徳ちゃん繁昌リポート

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【現場通信記】魚好きは困惑?水産業の現状

2016年02月02日 | 仕事モード
寒い2月ですね。昨日は福岡市鮮魚市場の市場会館で定例の福岡市水産業振興審議会があり出掛けてきました。福岡に生まれ育った恩返しじゃないけど何か地元に役立てればと引き受けた訳で平成24年からこの委員を続けています。

審議会委員は22名にオブザーバーとして実務担当が15名出席。構成は学識経験者として大学教授や市議会議員から料理研究家、消費生活相談員、そして流通の専門家として私が席を並べ、関係先や行政機関のトップなど福岡市の水産業を支える蒼々たるメンバーが一堂に介する会議です。議題は福岡市水産業総合計画策定についての漁場の環境保全や整備から後継者の育成、新規事業、経営関連、販売力強化、市民との繋がりなど盛り沢山でした。そして水産業総合計画策定に向けた事前調査の結果発表もあり、各委員からの積極的な質疑応答で今回も白熱していましたね。

水産業界の取り巻く環境は実に厳しく、海外の和食ブームで漁獲高が激減、漁師さんの高齢化と後継者不足、中高年の魚好きに対して若い消費者は魚離れ?課題山積だからこそ産業の育成や振興への起爆剤が必要なのです。専門の分科会を結成してもっと時間掛けた協議や企画立案などもやってみたいと思いましたよ。

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