徳ちゃん繁昌リポート

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【現場通信記】「おもてなし」言うは易く行うは・・・

2015年10月02日 | 仕事モード
2020年東京五輪を招致するプレゼンテーションの場で滝川クリステルさんが口にした「お・も・て・な・し」は流行語となり記憶にも新しいところですが、そのテーマで今回、講習を依頼され「言うは易く行う(伝える)は難し」と実感しています。

「もてなし」とは「持って」「成す」、つまり「もの」をもって成し遂げるということ。心を込めて準備するなど目に見えない心を目に見えるものに表す。そのための努力や舞台裏は微塵も表に出さず、主張せず、もてなす相手に余計な気遣いをさせないことが「おもてなし」の本質なのです。どの人にも同じではなく、「どうしたらその方に喜んでいただけるか、満足感を感じていただけるか」を常に考え行うことが「おもてなし」であり、最上級の心遣いと言えます。期待を上回る結果、つまり、満足や感動を与えられるのが「おもてなし」ですから、「おもてなし」が相手の期待を上回れば当然ながらお客様はどっと押し寄せ、リピーターと続くはずなのです。そんなこんなを座学だけでなくロールプレイングやビジネスゲームなど用いて楽しく伝えるのが私の役目ということです。

相手を心遣う「もてなし」が本当にあるのなら今回の五輪利権に絡む問題は起きていないはず!?日本人として恥ずかしい限りで、世界中から口だけの「おもてなし」と非難されても仕方ありませんよね。真心の本意とそれを伝える技能、難しければ難しいほどやりがいあるというものです。

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