徳ちゃん繁昌リポート

《あなたの笑顔が周りを幸せに、ひと言が一人一人を元気づける》

鉄砲も数撃ちゃ当たる方式では通用しない

2011年11月02日 | 出張先々
いよいよ今年も歳末商戦がやってきましたが、朝刊に入る折り込みチラシの量、当然のように送られてくるDMのはがき、持ち歩くポイントカードの枚数など半端ではありませんよね。まさに企業論理と店都合が客(潜在客含め)の意向も考えずにまかり通っている感じです。

昔のチラシはスーパーマーケットが主体、いまや紳士服店からドラッグストア、家具店、通販会社、不動産情報、パチンコ店まで氾濫状態、ポイントカードに至っては何処彼処の店も発行するようになりました。
チラシやダイレクトメールなど一種の麻薬みたいなもので打ち続けねば客は来ないと不安抱く経営者!?また、ポイントカードも客集めの手段として宝の持ち腐れ状態の店も多いようですね?一度、チラシやポイントカードの効果測定をお勧めします。算出すればどんなに効率悪いかがお分かりいただけると思いますよ。客は個客として扱われたいはずで、やはりワントゥワンが今どきの集客のキーワードでしょうね。
指導先の量販店ではその部分の経費圧縮に着手し、売上高を落とすことなく販促&広告宣伝コストを半分近く下げることに成功しました。また目玉乱売を減らし粗利を2%以上アップした店も出てき始めましたよ。

バフル期のようにお金いっぱいあればですが、中小企業は経費対効果が最優先課題で、何と言っても販売促進の総点検と改善が急務と言えます。あくまでも主体は客であり客がほんとうに望んでいるのか再確認するべきでしょうね。見えない客相手に(下手なじゃなくて)無駄な鉄砲も数撃ちゃ当たる方式?もう通用しないようですよ。


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