霞ヶ浦のほとりで

徒然なるままに

「正しく」とは

2018-04-15 21:52:24 | つぶやき
道徳は「清く 正しく 美しく」と教えます。この内の「正しく」について、これだと確信できるものがありました。
それは、小学生の頃に本能という言葉を知った時です。赤ん坊がおっぱいを吸ったり、蛇を見て恐怖を感じるなど、誰にも教わらないのに生まれながら備わっている能力は絶対に間違い無いから、純粋に本能に従って生きている動物達の行動を見習えば正しいのだと考えたのです。
でも、そこは弱肉強食の世界で種が違うものを殺すのは認められることになります。人間が家畜を食べることも種が違うからということで正当化されます。
しかし、捕食の凄惨さはとても受け入れられない気持ちも強く、また動物や昆虫の営みはことごとく人間の道徳や倫理に反するものです。この矛盾は結局「動物は何故捕食をしなければならないのか」と「動物である人間の特殊性は何か」という問題になります。

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