところからいただきました。

揚子江ラーメン

2005年06月28日 23時10分20秒 | Weblog
こちら関西、特に大阪はうどんの文化である。ラーメンはあまり根付いているようではなく、手打ちそばの店が最近奈良でも増えてきた。しかし、若者を中心にラーメンが広まりつつある。

ラーメン好きの向きには悪いが、総じて私が入るラーメンの店は味がよくない。その理由として、私自身が、薄味を好むというのがあるが、ブタか鳥の骨からとったダシは、これ腐っているんじゃないかと思うようなにおいを立てるものを出す店もある。この店は、チェーン店であちこちにあるが、ここ数年は行くこともなかった。なぜなら、腹がすいているときに、通りがかりの道にその店を見ることがなかったからだ。ただ、今度の職場の近くに、その店がある。あの店に吸い込まれるのは時間の問題か?

大阪の北区に「揚子江ラーメン」という店があった。最近、大阪の北区はどこも再開発が盛んで、ビルが次から次へとつぶされては、建てられる。その再開発の波に飲み込まれて、その店も消えたと思った。最後に行ったのが、後輩たちと飲みに行った帰りで、思い出深い。

残念に思っていたら、割と近くでひっそりと店を出していた。店員のイントネーションから、生粋の中国人だとわかる。

本当に揚子江の周辺でこんなラーメンを食べるのかどうかわからないし、あの川も相当な長さを誇るから、一概にこのラーメンをその流域で食べているとはおもえないが、薄味で春菊が入って、細い麺はまさしく私好みの味である。

あの川にはワニがいるらしい、名前はそのものズバリ「ヨウスコウワニ」ワニの生息する北限らしく、冬には冬眠するそうだ。店には何の関係もないが。