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雪が降った夜

2011年02月15日 | 日誌

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眠らない大都市東京。その東京の片隅にひっそりと存在する江戸川区にも雪が降ってきました。

小学生の頃、私は市川市のとある小学校に通っていたことは、コアな読者の方はご存じのことだろう。

小学生の頃、何度か雪が降り、電車が止まって足止めを食うことがたびたびあった。

いくら友好関係にある市川市でも(また始まったか!!と思った方はすみません)雪が降って電車が止まり、江戸川区へ帰ることができないとなると、いつ人質として拘束されるかわからない。非常に危険な状態である。

地区別集会という緊急時に発足する委員会みたいなものがあった。6年生になると地区長が選出され地区長が先頭になり、雪やストライキなど帰りが困難な状況を帰り道が同じ人間が集まり力を合わせて下校することとなる。

小生もご多分にもれず地区長になりたかった。雪の時に活躍する頼れる地区長になりたかった。地区別対抗ポートボール大会で活躍する地区長になりたかった。僕は東西線地区だった。当時東西線を使って登校する6年生は、僕と同じクラスの男子1名と女子1名。確率は3分の1だ。そのうち、まあ女子はないだろと、いうことで、もう一人の男子と僕の一騎打ちだ。ちなみに地区長は地区の担当の先生が独断で決めていました。6年生になってはじめての地区別集会。地区長人事が先生の口から発表されます。

先生「東西線地区はこの度人数が少ないので、他の地区と一緒になります。方向がそれぞれ違うので地区長はあえて決めません。緊急時は先生の指示に従って行動してください」

恒明少年「チクチョ-ーーー!!」  (ちくしょう!!)

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話は戻って雪の話。まあ結局、6年生の頃は地区別集会の出番は無かったのですが・・・。

雪により東西線や総武線が止まって、学校に足止めを食った岡本少年。市川も絶対安心というわけではない。このままでは、捕虜としていかなる処遇が待ち受けているかと思うと不安でいっぱいだった。

とりあえず、一つ上の姉と合流し、姉弟力を合わせてここから脱出しなければならなかった。

そこでこの岡本姉弟を救ってくれたのが当時の6年生地区長だった。名前は覚えていませんが、彼の的確な誘導で先生に言われた通り皆をまとめ、本八幡から浦安に出るバスに乗り、見事浦安までたどり着くことができた。

しかしここからが問題である。カンの良い読者ならおわかりであろう、たどり着いたところは、浦安なのである。ここで橋を渡って江戸川区へ脱出しなければ、捕虜となり、アサリのむき身の佃煮作りに精を出さないといけない様な過酷な生活が姉弟を待ち受けているのだ。たぶん・・・。

頼りの地区長は、浦安の人なので、さっさと家に帰ってしまった。

姉弟に残された道は極寒の浦安橋越えしかなかった。

岡本姉弟の行く末はいかに!!

ちょうど時間となりました。続きまた今度。

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