徳ちゃん繁昌リポート

《あなたの笑顔が周りを幸せに、ひと言が一人一人を元気づける》

新幹線効果!「たまて箱」も観光の一躍担って

2012年03月17日 | 出張先々
九州新幹線の全線開業から丸一年。利用実績によると博多-熊本間は在来線特急だった前年同期に比べ37%増の896万人、熊本-鹿児島中央は65%増の514万人だったそうです。毎月の出張で利用する私も貢献者の一人でして、前の「特急つばめ」のように車窓の風情は楽しめませんが、シックな車内にゆったり座席で乗り心地満点、ほんと快適で言うことありません。博多―鹿児島間1時間19分、新大阪―鹿児島間3時間45分と時間も短縮、新幹線効果で指宿など南部の観光地はウハウハ状態だそうですよ。

新幹線開通で運行を始めた鹿児島から指宿を結ぶ観光特急列車「指宿のたまて箱」号(通称「いぶたま」)も大変な人気で年間乗車率80%超という繁昌ぶりです。
車体も車内もびっくりの「たまて箱」。車体の塗装は正面が左右で黒と白に塗り分けられ、側面もその塗装が続く、すなわち、海側が真っ白、山側が真っ黒と左右で違った色に塗り分けられているとか!?その上、「たまて箱」のイラストや箱を包んでいる紐をアレンジしたストライプが賑やかに描かれています。ミストの煙に驚き、海側で窓を向いた座席、応接間風のソファーと棚、可愛らしい椅子、隣の車両に移る連結部分に掛けられた「のれん」、棚の一角には「たまて箱」のイラストが描かれた収納スペースなど、ほんとメルヘンチックな列車で南の楽天地に向うっていう感じです。うなずけるいろんな仕掛けが網羅されていて、ちびっ子連れや家族団らん、フルムーンやカップルなどには最高の旅のひと時かも知れませんね。

「たまて箱」も功を奏して指宿市内の宿泊客はこの1年で前年比16万人増加、観光客の数も2~3倍に、名物砂むし温泉や周囲の観光名所、池田湖や開聞岳、長崎鼻なども大賑わい、寂れ掛けたホテルも旅館も一気に元気取り戻し、タクシーやレンタカーも笑いが止まらないそうです。指宿観光大使じゃありませんが、とにかく素朴で風光明媚な素晴らしい土地柄!今年のGWもきっと全国各地から人がどっと押し寄せて来て、笑いが止まらないこと間違いないでしょうね。

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