tyokutaka

タイトルは、私の名前の音読みで、小さい頃、ある方が見事に間違って発音したところからいただきました。

加古隆「パリは燃えているか」

2006年03月30日 23時29分11秒 | 音楽
(NHKスペシャル「映像の世紀」オリジナルサウンドトラック完全版:Sony Record 2000)

今日借りてきたのが表題のタイトルのCD。元はNHKスペシャルの中で使われていたBGMだが、そのスケールの大きさに圧倒される。「映像の世紀」は1995年から96年にかけて放送された番組だ。映像という記憶手段が成立して100年という節目で、世界中から記録映像を掘り起こし、同時代の記録映像を見せていくという企画であったが、その映像は圧倒される物が多かった。その後も時々再放送されているがこれをよくビデオに録画した・・・のだが、自宅のNHKがキレイに映らず、一回の放送の放送時間が結構長いからビデオテープばかりがかさむと言う事態に直面した。あれだけせっせと録画したにもかかわらず、その後見る機会に恵まれていない。本当は、DVDのセットの方で、こちらの価格は結構高いものとなっている。でもいつか欲しいな。

加古氏はこの放送企画に対して、100曲程度のBGMを用意した。ただし、歌詞を付けるのではないBGMは、曲のアレンジが比較的容易で、ピアノやオーケストラ。管楽器で録音する事もあれば、ジャズバージョンといった具合にかえる事も出来る。
メインとなるのはCDのタイトルにも採用されている「パリは燃えているか」。おそらく一度くらいは耳にされた事もあると思う。

「映像の世紀」という番組から加古氏の存在を知り、そのサウンドトラックも手に入れた。しかし、完全版として再編集されていたのは最近まで知らなかった。レンタルショップで見つけて借りてきたのだ。番組の放送終了から10年がたったが、いまだにi-pod miniに入れてまで聞くこのアーティスト。聞くべき曲がまた増えた。